Errand

飛蘭 Errand歌詞
1.Errand

作詞:畑亞貴
作曲:菊田大介

凍てついた目が語る
何を亡くして來たの?
信じたい 恐怖には願望の欠片
求めずに生きてると
背を向ける弱さこそ
いつか大事なひと 突き落とす
始まるよ 終わりなき夢の奧に穢れを
埋めたばかりさ
赤く染まれと 切り裂く魂
荒れる風の果てに真實を
ただ捧げたまえ
墮ちる速さが 安堵になるまで
慾望の微笑みを浮かべた 運命に抱かれ

狼狽える聲に釣られ
全て失うつもり?
遲れたら 奇蹟への手掛かりが消える
ふれ合えば熱さゆえ
溶けて行く脆い壁
だけど心震え 立ちすくむ
逃げなさい 常しえに續く罠が扉を
固く閉じても
守り拔くため 命を手にして
瑣碎けるまで何度でも
身を叩きつける
闇の中には 愚かな聖者が
嘲りの禁じられた言葉 運命を殺す

動かぬ感情 染みこむ血の雨が
虛しいとさえ思えぬまま往く
最後に呼ぶ 探したものは何? (探り合うだけ)
まだ判らない今は…

赤く染まれと 切り裂く魂
荒れる風の果てに真實を
ただ捧げたまえ
墮ちる速さが 安堵になるまで
慾望の微笑みを浮かべた 運命に抱かれ
Maiden's Errand


2.scat blue

作詞:中山真斗
作曲:中山真斗

鄰に並ぶ肩に 少し 背伸びしたら
言葉が また浮かんでは消えた
巡りくる季節とか
息づく風景も
ほら 空を彩り
何か言いたげで
滲まないよう 優しく
虹を描いて 氣づくよ
この氣持ち生まれた
場所に觸れたら ——そこから
重ねた思いは 青く溶けて
まだ熱い感傷は 君が くれたの
聲に出したら 伝えにいこう
ただ大事で、かけがえない この記憶を
皆 通じ合って 手をつないだ
ただ一つの 愛の唄

始まりの1ペ一ジ
どこかに忘れたら
一緒に 立ち止まってみましょう
真っすぐな願いなら
けなげな偶然が ほら
その行き先を 囁いてくれる
人が出逢った意味は
名もなき色 知るため
教えてくれたのは
君なのでしょう ——今でも
閉じた瞼に 淡く浮かぶ
溫かい感情が 生命 宿すよ
そっと 近くの 街へ送ろう
ただ愛しく、かけがえない そんな奇蹟

重ねた思いは 青く溶けて
まだ熱い感傷を 誰に屆けよう
遙か遠くに 巡り續く
ただ大事で、そこにあった
「ありがとう」を
小さな 兩手に 溢れた雫を
あの日 くれたように
もう一度 空へと掃すのは
きっと 愛の唄