海峡かもめ

桜井くみ子 海峡かもめ歌詞
1.海峡かもめ

作詞:三浦康照
作曲:岡千秋

凍えるような 指先を
そっと吐息で 温める
群れをはぐれた かもめが一羽
渚の砂で 淋しそう
あなたに逢いに はるばると
ひとりで来ました 海峡越えて

あなたに二度と 逢うまいと
誓う心も 無駄でした
恋にせつなく 泣いてる胸を
も一度逢って 伝えたい
愛したころの 思い出が
涙ににじむの 燈台灯り

冷たい海に 身を投げて
愛の苦しみ 忘れたい
情けあるなら 恋しいひとに
心の底で 好きですと
波間に叫ぶ この声を
とどけておくれよ 海峡かもめ


2.ぬくもり酒

作詞:三浦康照
作曲:岡千秋

胸の痛みを 消すために
飲んだお酒の はずなのに
飲めば飲むほど あの人の
腕に抱かれた ぬくもりが
忘れられない 忘れられない
思い出酒場

別れ涙の せいかしら
路地の灯りも うるんでる
泣けば泣くほど あの人の
言葉やさしい ぬくもりを
酒といっしょに 酒といっしょに
飲みほす私

あんな男と 恨んでも
惚れた私が 悪いのね
酔えば酔うほど あの人と
飲んだお酒の ぬくもりが
炎(も)えてせつない 炎えてせつない
裏町酒場