星空列車の汽笛を聞きながら

Kra 星空列車の汽笛を聞きながら專輯

2.街の灯

作詞:景夕
作曲:舞

水銀の灯に彩られた街 蒸気機関の街角で歯車と踊ろう
永遠の暗号でくり返しくり返される人々のドラマなのでしょう

街の灯を見下ろせる丘で僕を見下ろしてる大きな月
風が一吹き草を巻き上げ 次の街へと遠くへと

影絵でできた街角に一人の少女 マッチ売りの可愛らしい影絵の少女
ゲルニカのような街 あの少女は街の影に紛れてもう見つからないまま

マッチの灯さえも影絵の街 全て影絵にする大きな月
風は再び草を巻き上げ 次の街へと遠くへと

ネオンの路地 街は迷路
廃墟のような芸術のような華やかさが隠れた街
永遠と思う程旅をしてくり返される片道の切符を手にして

街の灯が僕に問いかける郷愁を胸に押し付けながら
永遠などない自由な世界へ連れて行ってよ

未来はきっと今生きるこの時、わずかな違いを作る旅人
一人ぼっちの寂しさ連れて次の街へと遠くへと