暫存

童謡・唱歌 暫存歌詞
1.線路は続くよどこまでも

作詞:アメリカ民謡
作曲:アメリカ民謡

※せんろは つづくよ どこまでも
のをこえ やまこえ たにこえて
はるかな まちまで ぼくたちの
たのしい たびのゆめ つないでる※

せんろは うたうよ いつまでも
れっしゃの ひびきを おいかけて
リズムに あわせて ぼくたちも
たのしい たびのうた うたおうよ

ランララララ ラランララララ
ラランララララララララ
ランララララ ラランララララ
ラランララララララ
ランラランララン ラン ラン
ランラランラランランラン
ランラランララン ラン ラン
ラン ラランランラン

(※くり返し)


2.おもちゃのマーチ

作詞:海野厚
作曲:小田島樹人

※やっとこやっとこ くりだした
おもちゃのマーチが ラッタッタ
にんぎょうのへいたい せいぞろい
おうまもわんわも ラッタッタ※

△やっとこやっとこ ひとまわり
キューピもポッポも ラッタッタ
フランスにんぎょうも とびだして
ふえふきゃたいこが パンパラパン△

(※くり返し)
(△くり返し)


3.とおりゃんせ

作詞:わらべ唄
作曲:わらべ唄

とおりゃんせとおりゃんせ
ここはどこのほそみちじゃ
てんじんさまのほそみちじゃ
ちっととおして くだしゃんせ
ごようのないものとおしゃせぬ
このこのななつのおいわいに
おふだをおさめにまいります
いきはよいよい かえりはこわい
こわいながらも
とおりゃんせとおりゃんせ


4.やまのおんがくか

作詞:水田詩仙
作曲:ドイツ民謡

わたしゃ おんがくか
やまの こりす
じょうずに バイオリンを
ひいてみましょう
キュキュキュッキュッキュッ
キュキュキュッキュッキュッ
キュキュキュッキュッキュッ
キュキュキュッキュッキュッ
いかがです

わたしゃ おんがくか
やまの うさぎ
じょうずに ピアノを
ひいてみましよう
ポポポロンポロンポロン
ポポポロンポロンポロン
ポポポロンポロンポロン
ポポポロンポロンポロン
いかがです

わたしゃ おんがくか
やまの ことり
じょうずに フルート
ふいてみましょう
ピピピッピッピッ
ピピピッピッピッ
ピピピッピッピッ
ピピピッピッピッ
いかがです

わたしゃ おんがくか
やまの たぬき
じょうずに たいこを
たたいてみましょう
ポコポンポコポン
ポコポンポコポン
ポコポンポコポン
ポコポンポコポン
いかがです

ぼくたちゃ おんがくか
やまの なかま
じょうずに そろえて
ひいてみましよう
タタタンタンタン
タタタンタンタン
タタタンタンタン
タタタンタンタン
いかがです


5.ドロップスのうた

作詞:まどみちお
作曲:大中恩

むかし なきむしかみさまが
あさやけ みて ないて
ゆうやけ みて ないて
まっかな なみだが ぽろん ぽろん
きいろい なみだが ぽろん ぽろん
それが せかいじゅうに ちらばって
いまでは ドロップス
こどもが なめます ぺろん ぺろん
おとなが なめます ぺろん ぺろん

むかし なきむしかみさまが
かなしくても ないて
うれしくても ないて
すっぱい なみだが ぽろん ぽろん
あまい なみだが ぽろん ぽろん
それが せかいじゅうに ちらばって
いまでは ドロップス
こどもが たべます ちゅるん ちゅるん
おとなが たべます ちゅるん ちゅるん


6.ぼうがいっぽんあったとさ

作詞:わらべ唄
作曲:わらべ唄

ぼうが いっぽんあったとさ
はっぱかな はっぱじゃないよ
かえるだよ かえるじゃないよ
あひるだよ
ろくがつむいかに
あめ ざあざあ ふってきて
さんかくじょうぎに ひびいって
あんぱんふたつ まめみっつ
こっペぱんふたつくださいな
あっというまに かわいいコックさん


7.おかあさん

作詞:田中ナナ
作曲:中田喜直

おかあさん なあに
おかあさんて いい におい
せんたく していた においでしょ
しゃぼんの あわの においでしょ

おかあさん なあに
おかあさんて いい におい
おりょうり していた においでしょ
たまごやきの においでしょ


8.むすんでひらいて

作詞:不詳
作曲:ルソー

※むすんで ひらいて
てをうって むすんで
またひらいて てをうって
そのてを うえに
むすんで ひらいて
てをうって むすんで※

(※くり返し)

△むすんで ひらいて
てをうって むすんで
またひらいて てをうって
そのてを したに
むすんで ひらいて
てをうって むすんで△

(△くり返し)


9.ABCのうた

作詞:Traditional
作曲:Traditional

※エー・ビー・シー・ディー
イー・エフ・ジー
エイチ・アイ・ジェイ・ケイ
エル・エム・エン
オー・ピー・キュー・アール
エス・ティ・ユー・
ヴイ・ダブリュー
エクス・ワイ・ズィー
エー・ビー・シー・ディー
イー・エフ・ジー
エイチ・アイ・ジェイ・ケイ
エル・エム・エン※

(※くり返し)


10.がんばろう

作詞:森田ヤエ子
作曲:荒木栄

がんばろう つきあげる空に
くろがねの男のこぶしがある
燃えあがる女のこぶしがある
闘いはここから 闘いは今から

がんばろう つきあげる空に
輪をつなぐ仲間のこぶしがある
おしよせる仲間のこぶしがある
闘いはここから 闘いは今から

がんばろう つきあげる空に
国のうちそとのこぶしがある
勝どきをよぶこぶしはひとつ
闘いはここから
闘いは今から 「おう!」


11.心はいつも夜明けだ

作詞:永山孝
作曲:荒木栄

夕陽がよごれた工場の屋根に
しずめばおれたちゃ街に散らばる
若ものや娘たちの胸に灯をともしに
心にゃ夜はない いつも夜明けだ
心にゃ夜はない いつも夜明けだ

朝日がよごれた工場の窓を
照らせばおれたちゃ職場に散らばる
若ものや娘たちの胸がくもらぬよう
心にゃ夜はない いつも夜明けだ
心にゃ夜はない いつも夜明けだ

夕陽は朝陽は働く仲間
「そうだ!今日もがんばろう!」
やがて展ける未来を照らす
若ものよ娘たちよ胸に誇りもとう
心にゃ夜はない いつも夜明けだ
心にゃ夜はない いつも夜明けだ


12.鎌倉

作詞:芳賀矢一
作曲:文部省唱歌

七里ヶ浜のいそ伝い
稲村ヶ崎 名将の
剣 投ぜし古戦場
極楽寺坂越え行けば
長谷観音の堂近く
露坐の大仏おわします

由比の浜べを右に見て
雪の下村過行けば
八幡宮の御社
上るや石のきざはしの
左に高き大銀杏
問わばや 遠き世々の跡

若宮堂の舞の袖
しずのおだまき くりかえし
かえせし人をしのびつつ
鎌倉宮にもうでては
尽きせぬ親王の みうらみに
悲憤の涙わきぬべし


13.靴が鳴る

作詞:清水かつら
作曲:弘田龍太郎

お手てつないで
野道を行けば
みんな可愛い
小鳥になって
唄をうたえば 靴が鳴る
晴れたみ空に 靴が鳴る

花をつんでは
お頭にさせば
みんな可愛い
うさぎになって
はねて踊れば 靴が鳴る
晴れたみ空に 靴が鳴る


14.たきび

作詞:巽聖歌
作曲:渡辺茂

かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
きたかぜぴいぷう ふいている

さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
しもやけおててが もうかゆい

こがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
そうだんしながら あるいてる

かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
きたかぜぴいぷう ふいている

こがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
あたろうか あたろうよ
そうだんしながら あるいてる

そうだんしながら あるいてる


15.雨

作詞:北原白秋
作曲:弘田竜太郎

雨がふります 雨がふる
遊びに行きたし 傘(かさ)はなし
紅緒(べにお)の木履(かっこ)も 緒が切れた

雨がふります 雨がふる
いやでもお家(うち)で 遊びましょう
千代紙(ちよがみ)折りましょう たたみましょう

雨がふります 雨がふる
けんけん小雉子(こきじ)が 今啼いた
小雉子も寒かろ 寂(さび)しかろ

雨がふります 雨がふる
お人形寝かせど まだ止(や)まぬ
お線香花火も みな焚(た)いた


16.埴生の宿

作詞:里見義
作曲:H.Bishop

埴生の宿も わが宿
玉の装い うらやまじ

のどかなりや 春の空
花はあるじ 鳥は友

おお わが宿よ
たのしとも たのもしや

書読む窓も わが窓
るりの床も うらやまじ

きよらなりや 秋の夜半
月はあるじ 虫は友

おお わが窓よ
たのしとも たのもしや


17.われは海の子

作詞:文部省唱歌
作曲:文部省唱歌

我は海の子白波(しらなみ)の
さわぐいそべの松原に
煙(けむり)たなびくとまやこそ
我がなつかしき住家(すみか)なれ

生れてしおに浴(ゆあみ)して
浪(なみ)を子守の歌と聞き
千里(せんり)寄せくる海の気(け)を
吸(す)いてわらべとなりにけり

高く鼻つくいその香(か)に
不断(ふだん)の花のかおりあり
なぎさの松に吹く風を
いみじき楽(がく)と我は聞く


18.春の小川

作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一

春の小川は
さらさらいくよ

岸のすみれや
れんげの花に

すがたやさしく
色うつくしく

咲けよ咲けよと
ささやきながら

春の小川は
さらさらいくよ

蝦やめだかや
小鮒の群に

今日も一日
ひなたに泳ぎ

遊べ遊べと
ささやきながら


19.Believe

作詞:杉本竜一
作曲:杉本竜一

たとえば君が傷ついて
くじけそうになった時は
必ず僕がそばにいて
ささえてあげるよ そのかたを

世界中の希望のせて
この地球はまわってる

※今 未来の扉をあける時
悲しみや 苦しみが
いつの日か喜びに変わるだろう
I believe in future
信じてる※

もしも誰かが君のそばで
泣き出しそうになった時は
だまってうでをとりながら
一緒に歩いてくれるよね

世界中の優しさで
この地球をつつみたい

今 素直な気持ちになれるなら
憧れや 愛しさが
大空にはじけて光るだろう
I believe in future
信じてる

(※くり返し)

Woo… woo… woo…


20.山口さんちのツトム君

作詞:みなみらんぼう
作曲:みなみらんぼう

山口さんちのツトム君
このごろ少し変よ どうしたのかナ
広場で遊ぼうって言っても
絵本を見せるって言っても
いつも答は同じ 「あとで」
つまんないナァ

山口さんちのツトム君
このごろ少し変よ どうしたのかナ
大事にしていた三輪車
お庭で雨にぬれていた
けさは元気になったかナ
「おはよう」返事がない

山口さんちのツトム君
田舎へ行ってたママが 帰ってきたら
たちまち元気になっちゃって
田舎のおみやげ持ってきた
つんだばかりのイチゴ チョッピリ
すっぱいね


21.あんたがたどこさ

作詞:わらべ歌
作曲:わらべ歌

あんたがたどこさ 肥後(ひご)さ
肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ せんばさ
せんば山には たぬきがおってさ
それをりょうしが 鉄砲(てっぽ)で打ってさ
にてさ 焼いてさ 食ってさ
それを木の葉で チョッとかぶせ


22.権兵衛さんの赤ちゃん

作詞:アメリカ民謡
作曲:アメリカ民謡

ごんべさんの赤ちゃんが かぜひいた
ごんべさんの赤ちゃんが かぜひいた
ごんべさんの赤ちゃんが かぜひいた
そこであわてて しっぷした


23.あわてんぼうの歌

作詞:まど・みちお
作曲:不詳

あわてんぼうの おつかい
用事(ようじ)も きかず
あわてて かけだす
タッタッタッタッタ
一丁目の かどで
気がついて かえる
用事は なんだっけ
タッタッタッタッタ

あわてんぼうも 二度目は
用事を きいて
三丁目の やおやへ
タッタッタッタッタ
二丁目の かどで
気がついて かえる
お金を もってない
タッタッタッタッタ

あわてんぼうも 三度目は
お金を にぎり
やおやへ かけこむ
タッタッタッタッタ
やさいを 買って
お金を 出すと
やさいを もたずに
タッタッタッタッタ


24.夕日

作詞:葛原しげる
作曲:室崎琴月

ぎんぎんぎらぎら 夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む
まっかっかっか 空の雲
みんなのお顔も まっかっか
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む

ぎんぎんぎらぎら 夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む
烏(からす)よ お日を追っかけて
まっかに染(そ)まって 舞って来い
ぎんぎん ぎらぎら 日が沈む

ぎんぎんぎらぎら 夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む
まっかっかっか 空の雲
みんなのお顔も まっかっか
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む


25.おふろのかぞえうた

作詞:高田ひろお
作曲:茅蔵人

ひとつとせ
ひとりお風呂(ふろ)に 入るときゃ
湯加減(ゆかげん)ママに 見てもらおう
ふたつとせ
服を脱(ぬ)ぐときゃ かごの中
キチンと一人で たたもうぜ
イエイエ イエイエ ワォワォワォワォ
イエイエ イエイエ ワォワォワォワォ

みっつとせ
耳を押さえて もぐったら
おシリがプカリと せんすいかん
よっつとせ
よごれたドロンコ ひざこぞう
ちょっぴりスリ傷(きず) 湯にしみる
イエイエ イエイエ ワォワォワォワォ
イエイエ イエイエ ワォワォワォワォ

いつつとせ
いつも湯船(ゆぶね)で おならすりゃ
お湯がプクリと はなちょうちん
むっつとせ
ムンムン湯気(ゆげ)の ガラス窓(まど)
似顔絵(にがおえ)かけば 宇宙人(うちゅうじん)
イエイエ イエイエ ワォワォワォワォ
イエイエ イエイエ ワォワォワォワォ

ななつとせ
七色(なないろ)シャンプーで 洗(あら)ったら
あわぶくゴリラの 出来上がり
やっつとせ
パパといっしょに 入ったら
お湯がザンブリ 大洪水(だいこうずい)
イエイエ イエイエ ワォワォワォワォ
イエイエ イエイエ ワォワォワォワォ

ここのつとせ
キュウッとタオルを しぼったら
おヘソもニッコリ わらってる
とおとせ
とうとうきれいに ピッカピカ
パジャマを着たなら バイバイバイ
バイバイバイバイ 寝てしまお!!


26.ひらいたひらいた

作詞:わらべ歌
作曲:わらべ歌

ひらいた ひらいた
なんの花が ひらいた
れんげの花が ひらいた
ひらいたと 思ったら
いつのまにか つぼんだ

つぼんだ つぼんだ
なんの花が つぼんだ
れんげの花が つぼんだ
つぼんだと 思ったら
いつのまにか ひらいた


27.こいのぼり

作詞:近藤宮子
作曲:小出浩平

やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとうさん
ちいさいひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる

やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとうさん
ちいさいひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる


28.汽車

作詞:不詳
作曲:大和田愛羅

今は山中(やまなか) 今は浜
今は鉄橋渡るぞと
思う間も無く、トンネルの
闇(やみ)を通って広野原(ひろのはら)

遠くに見える村の屋根
近くに見える町の軒(のき)
森や林や田や畠(はたけ)
後(あと)へ後(あと)へと飛んで行く

廻(まわ)り燈篭(どうろう)の画(え)の様(よう)に
変る景色のおもしろさ
見とれてそれと知らぬ間に
早くも過ぎる幾十里(いくじゅうり)


29.きんたろう

作詞:石原和三郎
作曲:田村虎蔵

まさかりかついで きんたろう
くまにまたがり おうまのけいこ
ハイ シィ ドウ ドウ ハイ ドウ ドウ
ハイ シィ ドウ ドウ ハイ ドウ ドウ

あしがらやまの やまおくで
けだものあつめて すもうのけいこ
ハッケヨイヨイ ノコッタ
ハッケヨイヨイ ノコッタ


30.牛若丸

作詞:不詳
作曲:不詳

京(きょう)の五条(ごじょう)の橋(はし)の上、
大(だい)のおとこの弁慶(べんけい)は
長い薙刀(なぎなた)ふりあげて、
牛若めがけて切りかかる。

牛若丸は飛び退(の)いて、
持った扇(おうぎ)を投げつけて、
来い来い来いと欄干(らんかん)の
上へあがって手を叩(たた)く。

前やうしろや右左(みぎひだり)、
ここと思えば又(また)あちら、
燕(つばめ)のような早業(はやわざ)に、
鬼(おに)の弁慶あやまった。


31.山のワルツ

作詞:香山美子
作曲:湯山昭

すてきなやまの ようちえん
はちじになると
リスのぼうやが やってきます
ロンリムリム ロンラムラム
ロンリムリムロン

すてきなやまの ようちえん
くじになると
やぎのぼうやが やってきます
ロンリムリム ロンラムラム
ロンリムリムロン

すてきなやまの ようちえん
じゅうじになると
くまのぼうやが やってきます
ロンリムリム ロンラムラム
ロンリムリムロン


32.シャベルでホイ

作詞:サトウ ハチロー
作曲:中田喜直

シャベルでホイ せっせこホイ
もぐらのおじさん 道普請(みちぶしん)
そらホイ どっこいざっくりホイ

朝からホイ 晩(ばん)までホイ
もぐらのおじさん 休まずに
そらホイ どっこいざっくりホイ

今年はホイ 娘(むすめ)がホイ
もぐらの学校の 一年生
そらホイ どっこいざっくりホイ

それまでホイ なんとかホイ
近道(ちかみち) 横丁(よこちょう)の道普請
そらホイ どっこいざっくりホイ


33.おもいでのアルバム

作詞:増子とし
作曲:本多鉄麿

いつのことだか 思(おも)いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
うれしかったこと おもしろかったこと
いつになっても わすれない

春(はる)のことです 思いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
ぽかぽかおにわで なかよく遊(あそ)んだ
きれいな花も 咲(さ)いていた

夏(なつ)のことです 思いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
むぎわらぼうしで みんなはだかんぼ
おふねも見たよ 砂山(すなやま)も

秋(あき)のことです 思いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
どんぐり山の ハイキング ラララ
赤(あか)い葉(は)っぱも とんでいた

冬(ふゆ)のことです 思いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
もみの木かざって メリークリスマス
サンタのおじいさん 笑(わら)ってた

冬のことです 思いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
寒(さむ)い雪(ゆき)の日に あったかい部屋(へや)で
たのしいはなし ききました

一年じゅうを 思いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
桃(もも)のお花も きれいに咲いて
もうすぐみんなは 一年生(いちねんせい)


34.とんとん友だち

作詞:サトウハチロー
作曲:中田喜直

とんとん友だち みんなで九人
一(い)っちゃん 二(じ)ろくん 三(さ)ぶちゃん
四(し)ゲ坊 五(ご)ろちゃん
六(ろく)んぼ 七(なな)ちん 八(や)っちゃんこに
九(きゅう)どんどん
誰(だれ)かが叱(しか)られた みんなでごめんなさい

とんとん友だち かぞえて九人
いっちゃん じろくん さぶちゃん
四ゲ坊 ごろちゃん
ろくんぼ ななちん やっちゃんこに
きゅうどんどん
誰かがくしゃみした みんなが風邪(かぜ)ひいた

とんとん友だち 仲よし九人
いっちゃん じろくん さぶちゃん
四ゲ坊 ごろちゃん
ろくんぼ ななちん やっちゃんこに
きゅうどんどん
誰かが怪我(けが)をした みんながべそかいた


35.はじめての僕デス

作詞:関沢新一
作曲:中村勝彦

こんど こしてきた
ぼくデス
はじめましてと きちゃうんだ
べんきょう それほど
とくいじゃナイ
ケンカも いうほど
強くナイ
月火水木 いっしゅうかん
なかで 日曜が だいすきで
へいきんてんの こどもだい
ワカッテ クレタラ
ケッコウ ケッコウ
こんな ぼくです
よろしく たのみます

こんど こしてきた
ぼくデス
2DK(デーケー)と きちゃうんだ
男は おやじと このぼくで
女は かあさん
ただ ひとり
2対1でも ぼくんちじゃ
1が いつでも いばってる
へいきんてんの 一家(いっか)だい
ワカッテ クレタラ
ケッコウ ケッコウ
こんな ぼくです
よろしく たのみます

こんど こしてきた
ぼくデス
メンドウタノムと
きちゃうんだ
マンガみるとき サイコウだ
ガールフレンド バツグンだ
おやつが いっぱい
ゴキゲンだ
こづかい ちょっぴり
サイテイだ
へいきんてんで がんばるさ
ワカッテ クレタラ
ケッコウ ケッコウ
こんな ぼくです
よろしく たのみます


36.インディアンがとおる

作詞:山中恒
作曲:湯浅譲二

インディアンが とおる
アッホイアッホイ アッホイホイ
ちいさなはなを みつけてとった
アッホイアッホイ アッホイホイ
だれにおみやげ やるのかな
アーホホホホ ホー

インディアンが とおる
アッホイアッホイ アッホイホイ
ちいさなきのみ みつけてとった
アッホイアッホイ アッホイホイ
だれにおみやげ やるのかな
アーホホホホ ホー


37.へんなABC

作詞:桜井順
作曲:桜井順

さんかく足でた A A
ひょうたん半分 B B
三日月(みかづき)ヴィタミン C C
おなか出る出る D D
お山はきもちが E E
入れ歯(ば)はずれて F F
タヌキ腹(はら)切って G G
飛べ飛べ天まで H H
ただひとすじの I I
つり針エサない J J
ゆびわキラキラ K K
3時だオヤツだ L L

ちゃぶ台ちょっとひっこむ M M
のぼって落ちてまたのぼる N N
お金がないのよ O O
車のホテルは P P
シッポが穴から Q Q
あれはネズミで R R
8の字アチ無いコチ無い S S
郵便局(ゆうびんきょく)ヤネない T T
ふるさとアイ・ラブ U U
Uの字トンガラがって V V
VVデートで W W
VVくちづけ X X

パチンコゴムない Y Y
たたんでおしまい Z


38.子守り歌

作詞:わらべ歌
作曲:わらべ歌

ねんねん ころりよ
おころりよ
ぼうやは 良い子だ
ねんねしな

ぼうやの おもりは
どこへ行った
あの山 越えて
里へ行った

里の 土産(みやげ)に
何もろた
でんでん太鼓(たいこ)に
笙(しょう)の笛


39.ずいずいずっころばし

作詞:わらべ歌
作曲:わらべ歌

ずいずい ずっころばし
ごまみそ ずい
ちゃつぼに おわれて
トッピンシャン
ぬけたら ドンドコショ
たわらの ねずみが
米くって チュー
チュー チュー チュー
おとさんが 呼んでも
おかさんが 呼んでも
いきっこなしよ
井戸のまわりで お茶碗かいたの だあれ


40.山寺の和尚さん

作詞:不詳
作曲:服部良一

山寺(やまでら)の和尚(おしょう)さんが
毬(まり)はけりたし 毬はなし
猫をかん袋に 押し込んで
ポンとけりゃ ニャンとなく
ニャンがニャンとなく ヨイヨイ

山寺の狸(たぬき)さん
太鼓(たいこ)打ちたし 太鼓なし
そこでお腹(なか)を チョイと出して
ポンと打ちゃ ポンと鳴る
ポンがポンと鳴る ヨイヨイ


41.ほたるこい

作詞:わらべ歌
作曲:わらべ歌

ほう ほう ほたる来い
あっちのみずは にがいぞ
こっちのみずは あまいぞ
ほう ほう ほたる来い

ほう ほう ほたる来い
あっちのみずは にがいぞ
こっちのみずは あまいぞ
ほう ほう ほたる来い

ほう ほう ほたる来い


42.でんでらりゅうば

作詞:不詳
作曲:長崎県わらべうた

でんでらりゅうば
でてくるばってん
でんでられんけん
でてこんけん
こんこられんけん
こられられんけん
こんこん


43.春よ来い

作詞:相馬御風
作曲:弘田龍太郎

春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒(はなお)の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている

春よ来い 早く来い
おうちの前の 桃の木の
蕾(つぼみ)もみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている


44.すずめのお宿

作詞:不詳
作曲:フランス民謡

すずめ すずめ
お宿は どこだ
チチチ チチチ
こちらで ござる

おじいさん おいでなさい
ごちそう いたしましょう
お茶に お菓子
おみやげ つづら

さよなら 帰りましょう
ごきげん よろしゅう
来年の 春に
またまた まいりましょう

さよなら おじいさん
ごきげん よろしゅう
来年の 春の
花咲く 頃に


45.池の鯉(こい)

作詞:不詳
作曲:不詳

出て来い、出て来い、池の鯉。
底(そこ)の松藻(まつも)のしげった中で、
手のなる音(おと)を聞いたら来い、
聞いたら来い。

出て来い、出て来い、池の鯉。
岸(きし)の柳(やなぎ)のしだれた陰(かげ)へ、
投げた焼麩(やきふ)が見えたら来い、
見えたら来い。


46.日の丸の旗

作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一

白地に赤く
日の丸染めて、
ああうつくしや、
日本の旗(はた)は。

朝日の昇る
勢(いきおい)見せて、
ああ勇ましや、
日本の旗は。


47.一番星みつけた

作詞:生沼勝
作曲:信時潔

一番星みつけた。
あれあの森の
杉の木の上に。

二番星みつけた。
あれあのどての
柳の木のうえに。

三番星みつけた。
あれあの山の
松の木の上に。


48.浦島太郎

作詞:不詳
作曲:不詳

昔昔(むかしむかし)、浦島は
助けた亀(かめ)に連れられて、
龍宮城(りゅうぐうじょう)へ来て見れば、
絵にもかけない美しさ。

乙姫様(おとひめさま)の御馳走(ごちそう)に、
鯛(たい)や比目魚(ひらめ)の舞踊(まいおどり)、
ただ珍(めずら)しくおもしろく、
月日のたつのも夢の中(うち)。

遊(あそび)にあきて気がついて、
お暇乞(いとまごい)もそこそこに、
帰る途中(とちゅう)の楽しみは、
土産(みやげ)に貰(もら)った玉手箱(たまてばこ)。

帰って見れば、こは如何(いか)に、
元(もと)居た家も村も無く、
路(みち)に行きあう人々は、
顔も知らない者ばかり。

心細(こころぼそ)さに蓋(ふた)とれば、
あけて悔(くや)しき玉手箱、
中からぱっと白煙(しろけむり)、
たちまち太郎はお爺(じい)さん。


49.手まり歌

作詞:武内俊子
作曲:松島彜

てんてんてん、
天神さまのお祭りで、
てんてん手まりを買いました。
てんてん手まりはどこでつく。
梅のお花の下でつく、
下でつく。

てんてんてん、
天神さまの石段は、
だんだんかぞえていくつある。
だんだんかぞえて二十段。
段の数ほどつきましょう、
つきましょう。


50.かもめの水兵さん

作詞:武内俊子
作曲:河村光陽

かもめの水兵さん
ならんだ水兵さん
白い帽子(ぼうし) 白いシャツ 白い服(ふく)
波にチャップ チャップ
うかんでる

かもめの水兵さん
かけあし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波をチャップ チャップ
越(こ)えてゆく

かもめの水兵さん
ずぶぬれ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波でチャップ チャップ
おせんたく

かもめの水兵さん
なかよし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップ チャップ
揺(ゆ)れている


51.ちょうちょう

作詞:野村秋足
作曲:スペイン民謡

ちょうちょう ちょうちょう
菜の葉にとまれ
菜の葉に飽(あ)いたら
桜にとまれ
桜の花の 花から花へ
とまれよ あそべ
あそべよ とまれ


52.キャンプだホイ

作詞:マイク真木
作曲:マイク真木

キャンプだホイ キャンプだホイ
キャンプだホイホイ ホーイ
キャンプだホイ キャンプだホイ
キャンプだホイホイ ホーイ
はじめて見る山 はじめて見る川
はじめて泳(およ)ぐ海
今日から友だち 明日(あした)も友だち
ずっと友だちさ

キャンプだホイ キャンプだホイ
キャンプだホイホイ ホーイ
キャンプだホイ キャンプだホイ
キャンプだホイホイ ホーイ
はじめて見る鳥 はじめて見る虫
はじめて遊(あそ)ぶ森(もり)
今日から友だち 明日も友だち
ずっと友だちさ

キャンプだホイ キャンプだホイ
キャンプだホイホイ ホーイ
キャンプだホイ キャンプだホイ
キャンプだホイホイ ホーイ
はじめて逢(あ)う人 はじめてうたう歌
はじめて作るごはん
今日から友だち 明日も友だち
ずっと友だちさ


53.手のひらを太陽に

作詞:やなせたかし
作曲:いずみたく

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから かなしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお)
ミミズだって オケラだって
アメンボだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 笑うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから うれしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
トンボだって カエルだって
ミツバチだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

ぼくらはみんな 生きている
生きているから おどるんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから 愛するんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
スズメだって イナゴだって
カゲロウだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ


54.てるてる坊主

作詞:浅原鏡村
作曲:中山晋平

てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
いつかの夢の 空のよに
晴れたら金の鈴(すず)あげよ

てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
私の願(ねがい)を 聞いたなら
あまいお酒を たんと飲ましょ

てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
それでも曇(くも)って 泣いたなら
そなたの首を チョンと切るぞ


55.ラジオ体操の歌

作詞:藤浦洸
作曲:藤山一郎

新しい朝が来た 希望の朝だ
喜びに胸を開け 大空あおげ
ラジオの声に 健(すこ)やかな胸を
この香る風に 開けよ
それ 一 二 三

新しい朝のもと 輝く緑
さわやかに手足伸ばせ 土踏みしめよ
ラジオとともに 健やかな手足
この広い土に伸ばせよ
それ 一 二 三


56.金魚の昼寝

作詞:鹿島鳴秋
作曲:弘田龍太郎

赤いべべ着た
可愛(かわい)い金魚
おめめをさませば
御馳走(ごちそう)するぞ

赤い金魚は
あぶくを一つ
昼寝(ひるね)うとうと
夢からさめた


57.めえめえこやぎ

作詞:藤森秀夫
作曲:本居長世

めえめえ 森のこやぎ 森のこやぎ
こやぎ走れば 小石にあたる
あたりゃ あんよが あ痛(いた)い
そこでこやぎは めえと鳴く

めえめえ 森のこやぎ 森のこやぎ
こやぎ走れば 株(かぶ)こにあたる
あたりゃ 頭(あんま)が あ痛(いた)い
そこでこやぎは めえと鳴く

薮(やぶ)こあたれば 腹(はら)こがちくり
朽木(とっこ)あたれば 頚(くび)こが折れる
折れりゃこやぎは めえと鳴く


58.お山のお猿

作詞:鹿島鳴秋
作曲:弘田龍太郎

お山のお猿(さる)は 鞠(まり)がすき
とんとん鞠つきゃ 踊(おど)りだす
ほんにお猿は どうけもの

赤い衣(べべ)きて 傘(かさ)さして
おしゃれ猿さん 鞠つけば
お山の月が 笑うだろ


59.雀の学校

作詞:清水かつら
作曲:弘田龍太郎

チイチイパッパ チイパッパ
雀(すずめ)の学校の 先生は
むちを振(ふ)り振り チイパッパ
生徒の雀は 輪(わ)になって
お口をそろえて チイパッパ
まだまだいけない チイパッパ
も一度(いちど)一緒(いっしょ)に チイパッパ
チイチイパッパ チイパッパ


60.うさぎとかめ

作詞:石原和三郎
作曲:納所弁次郎

「もしもし かめよ かめさんよ
せかいのうちに おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか」

「なんと おっしゃる うさぎさん
そんなら おまえと かけくらべ
むこうの 小山(こやま)の ふもとまで
どちらが さきに かけつくか」

「どんなに かめが いそいでも
どうせ ばんまで かかるだろう
ここらで ちょっと ひとねむり」
グーグーグーグー グーグーグー

「これは ねすぎた しくじった」
ピョンピョンピョンピョン
ピョンピョンピョン
「あんまり おそい うさぎさん
さっきの じまんは どうしたの」


61.おおブレネリ

作詞:松田稔
作曲:スイス民謡

おおブレネリ あなたのおうちはどこ
わたしのおうちは スイッツァランドよ
きれいな湖水(こすい)の ほとりなのよ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ ヤッホホ

おおブレネリ あなたの仕事はなに
わたしの仕事は 羊飼(か)いよ
おおかみ出るので こわいのよ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ
ヤッホ ホトゥラララ ヤッホホ


62.お猿のかごや

作詞:山上武夫
作曲:海沼実

エッサ エッサ エッサホイ サッサ
お猿のかごやだ ホイサッサ
日暮(ひぐれ)れの山道 細い道
小田原提灯(おだわらぢょうちん)ぶらさげて ソレ
ヤットコ ドッコイ ホイサッサ
ホーイ ホイホイ ホイサッサ

エッサ エッサ エッサホイ サッサ
木(こ)の葉のわらじで ホイサッサ
お客はおしゃれの こん狐(ぎつね)
つんとすまして 乗っている ソレ
ヤットコ ドッコイ ホイサッサ
ホーイ ホイホイ ホイサッサ

エッサ エッサ エッサホイ サッサ
元気なかごやだ ホイサッサ
すべっちゃいけない 丸木橋
そらそら小石だ つまずくな ソレ
ヤットコ ドッコイ ホイサッサ
ホーイ ホイホイ ホイサッサ

エッサ エッサ エッサホイ サッサ
のぼって くだって ホイサッサ
ちらちらあかりは 見えるけど
向うのお山は まだ遠い ソレ
ヤットコ ドッコイ ホイサッサ
ホーイ ホイホイ ホイサッサ


63.島原の子守唄

作詞:宮崎一章
作曲:宮崎一章

おどみゃ島原の おどみゃ島原の
ナシの木育ちよ
何のナシやら 何のナシやら
色気なしばよ しょうかいな
早よ寝ろ泣かんで オロロンバイ
鬼(おん)の池ン久助(きゅうすけ)どんの連れんこらるバイ

帰りにゃ 寄っちょくれんか
帰りにゃ 寄っちょくれんか
あばら家じゃけんど
芋飯(といもめし)ゃ粟(あわ)ン飯 芋飯ゃ粟ン飯
黄金飯(こがねめし)ばよ しょうかいな
嫁御(よめご)ン 紅(べ)ンナ 誰(た)がくれた
唇つけたら 暖(あ)ったかろ

沖の不知火(しらぬい)に 沖の不知火に
消えては燃えるヨ
バテレン祭の バテレン祭の
笛や太鼓も 鳴りやんだ
早よ寝ろ泣かんで オロロンバイ
早よ寝ろ泣かんで オロロンバイ


64.アリラン

作詞:瑞穂豊
作曲:朝鮮半島民謡

アリラン アリラン アラリヨ
アリラン峠(とうげ)を 越えてゆく
わたしを捨てて 去(い)く人は
十里(じゅうり)も行(ゆ)かずに 足が痛む

アリラン アリラン アラリヨ
アリラン峠を 越えてゆく
空には星が 多過ぎる
わたしの暮らしにゃ 苦労が多い

アリラン アリラン アラリヨ
アリラン峠を 越えてゆく
実りの秋が 近づいて
豊年万作 嬉しいね

アリラン アリラン アラリヨ
アリラン峠を 越えてゆく
この世はすべて 泡沫(うたかた)よ
流れる水の様(よ)に 戻らない


65.どこまでも行こう

作詞:小林亜星
作曲:小林亜星

どこまでも行(ゆ)こう
道はきびしくとも
口笛を吹きながら
走って行こう

どこまでも行こう
道は険(けわ)しくとも
幸せが待っている
あの空の向こうに

どこまでも行こう
道は苦しくとも
君の面影(おもかげ)胸に
風を受けて行こう

どこまでも行こう
道がなくなっても
新しい道がある
この丘の向こうに

どこまでも行こう
道は寂しくとも
あの星を見つめながら
迷わずに行こう


66.おおさむこさむ

作詞:わらべ歌
作曲:わらべ歌

おおさむこさむ
山から小僧(こぞう)が
泣いてきた
なんといって泣いてきた
なんといって泣いてきた
寒いといって泣いてきた


67.おべんとう

作詞:天野蝶
作曲:一宮道子

おべんと おべんと うれしいな
おてても きれいに なりました
みんな そろって ごあいさつ
(いただきます)

おべんと おべんと うれしいな
なんでも たべましょ よくかんで
みんな すんだら ごあいさつ
(ごちそうさま)


68.せんせいとおともだち

作詞:吉岡治
作曲:越部信義

先生とおともだち
先生とおともだち
あくしゅをしよう
ギュッ ギュッ ギュッ

先生とおともだち
先生とおともだち
あいさつしよう
お は よう

先生とおともだち
先生とおともだち
にらめっこしよう
メッ メッ メッ


69.すいかのめいさんち

作詞:高田三九三
作曲:不詳

ともだちができた すいかの名産地
なかよしこよし すいかの名産地
すいかの名産地 すてきなところよ
きれいなあの娘(こ)の晴れ姿 すいかの名産地

五月のある日 すいかの名産地
結婚式をあげよう すいかの名産地
すいかの名産地 すてきなところよ
きれいなあの娘の晴れ姿 すいかの名産地

とんもろこしの花婿(むこ) すいかの名産地
小麦の花嫁 すいかの名産地
すいかの名産地 すてきなところよ
きれいなあの娘の晴れ姿 すいかの名産地


70.おばけなんてないさ

作詞:槇みのり
作曲:峯陽

おばけなんて ないさ
おばけなんて うそさ
ねぼけたひとが
みまちがえたのさ
だけどちょっと だけどちょっと
ぼくだって こわいな
おばけなんて ないさ
おばけなんて うそさ

ほんとに おばけが
でてきたら どうしよう
れいぞうこに いれて
カチカチに しちゃおう
だけどちょっと だけどちょっと
ぼくだって こわいな
おばけなんて ないさ
おばけなんて うそさ

だけど こどもなら
ともだちに なろう
あくしゅを してから
おやつを たべよう
だけどちょっと だけどちょっと
ぼくだって こわいな
おばけなんて ないさ
おばけなんて うそさ

おばけの ともだち
つれてあるいたら
そこらじゅうの ひとが
びっくり するだろう
だけどちょっと だけどちょっと
ぼくだって こわいな
おばけなんて ないさ
おばけなんて うそさ

おばけのくにでは
おばけだらけ だってさ
そんなはなし きいて
おふろにはいろう
だけどちょっと だけどちょっと
ぼくだって こわいな
おばけなんて ないさ
おばけなんて うそさ


71.こおろぎ

作詞:関根栄一
作曲:芥川也寸志

こおろぎ ちろちろりん
こおろぎ ころころりん
ちろちろりん
ころころりん
くさのなか

にいさん ちろちろりん
おとうと ころころりん
ちろちろりん
ころころりん
うたいます

やさしい ちろちろりん
かわいい ころころりん
ちろちろりん
ころころりん
くさのなか


72.ともだちさんか

作詞:阪田寛夫
作曲:アメリカ民謡

ひとりと ひとりが うでくめば
たちまちだれでも なかよしさ
やあやあ みなさん こんにちは
みんなであくしゅ
空には お日さま
足もとに 地球
みんなみんなあつまれ
みんなでうたえ

ロビン・フッドにトム・ソーヤー
みんなぼくらの 仲間だぞ
おひげをはやした おじさんも
むかしはこども
空には お日さま
足もとに 地球
みんなみんなあつまれ
みんなでうたえ

世界のともだち あつまれば
なんにもおそれる ことはない
ゆくてはアフリカ ポリネシア
みどりの森
空には お日さま
足もとに 地球
みんなみんなあつまれ
みんなでうたえ イチ・ニッ
みんなでうたえ ワン・トゥ
みんなでうたえ アイン・ツバイ
みんなでうたえ ウノ・ドス
みんな で う た え


73.ゆきのこぼうず

作詞:村山寿子
作曲:不詳

雪(ゆき)のこぼうず
雪のこぼうず
屋根(やね)におりた
つるりとすべって
風にのって消えた

雪のこぼうず
雪のこぼうず
池におりた
するりともぐって
みんなみんな消えた

雪のこぼうず
雪のこぼうず
草におりた
じっとすわって
水になって消えた


74.やきいもグーチーパー

作詞:阪田寛夫
作曲:山本直純

やきいも やきいも
おなかが グー(注)
ほかほか ほかほか
あちちの チー
たべたら なくなる
なんにも パー
それ やきいもまとめて
グー チー パー


75.ゆき

作詞:不詳
作曲:不詳

雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ。
降っては降っては ずんずん積る。
山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり、
枯木(かれき)残らず 花が咲く。

雪やこんこ 霰やこんこ。
降っても降っても まだ降りやまぬ。
犬は喜び 庭駈(か)けまわり、
猫は火燵(こたつ)で丸くなる。


76.ともだちになるために

作詞:新沢としひこ
作曲:中川ひろたか

友だちに なるために
人は 出会うんだよ
どこの どんな人とも
きっと わかりあえるさ
友だちに なるために
人は 出会うんだよ
同じような やさしさ
求めあって いるのさ
今まで出会った たくさんの
きみと きみと
きみと きみと
きみと きみと きみと
これから出会う たくさんの
きみと きみと
きみと きみと ともだち

友だちに なるために
人は 出会うんだよ
ひとり さみしいことが
だれにでもあるから
友だちに なるために
人は 出会うんだよ
だれかを きずつけても
幸せには ならない
今まで出会った たくさんの
きみと きみと
きみと きみと
きみと きみと きみと
これから出会う たくさんの
きみと きみと
きみと きみと ともだち


77.びわ

作詞:まど・みちお
作曲:磯部俶

びわはやさしい 木の実だから
だっこしあって うれている
うすい虹ある ろばさんの
お耳みたいな 葉のかげに

びわは静かな 木の実だから
お日にぬるんで うれている
ママといただく やぎさんの
お乳よりかも まだあまく


78.海

作詞:文部省唱歌
作曲:文部省唱歌

松原遠く消ゆるところ
白帆(しらほ)の影は浮かぶ
干網(ほしあみ)浜に高くして
鴎(かもめ)は低く波に飛ぶ
見よ昼の海
見よ昼の海

島山闇(やみ)に著(しるし)きあたり
漁火(いさりび)光淡し
寄る波岸に緩(ゆる)くして
浦風(うらかぜ)軽(かろ)く沙(いさご)吹く
見よ夜の海
見よ夜の海


79.紅葉(もみじ)

作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一

秋の夕日に照る山紅葉(やまもみじ)、
濃(こ)いも薄いも数ある中に、
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は、
山のふもとの裾模様(すそもよう)。

渓(たに)の流(ながれ)に散り浮く紅葉、
波にゆられて離れて寄って、
赤や黄色の色様々に、
水の上にも織る錦。


80.仰げば尊し

作詞:不詳
作曲:不詳

あおげばとうとし わが師の恩
教えの庭にも はやいくとせ
思えばいと疾し この年月
今こそわかれめ いざさらば

たがいにむつみし 日ごろの恩
わかるる後にも やよわするな
身をたて名をあげ やよはげめよ
今こそわかれめ いざさらば

朝夕なれにし まなびの窓
ほたるのともしび つむ白雪
わするるまぞなき ゆく年月
今こそわかれめ いざさらば


81.赤い帽子白い帽子

作詞:武内俊子
作曲:河村光陽

赤い帽子白い帽子 仲よしさん
いつも通るよ 女の子
ランドセルしょって お手々をふって
いつも通るよ 仲よしさん

赤い帽子白い帽子 仲よしさん
いつも駈(か)けてく 草の道
おべんとうさげて お手々をくんで
いつも駈けてく 仲よしさん

赤い帽子白い帽子 仲よしさん
いつもたのしい 笑い声
おひより小みち かげぼうしふんで
いつもたのしい 仲よしさん

赤い帽子白い帽子 仲よしさん
いつも可愛(かわい)い 歌い声
黒い靴はいて 赤い靴はいて
いつも可愛い 仲よしさん


82.砂山

作詞:北原白秋
作曲:中山晋平

海(うみ)は荒海(あらうみ)
向(むこ)うは佐渡(さど)よ
すずめ啼(な)け啼(な)け もう日(ひ)はくれた
みんな呼(よ)べ呼(よ)べ お星(ほし)さま出(で)たぞ

暮(く)れりゃ 砂山
汐鳴(しおな)りばかり
すずめちりぢり また風(かぜ)荒(あ)れる
みんなちりぢり もう誰(だれ)も見(み)えぬ

かえろ かえろよ
茱萸原(ぐみわら)わけて
すずめさよなら さよなら あした
海よさよなら さよなら あした


83.歌の町

作詞:勝承夫
作曲:小村三千三

よい子が住んでる よい町は
楽しい 楽しい 歌の町
花屋は ちょきちょき ちょっきんな
かじ屋は かちかち かっちんな

よい子が集まる よいところ
楽しい 楽しい 歌の町
雀は ちゅんちゅん
ちゅんちゅくちゅん
ひ鯉は ぱくぱく ぱっくりこ

よい子が元気に あそんでる
楽しい 楽しい 歌の町
荷馬車(にばしゃ)は かたかた かったりこ
自転車 ちりりん ちりりんりん

よい子のおうちが 並んでる
楽しい 楽しい 歌の町
電気は ぴかぴか ぴっかりこ
時計は ちくたく ぼんぼんぼん


84.桃太郎

作詞:不祥
作曲:岡野貞一

桃太郎さん桃太郎さん
お腰(こし)につけた黍団子(きびだんご)
一(ひと)つわたしに下さいな

やりましょうやりましょう
これから鬼(おに)の征伐(せいばつ)に
ついて行くならやりましょう

行(い)きましょう行きましょう
あなたについて何処(どこ)までも
家来(けらい)になって行きましょう

そりゃ進めそりゃ進め
一度に攻めて攻めやぶり
つぶしてしまえ鬼ヶ島

おもしろいおもしろい
残らず鬼を攻めふせて
ぶんどりものをエンヤラヤ

バンバンザイバンバンザイ
おとものいぬやさるキジは
いさんでくるまをエンヤラヤ


85.汽車ポッポ

作詞:富原薫
作曲:草地章江

汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
僕等(ぼくら)をのせて シュッポ シュッポ
シュッポッポ
スピード スピード 窓の外
畑も とぶ とぶ 家(いえ)もとぶ
走れ 走れ 走れ 鉄橋(てっきょう)だ 鉄橋(てっきょう)だ
たのしいな

汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
汽笛(きてき)をならし シュッポ シュッポ
シュッポッポ
ゆかいだ ゆかいだ いいながめ
野原(のはら)だ 林だ ほら 山だ
走れ 走れ 走れ トンネルだ
トンネルだ うれしいな

汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
煙(けむり)をはいて シュッポ シュッポ
シュッポッポ
行(ゆ)こうよ 行こうよ どこまでも
あかるい 希望が まっている
走れ 走れ 走れ がんばって
がんばって 走れよ



暫存