盆ダンス

橋幸夫 盆ダンス歌詞
1.盆ダンス

作詞:木下龍太郎
作曲:谷口尚久

故郷(ふるさと)を 遠く離れて暮らしても
顔見せに 盆を合図に里帰り
富士山が 櫓(やぐら)代わりの天辺で
音頭とりゃ みんなひと踊り
沖縄が 太鼓叩いてエイサなら
北国は にしん大漁旗
元気陽気でいつでもやる気
ソレ笑顔と笑顔で 頑張れニッポン
ソレみんな調子を合わせ
ボンボンボンボン 盆ダンス
みんなで踊ろう盆ダンス

この胸の 年に一度の憂さ晴らし
思いきり 手足伸ばして踊ったら
流れ出る 汗が心の大掃除
しあわせが 胸の戸をたたく
想い出を みんなそれぞれ持ち寄って
懐かしい 顔が勢揃い
昨日向くより明日を向いて
ソレ心と心で 頑張れニッポン
ソレみんな調子を合わせ
ボンボンボンボン 盆ダンス
みんなで踊ろう盆ダンス

元気陽気でいつでもやる気
ソレ笑顔と笑顔で 頑張れニッポン
ソレみんな調子を合わせ
ボンボンボンボン 盆ダンス
みんなで踊ろう盆ダンス
みんなで踊ろう盆ダンス


2.優駿の風

作詞:椎名透明
作曲:勅使原煌

弧を描く空 風は緩やかにうねり
優駿の嘶きに 大地は震える
息子よ この遠き古里で
私は一人 お前を想う

確かな言葉を 探すように
どこまでも続く 草原を行きながら
誰もが皆 それぞれに
帰る場所を求め 彷徨うなら
この父なる国に 身を埋めて
砂漠に降る 雨となろう

照り渡る陽は あまねく草木を育て
旅行ける者たちの 心を燃やす
家族よ この遠き古里で
私は一人 夢に見ている

何も言わずに 抱き合える日を
すべての過ちを 償えるその時を
誰もが皆 それぞれに
愛の影を求め 彷徨うなら
この優しい風に 一片の
歌を乗せて 届けよう 届けよう


3.テムジン~蒼き狼伝説~

作詞:椎名透明
作曲:勅使原煌

(春まだ浅き 大地の果て ブルガンは 霧に隠れ)

はるか湖の 向こうから
蒼き狼の声が こだまする
分かたれた国々を 束ねんと叫ぶ
おお その勇ましき 言葉を聞け

(オノンの河の 由々しき流れ 狼は 草原を駆け)

やがて訪れる 平和の時代を
告げるかのように昼夜を 吼えまわる
人々の安らぎを 誰よりも願う
おお その優しき 眼差しを見よ

(砂漠の谷を 渦巻く風 連なりし オルドの影)

父と母への 想いを胸に
狼は一人何処へか旅立つ
愛すべき者のために 生きようと誓う
おお そのたくましい 背中を見よ