2.君の左手
作詞:shogo.k
作曲:shogo.k
編曲:175R、龜田誠治
君と步いていた
少し背中かがめて
茜色に染まる道
細い左手が遠い
線路沿いに見えた
黃金町商店街
錆びたシャッタ一の行列
君と燈した豆電球
時間は止まらなくて
それもわかっていて
それでもどこかで待ってる
獨り善がりの色褪せぬ日々
この胸からこの聲から
溢れ出すよ
巡りゆく季節に
君の聲が君の夢が
かき消されて
もう屆かぬ戀の唄
ほつれた糸を辿れば
いつもの待ち合わせ場所
寂しく伸びる影法師
君の足音が遠くなる
何度叫んでみても
聲にならないくせに
今もどこかで待ってる
小さな君の細い左手
この街からこの空から
溢れ出すよ
巡りゆく季節に
君の聲が君の夢が
かき消されて
もう葉わぬ戀の唄
この胸からこの聲から
溢れ出すよ
巡りゆく季節に
僕と君の輝いた日が
かき消されて
もう屆かぬ戀の唄
今も目を閉じれは
右手に殘る溫もり
茜色に染まる道
もう戾らない秋の日
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