暫存

泉谷しげる 暫存歌詞
1.なぜ、こんな時代に

作詞:泉谷しげる
作曲:泉谷しげる、吉田建

なぜ こんな時代に がんばれないのか
なぜ こんな時代に がんばらないのか

口うるさいぜ 見飽きた はげましのことばは
今さら お前の口から ききたくない
年をとったかい いつもの顔つきが やさしいぜ
受けうりの ことばなど 横におけよ
何かをおこせる 口だけのふりは 見抜かれる
気づくのが おそいのか 早いのか

なぜ こんな時代に がんばれないのか
なぜ こんな時代に がんばらないのか

口やかましく いつまで 言うことはないだろう
いらつく俺は お前の目をみない
それでもやめずに 素顔に せまってくる気かよ
俺だけがひいた ラインを こえてくる
何もかも見すてた フリしても 見抜かれている
気づくのが おそいのか 早いのか

なぜ こんな時代に がんばれないのか
なぜ こんな時代に がんばらないのか

命をかけて 答を出すのは 戦う相手が強いから
めざめるのが おそいのか 早いのか

なぜ こんな時代に がんばれないのか
なぜ こんな時代に がんばらないのか


2.流れゆく君へ

作詞:泉谷しげる
作曲:泉谷しげる

流れゆく君の
粒のひとつまで
つかんでみたい
河の流れは
血よりもはやい
流れゆく
君のからだ
うねりにまかれて
君はちらばる
変りすぎるより
たしかにひびく
生きる
ことばの
速さがいいぜ

2度とであえない
流れを見たら
時へ
おまえが始まる
つきぬける気持の
果てしなき意志
ゆれる水と耳鳴り
うねりにまかれて
君は過ぎてゆく
転がるだけより
たしかにとどく
生きる
ことばの
速さがいいぜ
La… La… La…


3.永遠の約束

作詞:泉谷しげる
作曲:泉谷しげる・吉田建

すぐには出来ない約束だけを
ふやし続けているだけ
耳を澄ましておまえの声を
聞くことさえもしてない

鏡の中のひとりの顔は
いつも自分をにらんでいる
遠い世界へ逃げたくなるが
今さらどこへ行けばいい?

※永遠のため息を
気づかずまた吐いている
永遠の約束を
果すまで自分と向きあう※

季節が終わり望んだことを
口に出してる今でも
見知らぬ人のよく似た声に
おまえの姿見つける

瞳に映るいつもの顔は
誰に向かって叫んでいる
愛する世界でおまえと浸り
夢のように生きたい

(※くり返し×2)


4.ディノ・アライブ ~恐竜時代~

作詞:泉谷しげる
作曲:下山淳

“怖い竜”と呼ぶとは何だ!
地球生物大センパイ!
今もリッパに生きのびてりゃ
人類なんぞただのエサ!

恐竜 翼竜 首長竜
超大陸パンゲアを
支配しつづけた ダイナソア
最強肉食 ティラノサウルス
空をとびかう プティラノドン
菜食主義かな ブラキオサウルス
カブトをかぶった トリケラトプス

人類たかが50万年
大センパイは2億年
今もとなりに住みついてたら
人間なんぞひとのみだア

恐竜 翼竜 首長竜
超大陸パンゲアを
支配しつづけた ダイナソア
屋根を持ってる ステゴザウルス
人類初見のイグアナドン
海の王者 エラグモサウルス
ワルの代表 ディノニクスだぁ

あまり長く生きつづけたのか
恐竜絶滅の日が来た
うまく生きて進化しつづけ
鳥になった“説”もある

恐竜 翼竜 首長竜
超大陸パンゲアを割り
地球に跡つけた ダイナソア
最長最大 サイズモサウルス
首がバカ長 マメンチサウルス
鳥に化けた オルニトミムス
ワニの先祖が ディノスクス

最強肉食 ティラノサウルス
空をとびかう プティラノドン
菜食主義かな ブラキオサウルス
カブトをかぶった トリケラトプス


5.私は街の子

作詞:藤浦洸
作曲:上原げんと

わたしは街の子 巷の子
窓に灯が ともる頃
いつもの道を 歩きます
赤い小粒の 芥子の花
あの街角で ひらきます

わたしは街の子 巷の子
なんで灯が 恋しやら
いつもの歌を 歌います
柳落葉が ひらひらと
赤いリボンに つもります

わたしは街の子 巷の子
ついた灯が また消えりゃ
いつもの人に 出逢います
今は恋しい 母様に
うしろ姿も そっくりな


6.ゲゲゲの鬼太郎

作詞:水木しげる
作曲:いずみたく

ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
朝は 寝床で グー グー グー
たのしいな たのしいな
おばけにゃ 学校もしけんも なんにもない
ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
みんなで歌おう ゲゲゲのゲー

ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
昼はのんびり お散歩だ
たのしいな たのしいな
おばけにゃ 会社も仕事も なんにもない
ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
みんなで歌おう ゲゲゲのゲー

ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
夜は墓場で 運動会
たのしいな たのしいな
おばけは 死なない 病気も なんにもない
ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
みんなで歌おう ゲゲゲのゲー

ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
みんなで歌おう ゲゲゲのゲー


7.深夜高速

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

青春ごっこを今も 続けながら旅の途中
ヘッドライトの光は 手前しか照らさない
真暗な道を走る 胸を高ぶらせ走る
目的地はないんだ 帰り道も忘れたよ

壊れたいわけじゃないし 壊したいものもない
だからといって全てに 満足してるわけがない
夢の中で暮らしてる 夢の中で生きていく
心の中の漂流者 明日はどこにある?

生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった そんな夜を探してる

年をとったらとるだけ 増えていくものは何?
年をとったらとるだけ 透き通る場所はどこ?
十代はいつか終わる 生きていればすぐ終わる
若さはいつも素裸 見苦しい程ひとりぼっち

生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった そんな夜を探してる
生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった そんな夜はどこだ

僕が今までやってきた たくさんのひどい事
僕が今まで言ってきた たくさんのひどい言葉
涙なんかじゃ終わらない 忘れられない出来事
ひとつ残らず持ってけ どこまでも持ってけよ

生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった そんな夜を探してる
生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった そんな夜はどこだ
いこうぜ いこうぜ 全開の胸で
いこうぜ いこうぜ 震わせていこうぜ
もっともっと もっともっと見たことない場所へ
ずっとずっと ずっとずっと種をまいていく
全開の胸 全開の声 全開の素手で
感じることだけが全て 感じたことが全て

生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった


8.ひとりあるき

作詞:泉谷しげる
作曲:泉谷しげる

早く歩ける様になってくれ
自分で立てる様になってくれ
君は闇を通りぬけてきた
さぁ忙しい世界が待っているぞ

人から涙をもらう事もなく
けんかのいたさも
知らないまま 恋の辛さも知らないうちに
君はただ捨てられてた

父はしくじったと思ったのだろう
母はともかく生んでみたんだ
君の意恩とは関わりなく
女は母にならずに 女を選んだ

やがて 君は自分を知るだろう
でも何故 生まれたかなんて考えるな
君は一人でやってきたんだ
ぼくらの知らないところからね

父はしくじったと思ったのだろう
母はともかく生んでみたんだ
君の意恩とは関わりなく
女は母にならずに 女を選んだ

早く歩ける様になってくれ
自分で立てる様になってくれ
君は闇を通りぬけてきた
さぁ忙しい世界が待っているぞ


9.涙のかわくまで

カルメン・マキ×泉谷しげる
作詞:塚田茂
作曲:宮川泰

ひきとめは しないけど
何もかも 夢なのね
誰よりも 愛してた
あなたは憎い人
それが私の せいならば
別れるなんて 出来ないわ
あなたがそばに いなければ
私は歩けない
もう少し いてほしい
あきらめる 約束の
涙のかわくまで かわくまで

ひきとめは しないけど
口づけは しないでね
つかの間の しあわせに
心がまようから
それがあなたの ためならば
哀しいけれど これっきりね
なぐさめはもう 云わないで
私は大丈夫
もう少し いてほしい
あきらめる 約束の
涙のかわくまで かわくまで


10.ざんげの値打ちもない

クミコ×泉谷しげる
作詞:阿久悠
作曲:村井邦彦

あれは二月の 寒い夜
やっと十四になった頃
窓にちらちら 雪が降り
部屋はひえびえ 暗かった
愛と云うのじゃないけれど
私は抱かれて みたかった

あれは五月の 雨の夜
今日で十五という時に
安い指輪を 贈られて
花を一輪 かざられて
愛と云うのじゃないけれど
私は捧げて みたかった

あれは八月 暑い夜
すねて十九を 越えた頃
細いナイフを 光らせて
にくい男を 待っていた
愛というのじゃないけれど
私は捨てられ つらかった

そうしてこうして 暗い夜
年も忘れた 今日のこと
街にゆらゆら 灯りつき
みんな祈りを するときに
ざんげの値打ちもないけれど
私は話して みたかった


11.見上げてごらん夜の星を

夏川りみ×泉谷しげる
作詞:永六輔
作曲:いずみたく

見上げてごらん夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せをうたってる

見上げてごらん夜の星を
ボクらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる

手をつなごうボクと
おいかけよう夢を
二人なら苦しくなんかないさ

見上げてごらん夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せをうたってる

見上げてごらん夜の星を
ボクらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる


12.胸が痛い

夏木マリ×泉谷しげる
作詞:康珍化
作曲:羽田一郎

おまえに恋して 俺の心はボロボロ
割れたガラスのように なってしまったのさ
あの頃知らずに 生きてたこんな淋しさ
知らないままでずっと いられたらよかった

胸が痛い 胸が痛い
助け出してくれ ここから
胸が痛い 胸が痛い
せつな過ぎて うずくまる

どんなに体が 疲れ果ててる時でも
おまえの夢を見ない 夜なんてないのさ

胸が痛い 胸が痛い
心が張り裂けそうだよ
胸が痛い 胸が痛い
ひとりきりで いられない

胸が痛い 胸が痛い
救け出してくれ ここから
胸が痛い 胸が痛い
こらえきれず うずくまる

俺の胸の 叫び声が
俺にはいつでも 聞こえる
胸が痛い 胸が痛い
欲しいものは おまえだけ


13.花~すべての人の心に花を~

手嶌葵×泉谷しげる
作詞:喜納昌吉
作曲:喜納昌吉

川は流れて どこどこ行くの
人も流れて どこどこ行くの
そんな流れが つくころには
花として 花として 咲かせてあげたい
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ

涙流れて どこどこ行くの
愛も流れて どこどこ行くの
そんな流れを このうちに
花として 花として むかえてあげたい
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ

花は花として 笑いもできる
人は人として 涙も流す
それが自然の うたなのさ
心の中に 心の中に 花を咲かそうよ
泣きなさい 笑いなさい
いついつまでも いついつまでも 花をつかもうよ
泣きなさい 笑いなさい
いついつまでも いついつまでも 花をつかもうよ


14.悲しくてやりきれない

森高千里×泉谷しげる
作詞:サトウハチロー
作曲:加藤和彦

胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに告げようか

白い雲は 流れ流れて
今日も夢はもつれ わびしくゆれる
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いはないだろうか

深い森の みどりにだかれ
今日も風の唄に しみじみ嘆く
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日もつづくのか


15.ヨイトマケの唄

泉谷しげる×佐々木秀実
作詞:丸山明宏
作曲:丸山明宏

父ちゃんのためなら エンヤコラ
母ちゃんのためなら エンヤコラ
もひとつおまけに エンヤコラ

今も聞える ヨイトマケの唄
今も聞える あの子守唄
工事現場の ひるやすみ
たばこふかして 目を閉じりゃ
聞こえてくるよ あの唄が
働く土方の あの唄が
貧しい土方の あの唄が

子供の頃に 小学校で
ヨイトマケの子供 汚い子供と
いじめぬかれて はやされて
くやし涙に くれながら
泣いて帰った 道すがら
母ちゃんの働く とこを見た
母ちゃんの働く とこを見た

姉さんかむりで 泥にまみれて
日に灼けながら 汗を流して
男にまじって 綱を引き
天にむかって 声あげて
力の限りに 唄ってた
母ちゃんの働く とこを見た
母ちゃんの働く とこを見た

慰めてもらおう 抱いてもらおうと
息をはずませ 帰ってはきたが
母ちゃんの姿 見たときに
泣いた涙も 忘れはて
帰って行ったよ 学校へ
勉強するよと 言いながら
勉強するよと 言いながら

あれから何年 たったことだろ
高校も出たし 大学も出た
今じゃ機械の 世の中で
おまけに僕は エンジニア
苦労 苦労で 死んでった
母ちゃん見てくれ この姿
母ちゃん見てくれ この姿

何度か僕も グレかけたけど
やくざな道は 踏まずにすんだ
どんなきれいな 唄よりも
どんなきれいな 声よりも
僕をはげまし 慰めた
母ちゃんの唄こそ 世界一
母ちゃんの唄こそ 世界一

今も聞こえる あの子守唄
父ちゃんのためなら エンヤコラ
子供のためなら エンヤコラ


16.黒の舟唄

大竹しのぶ×泉谷しげる
作詞:能吉利人
作曲:櫻井順

男と女の 間には
深くて暗い 河がある
誰も渡れぬ 河なれど
エンヤコラ今夜も 舟を出す
Row & Row Row & Row
ふりかえるな Row Row

おまえが十七 おれ十九
忘れもしない この河に
ふたりの星の ひとかけら
ながして泣いた 夜もある
Row & Row Row & Row
ふりかえるな Row Row

あれからいくとせ 漕ぎつづけ
大波小波 ゆれゆられ
極楽見えた こともある
地獄が見えた こともある
Row & Row Row & Row
ふりかえるな Row Row

たとえば男は あほう鳥
たとえば女は 忘れ貝
まっかな潮が 満ちるとき
失くしたものを 想い出す
Row & Row Row & Row
ふりかえるな Row Row

おまえとおれとの 間には
ふかくて暗い 河がある
それでもやっぱり 逢いたくて
エンヤコラ今夜も 舟を出す
Row & Row Row & Row
ふりかえるな Row Row
ふりかえるな Row Row


17.生きてるって言ってみろ

中村中×泉谷しげる
作詞:友川かずき
作曲:友川かずき

ビッショリ汚れた手拭いを
腰にゆわえてトボトボと
死人でもあるまいに
自分の家の前で立ち止まり
覚悟を決めてドアを押す
地獄でもあるまいに
生きてるって言ってみろ
生きてるって言ってみろ
生きてるって言ってみろ

夢と現実ぶらさげて
涙と孤独を相棒に
コケシでもあるまいに
長髪マンネリいさぎ良さ
根っこの太さはどこへやら
墓石でもあるまいに
生きてるって言ってみろ
生きてるって言ってみろ
生きてるって言ってみろ

不幸な面して宙を噛む
ただれた体でジャンプする
ガイコツでもあるまいに
まっ黒にしなびたおしゃべりと
短くつないだ命だけ
泥水でもあるまいに
生きてるって言ってみろ
生きてるって言ってみろ
生きてるって言ってみろ

衣装をこらして街を行く
ベタベタ化粧は誰の為
文化財でもあるまいに
ほお杖うつぶせ千鳥足
泣きっ面うしろ向き馬鹿騒ぎ
スズメでもあるまいに
生きてるって言ってみろ
生きてるって言ってみろ
生きてるって言ってみろ


18.夜につまずき

八代亜紀×泉谷しげる
作詞:ビートたけし
作曲:泉谷しげる

いつもの店と いつもの煙
いつもの相手と いつもの話
俺は人とは 違うのと
違う同志で 肩を組む

酒のツマミの人生論は
家路の明かりで さめてゆく

夜につまずき 裏道でころがり
子供の泣き声で 自分に気付く
生きてるだけの 人生ならば
何もこんなに 酒を飲みはしない
酒を 酒をこんなに 飲みはしない

いつもの部屋の いつもの女
いつもの朝に 外を見て
俺は奴らと 違うのと
同じ電車でゆられてく

恋のツマミのやさしさは
鏡の自分で さめてゆく

はげしく生きぬく 根性もなく
孤独に死んでく 勇気もなしに
流れ流れて 流れ流れて
流れ流れて 今日まで生きてきた
流れ流れて 今日まで生きてきた

はげしく生きぬく 根性もなく
孤独に死んでく 勇気もなしに
流れ流れて 流れ流れて
流れ流れて 今日まで生きてきた
流れ流れて 今日まで生きてきた


19.時よ止まれ 君は美しい!

作詞:泉谷しげる
作曲:泉谷しげる

※時よ止まれ 君は美しい!
すべてが変り 消えてゆくなら
今の君を止めたい!※

永遠なんて信じない
自然に勝てるハズもない
空を見上げたのはいつだろう
毎日宇宙(そら)に見られてる

だけどくらしに変化はない
時の流れに追いつけない
日々これ体は新しくなり
なぜ心はおくれてゆく

Oh 君をこんなに愛してー
今のままの君を愛して‥いる!

(※くり返し)

同じ時間を生きてるのに
なぜ君とこうもちがうのか
だけどねたンでるワケじゃない
その美しさ わかるのさ

だから君に感謝しよう
時の流れを止めるほどに
記憶の連鎖にとびのって
来るべき時を伝えよう

Oh 君をこんなに愛してー
今のままの君を愛して‥いる!

(※くり返し)


20.野性のバラッド

作詞:泉谷しげる
作曲:泉谷しげる

野性のごとく
叫んでられたら
このマチにも
用がなくなる
ここにいる以上
眼つきを変えて
ふるえて眠る
夜を知る

Oh なんてお前に伝えよう ひとりの鏡の中で
誰かをキズつけてきた日々の その時の顔つきで
吠える

Oh なんてお前に伝えよう 騒ぎの好きな俺について
Oh なんてお前に伝えよう 静かに暮らすいらつきを

野性のある日
叫びをやめたら
このマチに
俺がなくなる
約束の土地で
生まれてみせろ
やめても消せない
裸の気持ちを

Oh なんてお前に伝えよう ひとりの鏡の中で
誰かをキズつける独白 その時の顔つきで
吠える

Oh なんてお前に伝えよう 騒ぎの好きな俺について
Oh なんてお前に伝えよう 静かに暮らすいらつきを


21.HAT

作詞:泉谷しげる
作曲:泉谷しげる

ありえない お前との夜
さわれない 今のままの距離
かわらない お前だけいる
こわせない ありふれたまま

悩みのない笑顔を見せるけど
痛みをこらえる素顔も見ている

今夜のこのこと しゃべらないゼ
今夜のこのこと 眠らせない

ありえる…… これからの夜
さわれる…… 今の今から

オレと解ってて すべてを受け入れた
語り尽くせないほど 信じ合う

今夜のこのこと しゃべらないゼ
今夜のこのこと 黙らせない

溢れる出来事 お前のすぐそばで
溢れる季節を お前のすぐそばに
溢れる出来事 終りのない夜へ


22.翼なき野郎ども

作詞:泉谷しげる
作曲:泉谷しげる

火力の雨降る街角 なぞの砂嵐にまかれて
足とられヤクザいらつく 午後の地獄
ふざけた街にこそ家族がいる

こんな街じゃ俺の遊び場なんか
とっくに消えてしまったぜ
なのに風にならない都市よ
なぜ俺に力をくれる

ああ いらつくぜ ああ 感じるぜ
とびきりの女に会いに行こう
とびきりの女に会いに行こう

ふざけたこの街で 何しよう
働いて食って 寝るだけの窓
土曜の夜は 女といなくちゃ淋しいぜ
ヤニだらけの俺のピンボール

こんな街だから
何もしなくてもいらつく
風にならない都市よ
なぜ俺に力をくれる

ああ いらつくぜ ああ 感じるぜ
とびきりの女に会いに行こう
とびきりの女に会いに行こう

地鳴りする都市よ
なぜ俺に力をくれる
風にならない都市よ
なぜ俺に力をくれる

ああ 感じるぜ ああ 燃えてくるぜ
とびきりの女に会いに行こう
とびきりの女に会いに行こう


23.世代

作詞:泉谷しげる
作曲:泉谷しげる

闇雲に走る時が終わる 大人になり変わるお前が
父なき世代 いつからか
心の中で そう呼ぶ
命を賭けた時代を 駆け抜けてきたはずの
父なき世代 彼等こそ
世界の道で 迷っている

ノン ストップ ノン カーブ セダイ
ノン ストップ ノン ライブ セダイ
アー セダイ

移り変われる俺と 生き急ぐお前が
父なき世代 やがて来る
子供の前で 滅びてゆく
刺激なき夜の街に 姿のないお前に挑む
父なき世代 入れ変わる
新しい意味を つくりだせ

ノン ストップ ノン カーブ セダイ
ノン ストップ ノン ライブ セダイ
アー セダイ

忘れられても蘇る そこに居てもここに居ない
父なき世代 燃え尽きる
心の中に お前が居る

ノン ストップ ノン カーブ セダイ
ノン ストップ ノン ライブ セダイ

ノン ストップ ノン カーブ セダイ
ノン ストップ ノン ライブ セダイ
アー セダイ