暫存

秋元順子 暫存歌詞
1.酔いしれて

作詞:音羽たかし
作曲:高寄潤司

恋に苦しみ 恋に泣いて
恋に狂った 私なのに
恋のせつなさ 恋の甘さが
今夜も私を 酔わせるの
忘れられるものなら
こんなに 飲みはしない
愛した私が 悪い
熱い口づけに 酔いしれながら
何時か眠った すぎし夜よ

恋の未練に 心乱れて
眠る夜毎の 夢にさえも
あなたの優しい 甘い言葉が
今夜も私を 酔わせるの
何時か逢えるものなら
こんなに 飲みはしない
愛した私が 悪い
熱い口づけに 酔いしれながら
何時か眠った すぎし夜よ


2.Deja vu(デジャ・ヴュー)

作詞:花岡美奈子
作曲:花岡優平

マニキュア付けてドレス揺らして 鏡覗(のぞ)いたら
昔好きだと言われた時の 匂いがDeja vu
セピアの記憶逆戻りする 口紅(べに)が赤くなる
大人の恋と決めているから 今は踊らせて

ふとした仕草を あぁ覚えてる…
首筋すべる指に絡む

あの日と同じように 合図をするわ
ピアスを外したら 抱き締めて

本気にさせて苦しめるほど 悪い奴じゃない
「惚れていいか?」とまた囁(ささや)いて 嘘と理解(わか)るから…
世界のすべて真実だって 貴方の嘘がいい
心の底で感じているわ 熱く燃える夜

変わらぬ香りに あぁ眩暈(めまい)する…
背筋に赤い爪を立てる

少女の私より 愛して欲しい
貴方の胸の中 乱れたい…

歳月(きせつ)重ねても あぁ震えてる…
悪女を装い 指で誘う

こぼれる戯言(ざれごと)に 唇重ね
「私も愛してる」 呟いて

昔の私より 愛して欲しい
貴方の腕の中 眠りたい…


3.愛の終りに

作詞:花岡優平
作曲:花岡優平

時の流れがそっと 街路樹を染めるみたいに
あの人の心も 変わってゆきました
もうすぐさよならの日が 来るのは分かっているけど
今でも信じている あの日の温もりを

愛はいつだって仕方なく こわれてゆくけど
だまされて捨てられた訳じゃない

そんなふうに云ったなら 笑う人もいるけれど
人を信じられない 人よりは幸せ

もう逢えなくなるのが そんなに今は恐くない
心のどこかでまだ 信じられないのでしょう
電話でさよならを 云って欲しくはないのです
受話器を置いたあとの 淋しさが恐いから

愛はいつだって仕方なく こわれてゆくけど
だまされて捨てられた訳じゃない

同じ事と言いながら 誰かが笑っているけれど
愛を信じられない 人よりは幸せ

愛はいつだって仕方なく こわれてゆくけど
だまされて捨てられた訳じゃない

そんなふうに云ったなら 笑う人もいるけれど
人を愛せない様な 人よりは幸せ


4.別れの理由

作詞:石森裕之
作曲:小田純平

窓に蒼く 浮かぶ月
横顔ね 微笑んで東を見てる
あなた黙ってワインを揺らす
言葉探すの さよならの別な言い方

※別れの理由がないから
ふたりは暮らして来たけど
もう芝居は終わるの
冷たい月の窓辺に
造花の愛を飾るのも※

古いメロディー 流れれば
あの頃の 想い出が胸に刺さるの
わたし黙ってドレスを投げる
夢を探すの 愛されるための生き方
別れの理由がないから
ふたりは暮らして来ただけ
もう芝居は終わるの
冷たいベッドの片隅
哀しい愛を飾るのも

(※くり返し)


5.幻~まぼろし~

作詞:長平俊一
作曲:花岡優平

あなたとわたしの 心の隙間には
深く冷たい 川がある

愛は Fuwa Fuwaと 揺れて波の上
倖せもあきらめも 流れのまま
遠ざかる ふたりは幻
夜空を斜めに 流れる星屑に
未来(あす)の行方を 占えば

運命 Fula Fulaと 飛んで空の果て
ささやいた約束も 素知らぬふり
想い出も 儚(はかな)い幻

愛は Fuwa Fuwaと 揺れて波の上
陰(かげ)りゆく命さえ 流れのまま
求め合う ふたりは幻
遠ざかる ふたりは幻


6.遠い思い出

作詞:秋元順子
作曲:花岡優平

ことば
あなたの言ったあの一言 一言…
なぜに忘れることができましょう
それは短いけれど
私にやすらぎを 与えた…


この雨は私の涙よ 涙よ…
ほほにあふれて冷たく輝(ひか)るでしょう
海になるまで降ったら
来てくれるでしょうか あなたは…

思い出
港が見える思い出の 横浜
丘の白いチャペルの鐘の音(ね)も
あぁ 靴音さえも
あなたの温もりも 忘れない…
忘れない… 忘れない…


7.愛遥かに (DA TROPPO TEMPO)

作詞:L. Albertelli・訳詩:直村慶子
作曲:G. Colonnollo

あなたのいない この部屋に
古びた白い椅子一つ
あなたはいつでも その背にもたれて
私を見ていた
あなたが椅子の片隅に
ふざけて描いた 落書きは
今でも そのまま
幸せな頃を思い出させるの

あれから月日は
いくたび 春を迎え
私の胸の中で
愛の悲しみは 遠いはずなのに
愛は消えない
あの頃よりも深く あなたを愛している
想い出が遠く 離れて行くほど
子供のような わがままで
過ちばかり繰り返し
本当の愛の優しさに
気づかずにいた私

窓辺を染める夕暮れが
あなたの椅子にとどく頃
わたしはいつでも その背にもたれて
あなたを想う
ラララ… ラララ…


8.月の浜辺

作詞:長平俊一
作曲:花岡優平

「あれは夢… 月の浜辺であなたと二人…
でも、あれは本当に私だったのかしら…
それとも…」

うす紫に 揺れる影
月の香りに 誘われて
さまよう渚の 怪しげな風に
波の音さえ 消えた夜
おんなの胸に宿(す)むと言う
YaShaが今宵も 呻(うめ)き出す
弔(とむら)うつもりの 枯れ果てた恋に
心の炎 燃え上がる
Ah… 月の浜辺に ゆらゆらゆらと
揺れて切ない おんなのJealousy

許したはずの 罪の色
波に放てば 偽(うそ)の色
無言(しじま)の彼方に 甦(よみがえ)る鼓動
まさぐるものは 消えた日々
Ah… 月の浜辺に ゆらゆらゆらと
揺れて切ない おんなのJealousy

おとこの吐息で 女はYaShaになる

踊りましょうか 人魚のように
乱れましょうか 裸のままで
罪の深さに たどりつくまで
ふたつのからだ 朽ち果てるまで
人魚のように 裸のままで…


9.かくれんぼ

作詞:花岡美奈子
作曲:小田純平

勢い余って 出て来たけれど
やっぱりお前が 気にかかる
おんぼろアパート 狭い部屋
隅っこ丸まり 泣いてるか…
きっかけなしじゃ 戻れやしない
傘がないから 出て来いよ…
もういいかい まぁだだよ
お前に逢いたい

何度も行った 近所の角へ
出て来たお前の 後ろ髪
あれから一度も 切ってない
俺の好みか? 自惚(うぬぼ)れか…
待っているのさ 今でもずっと
煙草(たばこ)切らして 自販機(じはんき)で
もういいかい まぁだだよ
お前に逢いたい

惚れているのさ 今でもずっと
一人ブランコ 忘れもの
もういいかい もういいよ
お前に逢いたい


10.愛が熟すまで

秋元順子・花岡優平
作詞:荒木とよひさ
作曲:花岡優平

一日分の倖(しあわ)せを あなたはくれるけど
悲しみが息を止め 心に隠れてる
あの日の恋が最後だと 自分に言い聞かせ
おだやかな生き方を 選んで暮らしてた
あ…目(め)醒(ざ)めないで 心も身体(からだ)も
あ…目醒めないで まだ若いのよ
輝いているさ
愛が熟すまで 愛が熟すまで
心よ… 心よ… 静かに眠れ

今日という日が黄昏の 迷子になるのなら
帰る場所いまはもう あなたの胸の中
傷つくだけの終わりだと 本当は解ってても
失(な)くす物ないほどに 人生がふるえてる
あ…急がないで あしたも未来も
あ…急がないで また燃えるから
美しいままで
愛が堕(お)ちるまで 愛が堕ちるまで
涙よ… 涙よ… 静かに眠れ

あ…目(め)醒(ざ)めないで 心も身体(からだ)も
あ…目醒めないで まだ若いのよ
輝いているさ
愛が熟すまで 愛が熟すまで
心よ… 心よ… 静かに眠れ
静かに眠れ 静かに眠れ