1.富士は日本のお母さん
作詞:湯川れい子
作曲:望月吾郎
母に背負われ 手を引かれ
見上げて育った 富士の山
「強くなれ」「強くなれ」
転んでいいから また起きて
夢を愛する 男(ひと)になりなさい
他人の小言は 聞かないが
富士のお山に 諭(さと)された
「大丈夫」「大丈夫」
どんな時でも 見てるから
天に恥じない 男(ひと)になりなさい
裾にうぐいす 山ざくら
両手を広げた 立ち姿
「いいんだよ」「いいんだよ」
なきたい時には 泣けばいい
自分に負けない 男(ひと)になりなさい
どんなに辛い 悲しみも
黙って優しく 受け止めて
「ねんねんよ」「おころりよ」
歌う 木花吹耶姫(このはなさくやひめ)
富士のお山は 日本のお母さん
富士のお山は 日本のお母さん
2.笛吹川
作詞:志賀大介
作曲:望月吾郎
俺が守るよ お前のことは
二百十日(にひゃくとおか)の あらしの中で
言った言葉を 忘れるものか
帰るあてない
旅に出たきり あれっきり
戻る瀬(せ)もない 笛吹川よ
遠くなるほど 逢いたさ募(つの)る
石和(いさわ)湯けむり 想い出染めて
今も優しく 揺れてるだろう
俺のことなど
忘れちゃったと 思うけど
それでいいのさ 笛吹川よ
酒を浴(あ)びれば 未練は消える
咲いて儚い おしろい花は
ひと夜限りの 夢路(ゆめじ)の明かり
無事でいろよ
今日もこころの 便箋(びんせん)に
走り書きする 笛吹川よ
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