1.海へ~
2.~郷愁
3.光と影の中で
作詞:織田哲郎
作曲:織田哲郎
幼い夏の日 夢見た 永遠の輝き
時間(とき)はいつしか 目をふせ 足早に過ぎゆく
恋した瞳 君の言葉 すべてきらめきにふるえてた
今は夜の深いブルーに 沈黙だけが流れてる
何かを手に入れた時 何かをなくしてゆくけど
遠いあの日の夢は 胸にそっと抱いたままで
はるかな港にいつか
たどりつくその日まで
朝日が昇るたびに
帆を上げて 船を出すのさ
緑のときめき ささやく風の声を聞いた
見上げればいつか グレイに切りとられた空
夢を語り合った友達 いつのまにか作り笑い
覚えながら少しずつ 遠ざかっていったよ
手に入れたもの 失くしたもの どちらも数えきれない
今はまだ答えなんて 何も見つからないけれど
はるかな港にいつか
たどりつくその日まで
朝陽が昇るたびに
帆を上げて 船を出すのさ
朝陽が昇るたびに
いかりを上げ 旅立つよ
はるかな港にいつか
たどりつくその日まで
4.夕凪
5.悲しみの向こう側
作詞:織田哲郎
作曲:織田哲郎
いつまでもその笑顔 変わらないでいておくれ
君がどこにいても
昨日のきらめきが 訳もなくまぶしくて
胸の奥刺さっても
心ちぎれそうな夜さえ
涙枯れて眠りにつく
いつか たどりつける
悲しみの向こう側に
いくつかの出会いに 心躍らせて
いくつかの別れ 知るのだろう
どれだけ信じて どれだけ裏切って
夜は明けてゆくのだろう
誰かの愛が君の孤独まで
届くならそれだけでいい
いつか めぐり会える
悲しみの向こう側で
凍った涙 海に沈めて
いつかそっと 溶けだすまで
君の命の輝き
いつも 忘れないで
悲しみの向こう側まで
6.八月の蒼い影
作詞:織田哲郎
作曲:織田哲郎
灼けた心 うらはらに 裸の夏は切なく
暮れ急ぐ情熱の中 グラスに氷はじけた
たまらなく今 君がほしいよ
どんな思い出よりも
八月の蒼い影に 瞳ゆれながら
酔いしれて踊る夢は 行方知らぬまま
潮風に髪をからめて 夕暮れそっとしのびよる
背中まで君をたどれば かすかに愛がきらめく
うつろう退屈に 色をつけるのさ
夜が明けるまで
八月の蒼い影に 鼓動あてもなく
解き放つ夜の匂い 行方知らぬまま
八月の蒼い影に 瞳ゆれながら
酔いしれて踊る夢は 行方知らぬまま
八月の蒼い影に 鼓動あてもなく
解き放つ夜の匂い 行方知らぬまま
7.陽ざしに包まれて
8.夜想
作詞:織田哲郎
作曲:織田哲郎
蒼く月の光が沈む
窓辺にやさしく風が寄り添う
遠い愛の記憶の中で
今も君がほほえみかける
いつか君の夢がかなえばいいね
そっと一人 かすかな祈りだけ届けて
絹の闇が静寂におりて
淡く翳る心が溶ける
胸の奥のはるかな潮騒
ふとなつかしい夜へ誘う
きっと君の想いかなえばいいね
そっと一人 かすかな祈りだけ届けて
いつも君が愛の中にあるように
そっと一人 ひそやかに祈るよ
9.逃亡
10.隠された道標
作詞:織田哲郎
作曲:織田哲郎
見知らぬ命の遠い痛み
シナリオの向こうで 大地がきしむ
自由の意味 捜すための渇きの中で
祈りは今 叫びに変わる
国をこえて 世代をこえて
つむぎ継がれた 夢の数々
あまりにも多くのゲームに隠されたまま
予感だけが確かに包む
生まれくる子供達に 何を伝えるのだろう
錆びついた幻想の中
目の前のパズルに惑わされないように
永遠を見つめて
いつかすべての閉ざされた扉が開く日を信じて
どこまでも広がる大空の果てまで
仕組まれた壁をこえ
翼をひろげて もう一度翔びたつ
勇気を与えて欲しい
いつかすべての閉ざされた扉が開く日を信じて
生まれくる子供達に 何を伝えるのだろう
崩れゆく幻想の中
目の前のパズルに惑わされないように
永遠を見つめて
いつかすべての閉ざされた扉が開く日を信じて
長い夜のあとに 無限の輝きへと
歩みを止める事なく
未来へと続く 絶え間ない鼓動が
ふりそそぐ愛へ 連なる
いつかすべての閉ざされた扉が開く日を信じて
11.君のもとへ帰るよ
作詞:織田哲郎
作曲:織田哲郎
はてしない憧れは まるで蜃気楼のよう
渇ききった心抱いて 歩き続けてきたのさ
大事にかかえた荷物はすべて 捨ててしまえばいいんだ
長い旅を今終えよう
君のもとへ帰るよ
今 君のもとへ帰るよ
心を縛る鎖は ゆがんだ自分の影さ
華やかな宴はいつも 淋しさだけを残して
ポケットの中に 失くした昨日を ずっと握りしめていたんだ
長い旅を今終えよう
君のもとへ帰るよ
今 君のもとへ帰るよ
いつも何かを追いかけていた まるで何かから逃げるように
愛の言葉口にしていた その意味忘れるために
空の青さ今気づいた やっと僕は自由さ
長い旅を今終えよう
君のもとへ帰るよ
今 君のもとへ帰るよ
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