1.夕暮れ電車に飛び乗れ
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
君のことを思い出させる
季節になりました
僕は少し早歩きをして
忘れようとするんだけど
どこまでも追いかけてきて
そっと懐かしい風を呼ぶんだ
君は景色の中に 残っているみたい
僕は誰かと 優しい歌を歌ってる
次の駅で降りてみようか
腕を伸ばす太陽が今 夜の月になる
見てごらんほらこんなにも
綺麗な空があった 遠くまで広がった
山の陰から 小さな星の言葉を集めよう
君はどこかで
誰かときいているだろうか
ゆっくりと動き出す 電車の音を
君は景色の中に 残っているみたい
僕は誰かと 優しい歌を歌ってる
次の駅で降りてみようか
2.電信
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
静かに笑いあえれば
それだけでも昨日が見える
通りに伸び行く影は
本当のことを話しているよ
向こうの空へ
届けてほしい
僕らのこんな毎日に
風がふうーっと
ほら
街が
揺れるみたい
揺れるみたい
二人は景色の中の
優しい色を見つめてる
水色の中
電線が揺れた
3.動物園ににわか雨
4.白
5.日々
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
君のことは何一つ
知っている振り出来ないな
夜の中に眠ってる
僕の言葉を信じたら
少しは楽になる
色が無くて
見えないんじゃないよ
二人はただ
難しいことが苦手なだけ
それだけが僕に分かる仕組み
言葉なんて嘘なんだ
君の顔が
優しいように
悲しいように
色が無くて
見えないんじゃないよ
二人はただ
別々のことを思っただけ
6.歩く
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
道を歩いてる
夜の交差点
僕は一人きりじゃないこと
わかったよ
道を歩いてる
僕はひたすらさ
歩く速さを追いかけた
月が見えるよ
この通りを抜けた朝のどこかに
僕は見つけるだろう
もうここがどこでもいいよ
とりあえず僕は歩いている
7.別れ
8.思い出我欄道
9.通りは夜だらけ
10.呼び声
作詞:Yukari Yamazaki
作曲:Yukari Yamazaki
屋根伝いに聞こえてくる
待っていた君の声
星が今日も見えるならばゆっくりと手をつなごう
揺れる風に伝えてくれ
僕も今話すところさ
暗い夜が光るその時さよならを言って
また今日も誰かが呼んでる
誰かは静かに振り返っているんだ
そしていつの日も繰り返されてる
僕らは昨日もこうしていたんだ
知らないふりしてることが
当り前になりそうだね
深い夜に吸い込まれてる僕らは消えない
11.音階小夜曲
12.旅をしませんか
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
すぐに朝が過ぎる
それからでも遅くはない
いつだっていいんだ
なにもいらない
僕には何にもないよ
だからどこへでも行けるのさ
今から迎えに行くよ
窓は閉めたほうがいい
いつ雨に降られても
いいように
誰にも何もないよ
だからどこへでも行けるのさ
ゆっくり変わっていくのは
やわらかな風景と
流れる雲みたいな季節と
単純な人の心と
何も見えない明日と
ねえ
ここにいる僕と
旅をしませんか
13.うしろまえ公園
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
時計ぐるぐる僕はふらふらで
君に会う前に涙が出そうだ
きれいな花が少し揺れるとき
柔らかな風に起こされた君を
僕は今も待っている
ベンチに寄りかかり
隙間だらけの晴れの太陽を見る
僕がこうして君を思うとき
街中が季節に包まれて
僕の手も暖かくなっている
14.窓越しに見えるのは
15.融
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
知りたいのはそのことではないのだ
僕が手を伸ばした
君の影が小さくなりかけている
言葉を使いすぎた
信じているさ
だからもう何も話さなくていい
それは僕に出来ることの全て
信じているさ
こんな事なんかすぐに忘れられる
16.暮らし
17.田中さん、愛善通りを行く
作詞:山崎ゆかり
作曲:山崎ゆかり
遠くの街が光に包まれた夜
知らない人が気になって雨宿りするんだ
夏の雨は二人を射してまだ見えない色を出すのさ
にわかに訪れた次の季節のように
田中さんはいつも笑うんだ
晴れた朝も雨の夜も
田中さんはとても優しくて
見てるこっちが辛いんです
知らない人が遠くの空を眺めてる
止みそうにない雨の中をぼんやりと探した
夏の雨は形が悪くてつかめなくて悲しい音で
二人はいつの日か約束を守らない
田中さんはたまに怒るんだ
苦い味のままにするなって
田中さんはそして話すんだ
それはそれはいいことを
田中さんは
何があってもしっかり見つめてる
田中さんは
小さいけどたくましい
頼もしいタマです
18.休日
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