ふたりの夜汽車

西方裕之 ふたりの夜汽車歌詞
1.ふたりの夜汽車

作詞:麻こよみ
作曲:水森英夫

石より痛い 噂の礫(つぶて)
逃(のが)れて来ました ふるさとを
世間を捨てて 過去を捨て
汽車を乗り継ぐ 北の駅
あなた後悔 してないですか
汽笛ひと声 ふたりの夜汽車

二人の膝に コートを広げ
あなたに寄り添い つなぐ指
私がそっと 身を引けば
丸く収まる はずでした
心細さに 震える夜ふけ
頬に涙の 最終夜汽車

命を重ね あなたと生きる
罪なら一生 背負います
港の町か 山間(やまあい)か
明日(あす)はどこまで 流れ行く
離れられない 離れはしない
星が見つめる ふたりの夜汽車


2.ふるさと日和

作詞:たきのえいじ
作曲:水森英夫

駅を降りたら 潮風が
迎えてくれた この俺を
あれから何年 すぎたやら
ふるさとなまりの 懐かしさ
いいもんだ いいもんだ
笑顔が嬉しい ふるさと日和

一度離れて よく分かる
故郷(こきょう)の良さが ぬくもりが
ごぶさた続きと 照れながら
重ねる友との コップ酒
いいもんだ いいもんだ
肩の荷おろして ふるさと日和

胸に描いた 夢がある
心底惚れた 女(ひと)がいる
も一度ここから 出直そか
都会じゃ見えない 空がある
いいもんだ いいもんだ
心もほころぶ ふるさと日和