ショートケーキ

柏木由紀 ショートケーキ歌詞
1.ショートケーキ

作詞:秋元康
作曲:YUMA

子どもの頃から
兄妹のように
一緒に大人になって来たよね
ショートケーキの上
イチゴで喧嘩して
ふたり □を利(き)かずに
登校した

まわりの友達が
結婚し始めて
しあわせって
近くにあると
今になって思ったよ

好きと言えたら楽なのに
意地を張っていた ずっと
頑(かたくな)に
手も触れずに…
恋の対象にならない
幼なじみだったけど
少しずつ
何かが変わった
胸がドキドキしなくても
ふと ホッとするような
恋愛もあるって気づいたよ

落ち込んでた時
理由は聞かずに
関係ない話して笑わせた
突然 あなたが
商店街 いつもの店へ
ショートケーキを
買ってきた

私にだけいっぱい
イチゴをくれたね
しあわせって
こんな風に
じーんとすることだよね

今すぐに 好きと言いたいけど
ソッポ向いたまま きっと
あなたは
「何か言った?」なんて…
もう一度 言わせるつもり?
私 勇気出したのに…
意地悪
何も変わってない
聞こえていなくてもいい
聞こえていたって
一番 大切な I love you!

私たちの
ケーキに
イチゴはいくつ?
数えながら分け合って
一緒に暮らそうよ
もし あなたが
落ち込んでいる時は
私のイチゴもあげる
涙も分け合おう

好きと言えたら楽なのに
何をためらってたのだろう

この恋

好きと言えたら楽なのに
意地を張っていた ずっと
頑(かたくな)に
手も触れずに…
恋の対象にならない
幼なじみだったけど
少しずつ
何かが変わった
胸がドキドキしなくても
ふと ホッとするような
恋愛もあるって気づいたよ


2.それでも泣かない

作詞:秋元康
作曲:川崎里美

悲しい時は
パソコン開(ひら)いて
やさしく微笑む
あなたの写真を眺める

思われてるほど
私 強くない
2人 会えない時間は
不安でいっぱい

それでも泣かない
我慢するよ
好きでいるだけで
しあわせだから
それでも泣かない
瞳(め)を閉じて
あなたのすべてを
思い出してる

こんな夜更けに
電話を掛けたら
何があったのか
あなたは心配するでしょう?

ひとつのこの空
信じるしかない
そうよ 世界のどこかに
味方がいること

危うく涙が
溢れそうで
奥歯 噛み締めて
頬杖ついた
危うく涙が
声になる
メールにできない
切なさの行方

愛するという感情は
不思議なもの
寄せては返す
さざ波は
好きと囁いてる

それでも泣かない
我慢するよ
好きでいるだけで
しあわせだから
それでも泣かない
瞳(め)を閉じて
あなたのすべてを
思い出してる


3.桜の木になろう Acoustic Ver. feat. 押尾コータロー

作詞:秋元康
作曲:横健介

春色の空の下を
君は一人で歩き始めるんだ
いつか見た夢のように
描いて来た長い道

制服と過ぎた日々を
今日の思い出にしまい込んで
新しく生まれ変わる
その背中を見守ってる

不安そうに振り向く
君が無理に微笑んだ時
頬に落ちた涙は
大人になるための
ピリオド

永遠の桜の木になろう
そう僕はここから動かないよ
もし君が心の道に迷っても
愛の場所がわかるように立っている

教室の日向の中
クラスメイトと語った未来は
今 君が歩き出した
その一歩目の先にある

満開の季節だけを
君は懐かしんでいてはいけない
木枯らしに震えていた
冬を越えて花が咲く

誰もいない校庭
時に一人 帰っておいで
卒業したあの日の
輝いている君に
会えるよ

永遠の桜の木になろう
スタートの目印になるように
花びらのすべてが散っていても
枝が両手広げながら待っている

誰もみな 胸に押し花のような
決心をどこかに忘れている
思い出して
桜が咲く季節に
僕のことを・・・
一本の木を・・・

永遠の桜の木になろう
そう僕はここから動かないよ
もし君が心の道に迷っても
愛の場所がわかるように立っている


4.クラス会の後で

作詞:秋元康
作曲:小網準

新しいメアド
教えてもらって
指が迷ってるスマートフォン
歳月(とき)は過ぎて
声が届かないくらい
遠くなったね 私たち

あの日の気持ちは
卒業アルバムの中
何度も開いたこのページ

クラス会の後は
どうしようもなく切なくて
いつもより
回り道をして帰った
今でもあなたのこと
どこか気になっていた
しくしくと…
記憶を起こしたように
胸の奥の甘い刺(とげ)

あなたから急に
メールが来たって
何て返したらいいのかな
お互いに傷つけ
傷つき合って
背中を向けたリグレット

素直になれたら
どうなっていたでしょう
誰か教えてエピローグ

クラス会の後で
一人きりでそうぶらぶらと
コンビニの
灯りを頼りに歩いた
久しぶりのあなたは
前と変わらないくらい
やさしくて…
余計に悲しくなった
2次会には行(ゆ)けないよ

あれっきり止まってた
あの日の時計の針
動き始めた古い恋

クラス会の後は
どうしようもなく切なくて
いつもより
回り道をして帰った
今でもあなたのこと
どこか気になっていた
しくしくと…
記憶を起こしたように
胸の奥の甘い刺(とげ)


5.未来橋

作詞:秋元康
作曲:吉野貴雄

橋の途中で急に立ち止まって
生まれた街を振り返った君さ
たった一つのスポーツバッグと
始まったばかりの未来が重そうに…

昨日まであの山がすべてだったけど
世界にはいくつも高い山がある

思い出に涙するより
前を向いて歩き出せ!
流れてく時間の川は
待っててくれないだろう
君は清らかなままに
夢を見ればいい
誰もが(みんな)この(橋)渡る
希望と(不安)繋ぐ(繋ぐ)橋よ

遠い列車の汽笛が近づけば
揺れてた心もようやく決まるはず

“できること”“できないこと” 分けてしまうけど
あきらめてしまった道も続いてる

思い出に涙するより
今の瞬間(とき)を 信じよう
鉄橋の向こうの空は
どんな青をしてるのか?
君が自分で見上げたら
僕に教えてよ
いつもと(違う)この(橋)渡る
光と(影を)分ける(分ける)橋よ

生まれた日から
いくつもの橋がある

思い出に涙するより
前を向いて歩き出せ!
流れてく時間の川は
待っててくれないだろう
君は清らかなままに
夢を見ればいい
誰もが(みんな)この(橋)渡る
希望と(不安)繋ぐ(繋ぐ)橋よ