サクライロ

斎藤工 サクライロ歌詞
1.サクライロ

作詞:小竹正人
作曲:マシコタツロウ

口笛吹いて浮かぶメロディ
つたない言葉 乗せてみたら
あなたのための歌になった
出せないままでいた手紙を
書き直して読んでるようで
なんか懐かしくなっていた

あの日風の中であなた サクライロに染まりながら
ハラハラ落ちる花びらに包まれ 僕に向かって手を振ってた

忘れられない人よ 若すぎた僕らは
好きだって気持ちだけ それだけでもう
ホントに大事なものを 捜そうとしないで
明日(あす)に迷いながら走ってた

時計をはめてないあなたは
ねえ何時?っていつも僕に
時間を聞く癖があったね
現在(いま)のあなたはどんな顔で
誰に時間聞いてるんだろう?
そんなコトぼんやり思った

若さってヤツは案外 サクラのイロとおんなじで
眩しく鮮やかだけれど儚い だからあんなに綺麗なんだね

忘れられない人よ 今更想うんだ
また逢ってみたいとか そんなんじゃなくて
ただ真っ直ぐに優しく 最後くらいあなたを
抱きしめてみせれば よかったと

どうしようなく未熟なところが似ていた僕らは
同じ悲しみを持っていたはずだった
僕はあなたを もっともっと 愛せたはずだった
忘れられない人よ 若すぎた僕らは
好きだって気持ちだけ それだけでもう
ホントに大事なものを 捜そうとしないで
明日に迷いながら 走ってた
夢にはぐれながら 走ってた


2.Now here

作詞:jam
作曲:hiroki・hiroyuki fujino

誰が邪魔してる?
他人? 自分自身? それともこの世界?
生まれつきピンチ 不安を履かされて
歩き続けた日々

競争するのが なんか
苦手な俺たちだから
違うやり方が きっと
あるから

歩こう
蹴落とさない様に
俺たちのルート見つけて
信じよう
新しいやり方を
俺たちのルール探して
きっと守るもの
あるから

自分らしくいたい
それは甘えだって 鼻で笑われる
アイツらが全部
食い尽くした時代 お荷物をどうも

足りないぐらいでいいさ
仲間がいればいいさ
俺たちの風も いつか
吹くだろう

探そう
いっこ間違えたって
終わるはずなんか無いのさ
始めよう
俺たちの道なら
フェアにやりたいだけなのさ
走り出せよ
思うまま

合理的なんて
消費の言い訳 なんにも残って無い
どっか行こうぜ 空が広くて
光あふれる 場所まで

願おう
それでも俺らしく
お前らしくいるために
願おう
だから、もっと 遠く 遠く
そう、ここから

歩こう
蹴落とさない様に
俺たちのルート見つけて
信じよう
新しいやり方を
俺たちのルール探して
きっと守るもの
あるのさ


3.みんなのうた2

作詞:水政創史郎
作曲:水政創史郎

退屈すぎる物語を 僕は逆さまに読んでいる
間抜けなメロディ口ずさみながら
錆び付いたコインロッカーの前で
君を待ってる 君を待ってる 絶望さえ 忘れたまま
君を待ってる 君を待ってる

水の枯れた噴水のそばで やさしい夕立を眺めた
言葉のない歌を歌いながら
エメラルドカラーの芝の上で
君を待ってる 君を待ってる 手がかりさえ 無くしたまま
君を待ってる 君を待ってる

真夜中過ぎの博物館で
剥製のオオカミの前で 君を待ってる

綱渡りから落っこちたピエロが
僕の寂しさに気付いても 君を待ってる

絶望さえ 絶望さえ忘れて 僕は待ってる
みんな待ってる
君を待ってる