あんたの艶歌

長保有紀 あんたの艶歌歌詞
1.あんたの艶歌

作詞:板橋雅弘
作曲:浜圭介

俄かの雨に ひとつ傘
あんたに余計 差し向ける
惚れられてから 惚れてみた
だけどいまでは 首ったけ
煮てもいんだし 焼いてもいいさ
あんたの色に 染まってみたい

一人がいいと うそぶいた
私の肩を 抱き寄せる
冷たいくせに あったかい
お酒みたいな 人だから
泣いた昔も 忘れるほどに
あんたの胸で 酔わせて欲しい

ひと雨去って 宵の月
明日の風は どこへ吹く
信じてみたい 信じてる
これが最後の 運命(さだめ)だと
生きる憂さまで 道づれにして
ふたりの花を 咲かせて欲しい


2.酒唄

作詞:たきのえいじ
作曲:影山時則

思い断ち切る 酒なのに
飲めば心が 燃え盛る
そばにあなたが いるだけで
しあわせだったわ あの頃は
辛い 辛い 辛い 辛い
酒が今夜も 私を泣かす

聞かずじまいの 胸の内
せめて聞かせて 欲しかった
惚れた分だけ 後を引く
未練と憎さと 愛しさが
寒い 寒い 寒い 寒い
酒が今夜も 私を酔わす

ひとり手酌の 淋しさに
沁みるギターの 弾き語り
旅に出ようか 目を閉じて
逢えないあなたに 逢いにいく
辛い 辛い 辛い 辛い
酒が今夜も 私を叱る