暫存

狩人 暫存歌詞
1.あずさ2号

作詞:竜真知子
作曲:都倉俊一

明日 私は旅に出ます
あなたの知らないひとと二人で
いつか あなたと行くはずだった
春まだ浅い 信濃路へ

行く先々で 想い出すのは
あなたのことだとわかっています
そのさびしさが きっと私を
変えてくれると思いたいのです

さよならは いつまでたっても
とても言えそうにありません
私にとって あなたは今も
まぶしいひとつの青春なんです
8時ちょうどの あずさ2号で
私は 私は あなたから旅立ちます

都会のすみで あなたを待って
私は季節にとり残された
そんな気持ちの中のあせりが
私を旅に誘うのでしょうか

さよならは いつまでたっても
とても言えそうにありません
こんなかたちで 終わることしか
できない私を許してください
8時ちょうどのあずさ2号で
私は 私は あなたから旅立ちます

さよならは いつまでたっても
とても言えそうにありません
こんなかたちで 終わることしか
できない私を許してください
8時ちょうどのあずさ2号で
私は 私は あなたから旅立ちます


2.コスモス街道

作詞:竜真知子
作曲:都倉俊一

バスを降りれば からまつ林
日除けのおりた 白いレストラン
秋の避暑地で 出会うひとはみな
なぜか 目を 目を伏せて
なぜか 目を 伏せ歩きます

コスモスの花は 今でも咲いていますか
あの日の二人をまだあなたは覚えてますか
愛されなくても 最後まで
のぞみを捨てずに いたかった

右は越後へ行く 北の道
左は木曽まで行く 中仙道
続いてる コスモスの道が

あなたに賭けた ひとつの季節
優しい日々は 帰らないけれど
愛の想い出 そっととり出して
この胸に 暖めて
暖めなおす 私です

コスモスの花は 今でも咲いていますか
心の支えを 今ひとりでたずねてきたの
愛されなくても 最後まで
のぞみを捨てずに いたかった

右は越後へ行く 北の道
左は木曽まで行く 中仙道
続いてる コスモスの道が


3.女にかえる秋

作詞:朝野裕子
作曲:平尾昌晃

季節がかわるごとに 街がうつす横顔は
ひと色足りない都会の 虹のようです
六日もめくれぬ 日めくりが
私の心をせきたてて
出逢いと同じ ときめきくれました
限りなく美しく 限りなく優しい
限りなく限りなく 素直な女にかえる秋

季節は急ぎ足で 枯葉落す昼下り
ひと色足りない 都会の花のようです
この世で一番不幸なのは 忘れられてしまうことです
ふるえる指先 あなたにからませる
限りなく美しく 限りなく優しい
限りなく限りなく 素直な女にかえる秋
限りなく美しく 限りなく優しい
限りなく限りなく 素直な女にかえる秋


4.磐越西線

作詞:木下龍太郎
作曲:市川昭介

あなたと行った あの日の旅は
ささいなことで 行き違い
譲り合ったら 済むことなのに
片意地張って途中下車

あれから月日は 流れたけれど
いつまでも残っているだろか
愛と言う名の落とし物
夢と言う名の忘れ物
あの日の目印 磐梯山
郡山発 磐越西線

気付いてみれば 失くしたものは
かけがえのない ものばかり
想い出すたび 悔いだけ残る
若さの罪か青春は

あの日の続きが 叶うのならば
もいちどこの手に戻したい
愛と言う名の落とし物
夢と言う名の忘れ物
あなたをたずねて 猪苗代湖
越後終着 磐越西線

月日の向うへ 転げて行って
見付からないのか捜しても
愛と言う名の落とし物
夢と言う名の忘れ物
会津を通って 喜多方へ
ひとり揺られる 磐越西線


5.霧につつまれた恋

作詞:荒木とよひさ
作曲:鈴木邦彦

霧につつまれた恋 あなたは何処へ消えた
愛という名の運命 時を止めたままで
今もこの掌に残る 白い素肌の
薔薇のような 香りとぬくもり

あなたしか抱いたりはできない
帰れもう一度 僕の僕の僕の胸に
たとえ禁じられた 悲しい恋でも
帰れもう一度 霧の霧の 霧の中へ
愛にその身投げて くれるのならば

霧につつまれた恋 あなたは何処へ消えた
過去という名の駅舎で ひとり涙浮かべ
今も別れの場面 秋の終わりに
冷えた身体 寄せ合い泣いてた
追憶がいつまでも 消せない
帰れもう一度 僕の僕の僕の胸に
たとえ生れ変わり 逢うこと出来ても

帰れもう一度 霧の霧の 霧の中へ
愛にその身投げてくれるのならば

帰れもう一度 霧の霧の 霧の中へ
愛にその身投げてくれるのならば


6.白馬山麓

作詞:喜多条忠
作曲:平尾昌晃

悲しみに陽が当れば
銀色に山が輝きはじめる
淋しさを踏みしめれば
さくさくと雪が音を立てます

生きてゆくことは 何本もの分かれ道
雪に落とした手袋は
鮮やかいろの さよならのようさ
君を追って駆け出すように
白い馬描き出して山が光る
白馬山麓凍てつく
胸に短い夢のつづきがよぎる

たそがれに身をさらせば
山小屋に遠くあかりがともるよ
泣き笑いくりかえして
誰かが 今日もそっと生きてる

青春の日々は気がつかない落し物
なくしちまったそのときに
どれほど愛していたかがわかる
俺を拒むあの山肌が
白い馬描き出せば春は近い
白馬山麓 雪解け水は
心の中をつたって落ちる

青春の日々は気がつかない落し物
なくしちまったそのときに
どれほど愛していたかがわかる
俺を拒むあの山肌が
白い馬描き出せば春は近い
白馬山麓 雪解け水は
心の中をつたって落ちる


7.戻らぬ夜

作詞:かとう高道
作曲:かとう邦彦

受話器を持つ手が震え…… 震えてソファに落ちる
あなたの声を聞きたいけれどできない

もうさよならしたから…… 誰もいない部屋の
窓ガラスに映った私の姿よ笑って

Woo I love you so
恋は悲劇のヒロインなの
Won't go back to the former night
はかない男と女
Won't go back to the former night
夜の彼方へ消えてゆく……

私とあなただけの 秘密のコールサイン
かけてみてもあなたはもうでてはくれない

いつも人の前では 強がっていたけど
こんな私の姿見たならみんな笑うでしょう

Woo I love you so
恋はみな臆病者なの
Won't go back to the former night
はかない男と女
Won't go back to the former night
夜の彼方へ消えてゆく……

心から愛してた 今ならあなたに言える
どれほど涙流せばこの愛忘れられるのでしょうか

Woo I love you so
恋はみな臆病者なの
Won't go back to the former night
はかない男と女

Woo I love you so
恋はみな臆病者なの
Won't go back to the former night
夜の彼方へ消えてゆく……