明け方のメタファー

Prague 明け方のメタファー專輯

3.街路樹

作詞:鈴木雄太
作曲:Prague

通り雨が窓の上で踊ってる
まるで小さな虫のように流れる
そのうち空は晴れると気にしないで
注いだグラスのくすみを眺める

窓を開け 目的の無い今日を許して
冷たい風 巻き込んで無数の感情をもっと

手のひらに溢れる程 舞い落ちてくる希望を放つのは あなたに届くまで
花びらのように色付き 道が香りだすような 季節に変わるまで

立ち上る霧はどこまで続いてる
視界がぼやけて初めて気付ける
何を頼りにしてたか知らずに
足下ばかりを眺めて歩いてる

道の端でささやく独り言なんて
渦巻いてる排気ガスにかき消されてく

勘違いしてみたことも
大切な風景と美しくなじむまで

静かに止む雨 緩やかに
新しく日差しが和ませて

手のひらに溢れる程 舞い落ちてくる希望を放つのは あなたに届くまで
花びらのように色付き 道が香りだすような暖かな 季節に変わるまで