桜空

日野美歌 桜空歌詞
1.桜空

作詞:歌凛
作曲:馬飼野康二

ほら桜 見上げる空に 強く強く咲いているよ

光る川面に
今年もまた春が舞い降りて
さよなら告げず
空の彼方あなたは帰らない

あの日の写真の隅で
あなたは笑ってるけど

会いたくて淋しくて
涙が止まらないよ
幾つの時を越えて
悲しみ癒えるのかな

でも桜 今年も咲いた 涙拭いて生きてゆくよ

星降る夜に
心配して迎えに来たよね
あなたが照らす
道はいつも希望できらめいた

二人で歩いた場所は
今年も薄紅の道

涙拭いて歩こう
思い出を抱きしめて
あなたのあの笑顔に
もう一度会いたいけど

ねぇ桜 笑って泣いて 想いこめて生きてゆくよ

舞い上がれ花びらよ
あなたに届く様に
悲しみはいつの日か
生きる勇気になるよ

ほら桜 見上げる空に 強く強く咲いているよ


2.花吹雪

作詞:歌凛
作曲:歌凛

初めて降り立つ
独り見知らぬ旅人になる
光る海原 水彩画みたい
ここがあなたの生まれた町

どこかあなた似の
小さな子が 桜にはしゃぐ
はらりなんだか 泣けてきちゃうよ
帰らぬ面影よみがえる

巡る命があるのならまたいつかあなたに逢えるかな
すべてわかってる様に
花吹雪が 風に舞い上がる

当ても無く歩く
穏やかな時が遣る瀬無いよ
いつか二人で 来ようと言った
ここがあなたの生まれた町

年老いた釣り人
舞い散る桜見上げているよ
ぽろりぽろぽろ 止まない涙
想い出だけ今も咲いている

そばにあなたがいる様で
冗談だよって抱きしめられたい
溢れる涙を止めて
花吹雪が 風に舞い上がる

巡る命があるのなら
またいつかあなたに逢えるかな
すべてわかってる様に
花吹雪が 風に舞い上がる