12.狼たちの遠吠え
作詞:長渕剛
作曲:長渕剛
ささやかな うぬぼれに酔いしれ
しあわせの群れからはぐれても
俺は過去を素直に受け入れ
つつましく我が道 旅に出る
赤い山並の上に
青白い三日月がかかる
くたびれきった月の砂漠を
トットッと行く
荒れ果て尽きた大地に突っ立ち
この一本道どこへ流れ続くのか?
ふと聞こえる 狼たちの悲しき遠吠え
銀色の牙をむき
雨を刺し 風を打ち
焼け焦げた魂を
引き裂いても
淋しくて 会いたくて
耐えきれず 泣きながら
そして人は明日へ歩くのだ
君に聞こえるかな
すきとおる瞳に届くかな
希望が西の果てに沈んでも
ありったけの命で叫ぼう
今こそ叫んでみよう
大切な人の名を叫ぼう
胸の高鳴りさえぎらないで
一番大切な人の名を叫ぼう
荒れ果て尽きた大地に突っ立ち
この一本道どこへ流れ続くのか?
ふと聞こえる 狼たちの悲しき遠吠え
銀色の牙が折れ
雨がやみ 風がやみ
焼け焦げた太陽が
昇り来る頃
苦しくて 耐えきれず
泣きながら 駆け上がれ
そして人は名もなき小さな花咲かせる
銀色の牙が折れ
雨がやみ 風がやみ
焼け焦げた太陽が
昇り来る頃
苦しくて 耐えきれず
泣きながら 駆け上がれ
そして人は名もなき小さな花咲かせる
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