歌ごころ・故郷ごころ

松原のぶえ 歌ごころ・故郷ごころ歌詞
1.宿り木みたいな人だけど

作詞:いとう彩
作曲:馬飼野俊一

好きな人の 身代わりに
死ねるのかと 聞かれたら
ハイと即座に 答えます
あんな男で いいのです
そんな男で いいのです
宿り木みたいな 人だけど
誰にもあれこれ 言わせない
…惚れた男でございます

好きな人に 好きなこと
させてあげる 喜びを
やっとおぼえた わたしです
こんな女で いいのです
そんな女で いいのです
何度も停車は したけれど
終着駅で 待っていた
…たった一人の男です

あんな男で いいのです
こんな女で いいのです
宿り木みたいな 人だけど
ふたりは一緒に 枯れて行く
…惚れた男でございます


2.ほおずき

作詞:津城ひかる
作曲:弦哲也

はぐれないように
この手を 引いて
夢をまっすぐ 生きるひと
いいのわたしは わたしのことは
目立たずに 咲いている
あなたのそばで
そんな小さな そんな小さな花でいい

言葉たらずで
時には ふたり
顔をそむける 右左
ばかねわたしが わたしがわるい
やさしさに つつまれた
あなたの笑顔
あればこそ咲く あればこそ咲く花なのに

くやし涙の
くちびる噛んで
明日のゆくえを さがすひと
いいのあなたが あなたがいれば
雨の日に 散る花も
いつかはきっと
赤い実をなす 赤い実をなす時がくる


3.まさかまさかの坂こえて


4.祖谷(いや)の恋唄


5.愛冠岬

作詞:田中うめの
作曲:三木たかし

遠く涙の 岬を染めて
沈む夕陽に 浜が哭く
波のうねりに 浮かんで消える
面影ひとつ 夢ひとつ
ああ愛冠の岬よ
霧よ晴れて もう一度逢わせてよ

海よ風よ 時を私に返しておくれ
岬のカムイよ
せつない祈りをかなえておくれ

潮のつぶてに 打たれて耐えて
いのちを咲かせる むらさきの
花に重ねる 女のこころ
死ぬことさえも許されぬ
あゝ愛冠の岬よ
北の涯ての 淋しさが凍りつく

海よ風よ 愛の傷みを支えておくれ
岬のカムイよ
私の祈りをかなえておくれ

海よ風よ 時を私に返しておくれ
岬のカムイよ
私の祈りをかなえておくれ
かなえておくれ


6.蛍

作詞:たかたかし
作曲:弦哲也

はぐれ蛍が よりそって
しあわせ手さぐり 夢さぐり
きれいごとでは 愛しきれない
この人と この人と
命かさねて
生きるふたりの 濁り川

抱いてください おもいっきり
明日のゆくえも わからない
夜のすき間を こぼれて落ちて
この人と この人と
躰こがして
生きるふたりの 蛍川

水が濁った この街に
蛍は住めぬと 人はいう
いいの一緒に 翔べたらいいの
この人と この人と
おなじ運命を
生きるふたりの 情け川


7.なみだの棧橋

作詞:杉紀彦
作曲:市川昭介

どこへ行くとも 言わないで
夜明け あの人 船の上
雨のデッキに 眼をこらしても
溢れる泪で 何にも見えない
わけをきかせて くださいと
叫ぶこの声 ドラが消す
行かないで 行かないで 行かないで

寒さ間近の 波しぶき
夜明け桟橋 雨しぶき
こんな時間に 出て行く船に
あの人希望を かけたのだろうか
だけど私は どうするの
何もおしえず 行くなんて
行かないで 行かないで 行かないで

ぼくの故郷は 君の胸
いつもあの人 言っていた
いつか夜明けに 帰って来ると
ひと言きければ こんなに泣かない
私いつまで 待ちますと
船につたえる 束の間を
行かないで 行かないで 行かないで


8.おんなの出船

作詞:山田孝雄
作曲:船村徹

涙 涙 涙 涙
涙枯れても 枯れるな恋よ
船に 私は乗る
あなた 桟橋で
白いテープを引く
お別れ波止場
サヨナラ サヨナラ
おんなの出船

夢を 夢を 夢を 夢を
夢を下さい おんなの夢を
明日は どうにかなる
今夜 見る夢に
愛を信じて行く
一人の旅路
サヨナラ サヨナラ
おんなの出船

心 心 心 心
心あげます おんなの心
他に 何もない
あげる ものなんて
沖じゃカモメが泣く
お別れ波止場
サヨナラ サヨナラ
おんなの出船


9.津軽海峡・冬景色


10.道頓堀(とんぼり)人情


11.名月赤城山


12.小樽運河


13.大阪ごころ


14.哀しみ本線日本海


15.波止場しぐれ


16.ひばりの佐渡情話