2.109(マルキュー)
作詞:秋元康
作曲:伊籐心太郎
傘さえ持たずに
雨の中を飛び出した
濡れてしまえば
頰の淚も消えるから
すれ違う人は
哀れんではくれるけど
私をわかってはくれない
彼の部屋で缽合わせした
あの彼女はどこの誰か教えて
愛はまるで道に迷った エトランゼ
どこへ行けばいいの?
私 一人きりで…
うわの空で步いた
緩い阪を上(のぼ)って
氣づいたら…109
右手に攜帶握りしめて
待っていた
彼の言葉はどんな噓でも頷ける
友達はみんな「遊ばれてるよ」と言うから
誰にも相談できない
女の子は悲しい時
なぜここへと
步いて來るのでしょう?
愛はいつも 出口見えないラビリンス
何か信じたいの
胸の奧の光
通い慣れた店先
流行りの服眺めて
泣かせてよ…109
女の子はここへ來る度
身も心も大人になってゆくの…
愛はまるで道に迷った エトランゼ
どこへ行けばいいの?
私 一人きりで…
うわの空で步いた
緩い阪を上(のぼ)って
氣づいたら…109
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