12.カラマワリ
作詞:村部潤一
作曲:村部潤一
階段を昇る足音 理由もなく感じるリズムに
心躍らせて近付く躰と呼吸 そして頬も染まる
見つからない距離に苛立つ 遮る空気色の無い言葉が
にじんで消えて壊れそうな瞬間を 塗りつぶしていくだけ
誰もいない海になんて騒がしくて捨てられない
求め合えば背中合わせの青 巡り巡る季節の中
近付いたり離れたり 感情は犠牲になってる
あの日傷ついた想いとかさね
臆病な掌は素直に近付けなくて 盗まれたはずの想いは
波に消されて カワラナイ カラマワリ
繰り返す言葉遊びに 覗き込もうと鍵穴に近付く
見える訳もなくただ無防備になれたら 朝日が映しだす現実
人が人を呼んでる街騒がしくて淋しいだけ
逆らっても背中合わせの青
動きだした夜にまみれ近付いても離れても ルールに身をまかせても
多分変えられない僕等の今は
臆病な掌は素直に近付けなくて 盗まれたはずの想いは
夜空に隠れて カワラナイ カラマワリ
求め合った溢れだした二人が持ってた希望 壊れるほどそうしていたい
唇から唇まで探していたその距離で何度でもそうしていたい
多分逆らえない不思議と今は
探しだそう迷わずに僕等の今ってやつを 近く遠い今甘く苦く
確かに感じた カマワナイ カワレナイ
臆病な掌は素直に近付けなくて 盗まれたはずの想いを
夜空に描いても まだ今も カラマワリ カワラナイ カワレナイ
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