14.扉の向こうに
作詞:中村一義
作曲:中村一義
時代の向こうで、腐敗のメロディー。
願うフリをしてみて、それが正義だって?
支配の手錠で、この腕は赤に。
それでもウソに背向け行くだけだね。
扉を向こうに、向こうに、蹴り上げな。
扉を向こうに、向こうに。声の方へ。
時代の向こうで、繰り返すメロディー。
憂うべき人に捧げ繋ぐように。
支配の熱世情で、誰もが赤に。
それでもウソに背向け行くだけだね。
扉を向こうに、向こうに、蹴り上げな。
扉を向こうに、向こうに。声の方へ。
同情と嘘に慣れた世界はもうやめよう。
うん、そして始めからやり直せばいい。
なぁ、泡の栄光と、
なぁ、なに比べてんだ?
もういい…もういい。
愛せるか? 愛してるさ。
時代の向こうで、支え合うメロディー。
地面と空の間に息づく者へ。
虚像の絶/希望は、その身を赤に。
それでもウソに背向け行くだけだね。
扉を向こうに、向こうに、蹴り上げな。
扉を向こうに、向こうに。声の方、声の方へ。
|