暫存

黒崎真音 暫存歌詞
1.十鬼の絆

作詞:黒崎真音
作曲:デワヨシアキ

白銀の夜空 血に染まる野原
遠くの雷鳴 身を委ねた
震える月は 武者の眼差しで
あなたの胸を貫く

何処へ、何処へ、向かえばいい
風に靡く羽衣草
誰も、彼も、交錯していく
乱世の中私は‥

限りない愛、叫んで
毀れそうな明日に
あなたを探してまた、駆けてく
両手の約束 絆を照らしだす
あなたと共に

天と地を結ぶ この世の必定
何千の夢を 蹴散らした
橙の炎 現実感さえ
吐き出してまた焦げ付く

故に、故に、立ち止まって
風に逆らう羽衣草
何も、何も、失わないで
生きていけないから

哀しき月光、閃け
愛しさに塗れて
忘れていた心を、醒まして
両手の狂気も 優しい旋律に
あなたの為に

生命(いのち)がある限り

限りない愛、叫んで
毀れそうな明日に
あなたを探してまた、駆けてく
両手の約束 優しい旋律を
守り抜きたい

あなたと交わした
十鬼の絆


2.千ノ焔

作詞:黒崎真音
作曲:fu_mou

一縷(いちる)の想いは
闇夜に戸惑い震えて
走り去る流星に
願いを託す

この手に残る熱を
睡(ねむ)らせるよりもっと高く
手を伸ばして

羽ばたけ
銀(しろがね)を広げて
誰もが心に宿す焔を
燃やし生きたい
身を焦がしていたい
燃える太陽よりも強く
輝き 解き放ちながら

火の粉を散らし
朝日が夜明けの矢を射て
真綿の雲切り裂き
陽はまた昇る

離れ離れの心
抑え込んだ熱を溶かして
一つになる

羽ばたく
東雲(しののめ)の未来へ
私を呼ぶ声が聞こえるから
恐れず生きたい
もう留まらずに
宿命(さだめ)を知るその時まで
額を 空に翳して

羽ばたけ
護りたいものは
すぐ傍に…愛し焔を
燃やし生きたい
身を焦がしていたい
燃える太陽より強く
輝き 解き放ちながら