11.風越し
作詞:BIKKE・高野寛
作曲:高野寛
風が吹くたび あなたの髪が口元にかかる
風はいつでもそんなふうに
次の言葉をさえぎる
ゆるやかに息をはずませて
ゆるやかな光の中で
踊るようなあなたの足音
風になって空に舞って
揺れる緑のざわめきを感じ
揺れる気持ちのざわめきを感じ
音をたてて鳴っているから
かけずり回る風を見つめ
とぎれとぎれの話と 消えた言葉気にかかる
知らずしらず時は過ぎ 風が指さすところへ
特別赤くもなく ただ淡い色した空模様
何のなつかしさも感じなく 何の匂いもしてこないが
あなたと歩くこの時間が 2人の足音が
なんだか思い出のように 特別な風をはこんでくる
風越しにあなたを見つめては
どこかへふと行きはしないかと
吹かれてしまう私の気持ちは
音をたてて鳴っている
風越しにあなたを見つめ
風越しにあなたを見つめ
風越しにあなたを
風が吹くたび あなたの髪が口元にかかる
風はいつでもそんなふうに
次の言葉をさえぎる
とぎれとぎれの話と 消えた言葉気にかかる
知らずしらず時は過ぎ 風が指さすところへ
風越しにあなたを見つめては
どこかへふと行きはしないかと
吹かれてしまう私の気持ちは
音をたてて鳴っている
風越しにあなたを見つめ
風越しにあなたを見つめ
風越しにあなたを見つめ
風のやまない季節の中
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