おんな火

秋岡秀治 おんな火歌詞
1.おんな火

作詞:土田有紀
作曲:水森英夫

行かないで 行かないで
私を捨てゝ 行かないで
明日は他人になるなんて
女ごころも 知らないで
冷たい仕草 見れば尚更に
燃える 胸の火…

行かないで 行かないで
嘘でもいゝの そばに居て
嘘にすがって 生きられた
女なに泣く 恋に泣く
生きてるならば 夜毎あえるから
瞼 とじれば…

行かないで 行かないで
哀しみおいて 行かないで
夢を追うのが 男なら
あなた私の 夢なのよ
信じるだけの 恋を悔やんでも
燃える おんな火…


2.ふたりづれ

作詞:土田有紀
作曲:水森英夫

山の沢水 木の葉をくぐり
忍んで耐えて 流されて
いつかは陽もさす 海に出る
お前ひとりを 泣かせるものか
惚れて 惚れられて そのままで いいんだよ
涙ふき合う ふたりづれ

浮いて沈んで その底みれば
きらめく川の にごり水
冷たく曲がった 噂さえ
笑顔ひとつで 支えてくれた
惚れて 惚れられて ありがとう この命
夢とお前の ためにある

苦労ばかりの その手をさすりゃ
ささくれ指の あたたかさ
目と目が互いの 風を読む
遅い春ほど いとしさつのる
惚れて 惚れられて そのままで いいんだよ
生きる倖せ ふたりづれ