3.ひこうき雲(シアタ一ガ一ルズver.)
作詞:秋元康
作曲:成瀨英樹
秋から冬への途中 僕たちは
近道したつもりで
やさしさと 風を忘れていたよ
サヨナラつぶやく 君の表情は
陽射しが屆かず
愛はもう 枯れてしまった
空にひこうき雲 白く棚引く線よ
誰の思いが殘るの?
振り向く餘裕もないまま…
時のひこうき雲
爪を立てたみたいに
細く生々しい傷跡
僕はぼんやりと 眺めていた
橫切るどこかの貓は 僕たちを
どんな目で見てるのか?
子どもに落書きされた アスファルト
思い出を跨(また)いでる
どこかで2人は また會えるのかな
記憶の街角 人が多すぎるから
愛はひこうき雲 淡い一筆書き
二度と戾れないあの日に
切なく うしろ髮引かれ…
まるでひこうき雲 淚を 隱すように
遠く 右手を翳(かざ)して
君は悲しみを 見送っていた
空にひこうき雲 白く棚引く線よ
誰の思いが殘るの?
振り向く餘裕もないまま…
愛のひこうき雲 後を追いかけるみたいに
少し 遲れて聞こえた
空を飛ぶ音と 泣いた聲
ひこうき雲 淚を隱すように
遠く 右手を翳(かざ)して
君は 悲しみを 見送っていた
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