1.森へ帰ろう
2.伝達
3.行かないでくれ~スロウ・トレイン・カミング
4.旅のわすれもの
5.ごめん
6.よぼよぼじいさん
7.出発
8.石仏
9.カヌーにのって
10.魔法の絵の具
11.チカロマの谷
12.月の花まつり
13.太陽の島
14.祖父の島
15.水瓶の唄
16.ほろ酔いで
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1.森へ帰ろう
2.伝達
3.行かないでくれ~スロウ・トレイン・カミング
4.旅のわすれもの
5.ごめん
6.よぼよぼじいさん
7.出発
8.石仏
作詞:河島英五
作曲:河島英五
山の奥の 道のはずれの
小さな石の仏
何百年も昔から
時の流れを じっと見ていた
子供死なせた 母親が
涙で固めて 作ったか
戦で死んだ 男の為に
戦 うらんで 作ったか
女を犯した 哀れな男が
やむにやまれず 作ったか
生きてる事の 悲しみを
背負いきれずに 作ったか
だけどこれは
どこかのお金持ちが
作った物ではないだろう
いく度か 季節の移り変りの中で
喜びを分かちあってきただろう
雪に埋もれ 雨風にうたれ
悲しみを 分かちあってきただろう
だから こんなにしっかりと
目を閉じている
いく度か 季節の移り変りの中で
喜びを分かちあってきただろう
雪に埋もれ 雨風にうたれ
悲しみを 分かちあってきただろう
だから こんなにしっかりと
目を閉じている
9.カヌーにのって
10.魔法の絵の具
作詞:河島英五
作曲:河島英五
木の葉は水色の すてきな縞もよう
空は水玉 桜色 海はたまご色
まっくろカラスに
まっしろな絵の具をぬりたくろう
白鳥たちには
まっくろな絵の具をぬりたくろう
もしも魔法の絵の具が
あったらばのことだけど
もしも魔法の絵の具が
あったらばのことだけど
お魚たちには空を翔ぶ 翼をあげようか
たまには小鳥たちよ すいすい海の底
そしてぼくたち二人 空を翔びまわろうよ
サンマの群れと おどけちゃおう
ふんわりふわふわ雲の上
もしも魔法の杖が
あったらばのことだけど
もしも魔法の杖が
あったらばのことだけど (hey…)
もしも魔法の絵の具が
あったらばのことだけど
もしも魔法の絵の具が
あったらばのことだけど (hey!)
11.チカロマの谷
12.月の花まつり
作詞:河島英五
作曲:河島英五
あの空に浮かぶ月
今は欠けているけれど
生まれ変わって
また 満ちるだろう
夜の森を翔んでゆく
眠らない鳥たちよ
満月の夜に
帰っておいで
何もかもが生まれかわるよ
風も星もくり返す波も
命は遠い空から降りて
地上に咲いた幾千万の花
夜の河を泳いでゆく
傷ついた魚たち
生まれ変わって
もどっておいで
別れていった人も
帰ってきておくれ
肩を抱きあって
許しあおうよ
何もかもがめぐりあえるよ
生きていれば旅をつづければ
命はやがて空に昇って
地上を照らす幾千万の星
何もかもが生まれかわるよ
風も星もくり返す波も
命は遠い空から降りて
地上に咲いた幾千万の花
13.太陽の島
14.祖父の島
15.水瓶の唄
作詞:河島英五
作曲:河島英五
運んでくれる乗り物と
不自由の無いお金さえあれば
どこへでも行けるだろう
その足を鍛えなくとも
百万冊の書物を読み
一日中テレビの前に居れば
どんな事でも知る事ができるだろう
その部屋に寝ころんだままで
だけど友よそれで それで自由になれたかい?
だけど友よそれで それで自由になれたかい?
同じ考えの人以外は
誰も側に寄せつけなければ
いさかいは無くなるだろう
心にくもりが あるままでも
違う言葉だとか 違うしぐさだとか
違う神を信じているとか
覚えてしまった やり方で
人は人を区別する
だけど友よそれで それで自由になれたかい?
拳を固く握りしめて
何も持たずに 生まれてきたのに
年老いる事も無く
つらい仕事も無ければ
涙流すことさえ知らず
ぼんやり暮らしてゆけただろうが
水瓶の中に欲しいだけの
水が満ちあふれていれば
奪い合う事も無いだろう
分かち合う心が無くても
だけど友よそれで それで自由になれたかい?
水瓶の中の 少しばかりの水を
分かち合って 生きよう
水瓶の中の 少しばかりの水を
分かち合って生きよう……
水瓶の中の 少しばかりの水を
分かち合って生きよう……
水瓶の中の 少しばかりの水を
分かち合って生きよう……
16.ほろ酔いで
作詞:河島英五
作曲:河島英五
ほろ酔いで夢見れば
想い出は美しく
時はすべてを許し
やさしさに変えてゆく
傷ついた青春も 泣きぬれた恋人も
みんな化石の花になる
すべてのものが やがて むくわれ
すべてのものが いつか 救われる
時代は変わり 陽は降り注ぐだろう
生きてゆけぬと 泪する人にも
哀しみはいつだって
幸せな日を選び
風のように あらわれて
夢のように 消えてゆく
ひたすらに流れてゆけ ささやかな人生よ
せめてもどせぬ運命(さだめ)なら
人も 願いも やがて去りゆき
季節は変わり いつかめぐりあう
時の流れに みえかくれしながら
波間ただよう 花びらのように
すべてのものが やがて むくわれ
すべてのものが いつか 救われる
時代は変わり 陽は降り注ぐだろう
波間ただよう 花びらのうえにも
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