暫存

梶芽衣子 暫存歌詞
1.酒季の歌

作詞:菅野さほ子
作曲:新井利昌

あなたを想って 飲む酒を
君恋酒と 申します
砂漠に雨の 降るように
心にしみる 春の酒

親父とふたりで 飲む酒を
孝行酒と 申します
長生きしなきゃ だめだよと
団扇であおぐ 夏の酒

気の合うあいつと 飲む酒を
兄弟酒と 申します
時には冷やで グイグイと
徳利を倒す 秋の酒

小芋の煮っころがし 笹がれい
肴は四季の ありあわせ
酒あればこそ 苦しみも
楽しき明日の 語り草


2.男の純情

作詞:佐藤惣之助
作曲:古賀政男

男いのちの 純情は
燃えてかがやく 金の星
夜の都の 大空に
曇る涙を 誰が知ろ

影はやくざに やつれても
訊いてくれるな この胸を
所詮 男のゆく道は
なんで女が 知るものか

暗い夜空が 明けたなら
若いみどりの 朝風に
金もいらなきゃ 名もいらぬ
愛の古巣へ 帰ろうよ