光をあつめて

藤巻亮太 光をあつめて歌詞
1.光をあつめて

作詞:藤巻亮太
作曲:藤巻亮太

答えは出ないけど歌は続いてゆく
川の流れのように無限の向こう岸へ
君の名を呼んだら涙がこぼれ落ちた
光の街角にも孤独は潜んでるんだね
雪どけの青い空の下 透明な桜の花が咲いていた

春が春が今は見えなくても
薄紅の花びらが風に舞うよ
君よ 僕らは歩いて行こう
今はどんな未来も色を失ったままだけど
光をあつめて

太陽が出ない朝もカーテンを開けてゆこう
渡り鳥と飛んで タンポポのように笑おう
雨に打たれるなら 風に吹かれるなら
未来を憂うより 僕らは歩き出すよ
悲しくて見上げた夜空に目を閉じて
聴こえてきた星の歌

春が春が今は遠くても
あの雲の向こうから日が昇るよ
君を想えば明日を生きられる
時の無常の中に花が咲くと信じながら
今日も

言葉にならない想いを抱えながら生きている

春が春が今は見えなくても
薄紅の花びらを胸に抱いて
君よ 僕ら描いた明日に
春風が吹いたなら そっと心の鍵を開け
光をあなたに
光をあなたに


2.ひとりぼっち

作詞:藤巻亮太
作曲:藤巻亮太

ひとりぼっちが嫌だから 君の携帯に電話かけた
5回鳴って留守電になった そしてまたひとりになった
ひとりぼっちが嫌だから いつもよりちょっと遅く帰った
ネットを何個か覗いたけど どこのサイトも面白くないや
ひとりぼっちが嫌だから 浮気心がちょっと芽生えて
メールでも送ってみようかな 君の顔が浮かんでやめにした

いつまでこんなしょうもない事してるんだろう
最後の電車は行ってしまったよ

さっきまで笑えてたのにどうして
寂しい気持ちの中に沈んでしまうよ
誤摩化してきた想いがあるんだな
ねえ君と向き合えた日々の夢が
色褪せてしまう明日なら
心の全てを君に話そう
今 聞いてほしい

ひとりぼっちは嫌だけど ひとりぼっちになってしまう
ひとりぼっちが嫌なのに ひとりぼっちにさせてしまう
愛が欲しくて抱き合うのに 愛が苦しくて逃げ出したり
身勝手は押しつけ合うのに 無条件は受け入れられるかな

甘えたり甘えられたり 遠慮したりされたり
縛っても突き放してもそれは愛の裏返し

訳もなく涙出そうな夕暮れ
人は結局ひとりだと言い聞かせても
なぜだろう 君が恋しくなるよ
もし明日が地球最後の日だったら
後悔だらけ おかしいな
そんな風に生きてきたつもりじゃなかったのに

遠く遠く溢れる想いは
君へのものだったさ

本当に大事な事って多くはないんだ
君に好きだよと伝える以外
何も思い浮かばない僕だけど
明日には明日の風が吹くから
今できる事 それはただ想いの全て伝えたい
君の事 好きだよと


3.キャッチ&ボール(Live version)

作詞:藤巻亮太
作曲:藤巻亮太

八月一週目 変化の兆し
南へ吹く風 線路越えて
どうにか明日が見えてきた
散らかり放題の習慣を捨てて
寂しい過去なら燃やしてしまって
どうにか自分をやりついだ
その一歩信じる気持ちだけが支えだけど

この道の向こうには何があるんだろう
怖くて不安なその先の輝き
さよならは悲しくて切ないもんだね
心の隙間に小さな彩りを集めながら

いつかは本物の大人になれるかな
三つ子の魂に振り回されてる
百まで生きれば分かるかな
変わらなきゃ変だし変わってもね
善し悪しさ

あの空の向こうには誰がいるんだろう
素敵な出会いが待っているかもしれないな
きっと今できる事するしかないよね
ありきたりだけど想像してみようよ 未来の事

だんだん雲が高くなっていく
入道雲って言うんだっけな
遠い昔のキャッチボールは
相手の胸に投げるんだったな

幸せを幸せと呼べる心になって

目の前に広がった世界の景色は
自分の心のそのままを映してる
さよならはまたいつかどこかで誰かを
愛する強さを持てるための悲しみからの光