2.羊、吠える
作詞:櫻井和壽
作曲:櫻井和壽
僕らの現狀に取り立てた變化はない
いいこと「49」
嫌なこと「51」の比率
あまり多くの期待を
もう自分によせていない
ときどき褒めてくれる人に出會う
それで十分
服著た犬は鏡の前
何を思うのだろうか?
ここ2、3日は
そんなことを考えている
狼の血筋じゃないから
いっそ羊の聲で吠える
「馬鹿みたい」と笑う君に
氣付かぬ振りしながら
僕らの信條は50/50だったよね
でもいつしか撲の
愛情だけが膨らんでた
絡めた指に效力(ちから)はない
それを分かってても
自らほどく勇氣もない
まま過ごしている
毆られたなら もう片一方の頰を
差し出すように
潔く生きれたなら
どんなにか素敵だろう
誰かが開けた扉
閉まらぬそのうちに通り拔ける
こんな いやらしい習性に
頭を搔きながら
少し憎みながら
毆られたなら もう片一方の頰を
差し出すように
潔く生きれたなら
どんなにか素敵だろう
狼の血筋じゃないから
今日も羊の聲で吠える
「馬鹿みたい」と笑う君に
氣付かぬ振りしながら
少し憎みながら
深く愛しながら
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