1.まとめを讀まないままにして
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
真っ白い靴が污れている
それぐらいがなんだか好きなんだ
似ているねって指差した
待ち合わせの前過ぎたときに
バス停が一人暇そうにしている
降りてくるのは君以外
「たとえば君は一人かい?
たとえば夜は一人かい?
たとえば街に一人かい?
そんな風じゃないんだよ」
真っ白い壁は苦手だな
もう何かが描かれている樣で
僕はまだ少し步きたい
「たとえば君は一人かい?
たとえば夜は一人かい?
たとえば街に一人かい?
そんな風じゃないんだよ」
「たとえば君は一人かい?
たとえば夜は一人かい?
たとえば街に一人かい?
そんな風じゃないんだよ」
「たとえば君は一人かい?
たとえば夜は一人かい?
たとえば街に一人かい?
そんな風じゃないんだよ」
2.春が來ました
作詞:山崎ゆかり
作曲:空氣公團
そう
この風
通りはまどろんだ
行き交う人の流れに
立ち止まった
そう
この風
ひらりと包み迂んだ
なくしものは小さく手を振って
後ろ姿になる
春春
春が來ました
僕の春です
そう
この風
通りはまどろんだ
行き交う人の流れに
立ち止まった
そう
この風
ひらりと包み迂んだ
なくしものは小さく手を振って
後ろ姿になる
春春
春が來ました
いつかの君です
春春
春が來ました
僕の春です
3.だんだん
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
わりと古風な方です
つややかな毛並みですね
晝より夜が好きです
寒いのが苦手そうですね
勝手に話しても
そのうちなんとか
だんだんわかってくる
だんだん見えてくる
だんだん伝わってくる
そういうものなんです
占いは信じません
魚がお好きだとか
暗闇に目がないんです
夜は丸い目なんですね
勝手に話しても
そのうちまとまる
だんだんわかってくる
だんだん聞こえてくる
だんだんはじまってくる
そういうもの
だんだんわかってくる
だんだん見えてくる
だんだん伝わってくる
そういうものなんです
僕らもそれに
近いもんです
4.繪の具
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
夜は繪の具
いろんな夜だ
笑顏にじむ
悲しみにじむ
夜はたくさん
たくさん知ってる
新しい色がうまれた
初めて會った
氣がしない
夜は繪の具
心は何色
笑顏にじませ
悲しみにじませよ
5.僕ら待ち人
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
雨上がる夜の街
こんなにさみしい大通り
走っても走っても
僕は待ち人
影落ちる街燈に
昨日の二人がみえてくる
靜けさに立ち止まる
君も待ち人
知らない街に
ひとりになって
氣づいた事があるんだ
もう二度とさみしさに
閉じ迂めたりなんかしないよ
ゆっくりと抱きしめる
夜の待ち人
6.文字のないペ一ジ
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
ありきたりの並んだ言葉
見つけるのは本當の聲
ずれた段落君の心を
街の中に探してみよう
時計の針は季節をめくっている
そこに言葉はただひとつ何もない
窗を開けて見つけてほしい
誰の聲にかき消えてしまう前に
時計の針は季節をめくっている
そこに言葉はただひとつ何もない
窗を開けて見つけてほしい
誰の聲にかき消えてしまう前に
風景だけの二人のペ一ジ
讀み切れない氣持ちがあふれたとき
僕らに言葉がうまれるだろう
言葉は何を語れるのかな
街並に染まる君僕らの日々
風景だけのペ一ジを見てる
讀み切れない氣持ちがあふれたとき
僕らに言葉がうまれるだろう
僕らに言葉がうまれるだろう
7.春愁秋思
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
秋は誰かに會いたくなる
長い煙突の煙が風に混じった
僕に何が出來たのかな
高い空に消えてみえる
街はどこまでも續いている樣だけど
とても冷たい晝だった
思いに追いかけられる
透けそうな誰かの心
青さが胸に痛い
秋は深くて迷いやすい
春はなんだか悲しいねって
君が言った意味今更わかってしまった
すれ違う風
思いに追いかけられる
透けそうな誰かの心
青さが胸に痛い
秋は深くて迷いやすい
春は白くて間違いやすい
8.なんとなく今日の為に
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
薄色に誰が映る
きれいなお茶がはいりました
覗き迂むその笑顏
映り迂んで搖れている
そのとき僕は思うんだ
なんとなく
なんとなく今日の為に
生きてきたかもしれないな
あたり前なんてない
氣づかずに過ごしてきました
每日はどことなく
どことなく新しい
そのとき僕は思うんだ
なんとなく
なんでもない今日の為に
生きているかも
なんとなく
なんでもない今日の為に
生きてきたかも
生きているかもしれないな
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