花と太陽

平松愛理 花と太陽歌詞
1.青春のアルバム

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

何度もふり返った
やさしい背中 遠くなっていく
目指すゲートの先は
乗客待ちの 白いairplane
人にまみれ とぎれとぎれの
うしろ姿 消えた

痛い程 手すりから乗り出し
あなたさがすけど
ここからじゃ もう何も見えない
あの窓の向こう

あなたはきっと見てるわ
送迎デッキにたたずむ私を
泣かない約束など
こんなに遠くじゃ バレるわけないね
滑り出した 滑走路には
二人生きた 軌跡

スピードを上げながらもえつき
走りぬけていく
離陸して 空に浮く瞬間
思い出になった

空を舞う飛行機が
旋回してる
二人の思い出をリフレインさせて
出会った若い夏
今も忘れない
初めて愛した人があなたで良かった

ついていくことを選べなくて
本当にゴメンね
ちぎれると思う程 手を振る
愛した分だけ

もう二度と会う日がこなくても
死ぬまであなたは
今のまま ずっと生き続ける
唯ひとつ 青春のアルバム


2.部屋とYシャツと私

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

お願いがあるのよ あなたの苗字になる私
大事に思うならば ちゃんと聞いてほしい
飲みすぎて帰っても 3日酔いまでは許すけど
4日目つぶれた夜 恐れて実家に帰らないで
部屋とYシャツと私 愛するあなたのため
毎日磨いていたいから 時々服を買ってね
愛するあなたのため きれいでいさせて

いつわらないでいて 女の勘は鋭いもの
あなたは嘘つくとき 右の眉が上がる
あなた浮気したら うちでの食事に気をつけて
私は知恵をしぼって 毒入りスープで一緒にいこう
部屋とYシャツと私 愛するあなたのため
毎日磨いていたいから 友達の誘うパーティー
愛するあなたのため おしゃれに行かせて

大地をはうような あなたのいびきも歯ぎしりも
もう暗闇に独りじゃないと 安心できて好き
だけどもし寝言で 他の娘の名を呼ばぬように
気に入った女の子は 私と同じ名前で呼んで
ロマンスグレーになって 冒険の人生
突然選びたくなったら 最初に相談してね
私はあなたとなら どこでも大丈夫

もし私が先立てば オレも死ぬと言ってね
私はその言葉を胸に 天国へと旅立つわ
あなたの右の眉 看とどけたあとで
部屋とYシャツと私 愛するあなたのため
毎日磨いていたいから 人生の記念日には
君は綺麗といって その気でいさせて


3.花と太陽

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

人を大切に想うことって
花に水をあげる気持ちに似てる

色とりどりのつぼみが
絶えることなく咲くように
精一杯私が毎日 育てているね

時にはあなたの母になり
花でいたい
あなたが嬉しい そんな日には
私の心に咲いた花をあげる
あなた以外にこんなにも
喜んでいる私がいることを知っててね
そしてあなたもまた
誰かにそうでありますように
誰かの花でありますように

人が毎日を生きることって
移ろいやすいお天気に似ている

何度朝を迎えても
慣れず胸が痛むのは
皆違う幸せ必死で 探してるから

時にはあなたの父になり
太陽でいたい
あなたが辛い そんな日には
希望という名の光を届ける
あなたの傍にいつだって
応援している私がいることを知っててね
そしてあなたもまた
誰かにそうでありますように
誰かの太陽でありますように

あなたには花のように優しい
私でいたい
そしてあなたには 太陽のように
強くありたいと心から願う
人を本当に想うことって
心がとても暖かくなることを知ったから
世界中の皆んなが
誰かにそうでありますように
花と太陽であふれますように


4.観覧車

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

観覧車が空へ 昇ってゆく度
さっきまでなかった景色が
どんどん見えてくる
今日に追い立てられて 見失ったものを
忘れてしまうとこだったね
とりあえず今 ここで休んでいこう

ここなら思い切り泣けるでしょ
女同志 何も気にしないで
運転中に助手席で泣かれると
気が気じゃないからね

アイラインまで流れ落ちたら
学生の時のあなたの顔
ハンカチこんなに汚しちゃって
今度は余程のことなのね

山並が遠く 続いている
海だったとこに ビルが建って
知らないうちに時間は経つね

普段暮らす街は あんな小さいんだね
私達の悩みもきっと
ちっぽけなことかもよ
取るに足らないこと 泣いたり笑ったり
ひとつひとつに一人一人が
日々精一杯で うん、それでいいんだね

昔この辺野原だったね
そう思うと 私達長いね
どんなに久し振りに会っても
挨拶より会話から始まる

足元を見たらついて来てた
観覧車の影はとても濃くて
それは太陽がしっかりと
私達を応援してるから

一番高いとこ 過ぎた頃に
コンパクトでメイク 直している
地上に降りる覚悟をしたね

観覧車地上に 近づいてゆく度
ビルや家や道路や人が
どんどん大きくなる
あなたが泣いたのは 頑張っているから
無駄な涙は決してない
その先には いいコトが待っている

これからも色々 きっとあるだろうけど
いつでもあなたには私がついているよ
まずは ドライヴしよう


5.いいんじゃない?

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

今度で何回目? ごめん笑っちゃった
年中ダイエットじゃ そりゃ食べちゃうってば
我慢しなきゃ味わえない ここまでの美味しさは
間違いなく 世界1のHappy

いいんじゃない?
それでいいんじゃない?
思い通りにいかないからいい

そっかあの彼氏と 別れちゃったんだね
忘れられないのなら 忘れないでいいよ
失恋のお陰で やしなった「見る目」で
もっといい人見つけられるよ

いいんじゃない?
それでいいんじゃない?
思い通りにいかないからいい
いいんじゃない

そのままのあなたでいい
戦わないでいこう
あせらずにあわてずに でもあきらめずに
迷いながら くじけながら
続けてる人に 神様は微笑む

仕事辞めたいって噂は本当なの?
つらくなるって事は 頑張ってる証拠
今夜ここへ皆んな集まるから来てね
バカっ話で息抜きしよう

いいんじゃない?
それでいいんじゃない?
思い通りにいかないからいい

いいんじゃない?
それでいいんじゃない?
思い通りにいかないからいい
いいんじゃない
いいんじゃない


6.旅

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

さあ目を閉じて そのままでいて
転んだままでいいから
感じてほしい 土の柔らかさ
見てほしい 花の色
あなただけじゃない つまずいてるのは
皆 長い旅の途中
ずっと孤独を感じてたでしょう?
大丈夫 ひとりじゃない

永遠に降り続く雨は決してない
立ち昇る水煙に
幼い頃の草の薫りする
くもってる未来のガラスは拭かないで
まず救うのは自分の心
あなたしか出来ない

愛されたいと 願いながらも
愛することを恐れる
そんな自分で いいんだよって
強がってみるけれど
北風と太陽 誰の中でも
本当は競っている
風の匂いと陽のあたたかさ
しばらく 触れていよう

川に浮かぶ月は流れていかない
耳澄ませば夏の日
網にかかった蝉の声がする
明日を示してる地図はどこにもない
あなたの行きたい方へ
道は作られてゆくから

永遠に降り続く雨は決してない
立ち昇る水煙に
幼い頃の草の薫りする
くもってる未来のガラスは拭かないで
まず救うのは自分の心
あなたしか出来ない


7.Single is Best!?

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

dindon dindon dindon dindon dindan

どんなに好きだって 突然のプロポーズに
躊躇しない女(ひと)はいないわ
なのに即OKじゃないから サヨナラなんて
愛までも 何故持ち逃げできる

お気に入りのCD 似合う部屋に住めること
ピンヒールがさまになること
ブランデーでお月見 築いてきたサンクチュアリ
手放す覚悟 分かってない

不安を迷いだと
勘違いしたまま

最高のシングルは 12時を過ぎたシンデレラ
人は傷つかないで 綺麗には変われない
悲しみをバネにして 幸せを羽に飛べる頃
ピンチはチャンスだったと この鐘に感謝する
dindon dindon dindon dindon dindan

「最初から二人は合わないって思ったの」と
友達の嘘は やさしいね
こんなことでもなきゃ 知らなかった暖かさ
毎日が 宝さがしみたい

孤独は引き換えに
プレゼントをくれる

針が重なった瞬間(とき) シンデレラはただのシングル
追いかけられない様に ちゃんと靴 拾ったの
本音にお化粧せず 上手にルージュがひける頃
後悔しないように この鐘を忘れない
dindon dindon dindon dindon dindan

最高のシングルは 12時を過ぎたシンデレラ
人は傷つかないで 綺麗には変われない
悲しみをバネにして 幸せを羽に飛べる頃
ピンチはチャンスだったと この鐘に感謝する
dindon dindon dindon dindon dindan

dindon dindon dindon dindon dindan


8.戻れない道

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

この辺で車 止めようって言うから
反対もできず 黙って助手席降りた
無口な私に 気づかない
あなたを この人で良かったと今また思った

この角曲がれば 昔の私がいた
前見て後ろへ 手だけ振ったさよなら
ちぎれる想いに 負けぬよう
歩き出す私を引き止めてと あの人へ背中で泣いた

二度とは戻らないと 誓ったこの道を
今行き過ぎて 辿り着くの
あなたという 戻れない道へ

あの頃あの人と 観た映画のサントラ
追い越す車の FMから流れてる
切なさ殺すため 蹴った石に
なぜつられてあなた なぞりだす無邪気な口笛

あの人と腕を 組んで歩いた道で
残酷な偶然 私を試しているの
分け合えないから この気持ち
心にしまう分だけ あなたを大切にして生きていく

百回の恋よりも ひとつの愛のため
選んだスタートがはじまる
あなたという 戻れない道へ

二度とは戻らないと 誓ったこの道を
今行き過ぎて 辿り着くの
あなたという 戻れない道へ

いつかは懐かしさだけに変わる道は
チャペルへの道標になる
あなたと行く 戻れない道へ
二度と 引き返せない
あなたという 戻れない道へ


9.月のランプ

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

黄色い月が私に微笑むから
カーテン開けて眠るわ 月のランプで
愛した男達 ランプで暖めたら 思い出は輝く金星

今夜は木曜日 2番目の恋の時
彼の電話 待ってたっけ
週末はすべて 君を予約しとくって
せっかちな習慣 やさしかったね

最後の口づけの海辺
涙とKissには終わりがないと知った

どこかで恋の噂を聞いたけれど
まじめな恋のやり方 変わらないでね
あなたと知り合えて 今の私になった
あぁ今夜も暖かい月

校庭の金網 見つめてた私へと
わざとボール 蹴った人
流れたキックから夏草が薫ってた
今 流星にふと においこぼれた

一生そばに置いてねと
あなたと恋とに恋をしてたファースト・ラブ

黄色い月が私に微笑むから
カーテン開けて眠るわ 月のランプで
愛した男達 ランプで暖めたら 思い出は輝く金星
黄色い月が微笑む こんな夜は
カーテン開けて眠るわ 月のランプで
過ぎ去る愛を集めて 星の枕
しずんで夢見たいのよ 月のランプで

La La La La…
La La La La…


10.美し都 ~がんばろや We Love KOBE~

作詞:阿久悠
作曲:平松愛理

お元気で 美しく そして
夢を見ましょう

忘れはしないでしょう あなたと私が
めぐり逢い 恋をした 美し都を
そぞろ行く人までが 小粋に飾って
人生を謳歌した 美し都を

あそこへ行ったら
即興詩人に口説かれる
あそこで逢ったら
希望という名の船に乗る
花よ 匂えよ 鳥よ はばたけ
人間バンザイ 人間ブラボー
美し都で また逢いましょう

We love KOBE がんばろや
We love We love
We love KOBE がんばろや
We love We love

色彩あざやかに 季節が駆けぬけ
人もまた もの想う 美し都で
見知らぬ旅人も 笑顔に酔わされ
青春を賛歌する 美し都で

あそこを歩けば
愉快なバンドがついて来る
あそこで踊れば
心の憂さなど晴らされる
虹よ かかれよ 風よ そよ吹け
人間バンザイ 人間ブラボー
美し都へ また行きましょう

We love KOBE がんばろや
We love We love
We love KOBE がんばろや
We love We love
We love KOBE がんばろや
We love We love
We love KOBE がんばろや
We love We love

お元気で 朗らかに そして
明日を見ましょう


11.須磨海岸

作詞:平松愛理
作曲:平松愛理

幼い日思ってた大人に
私はなれているのかな
海に向かって大声で
歌うのが大好きだった

大人になれば強くなる
決まり事のように信じてた
砂を蹴る靴底の感触が 同んなじで
あの日無かった赤い遊歩道は
まだ歩きたくない

今日も変わらずに ただ寄せては返す波
引き潮に流され遠くなる ガラスの瓶は追いかけず
失くすことを恐れず自分の今
繰り返せばそれでいいよと
教えてくれてる気がするよ

上京する前描いてた
夢には近づいてるかな
髪型も着る服もお化粧も 違うけど
あの日と一緒のやりたいことまだある
やっと気づいた

太陽の沈む場所が 西に進むように
大人になる度諦めること 自然に増えていくけれど
叶えたい夢がある限り
私は私でいられるって嬉しくなった
口笛で遊歩道行こう

今日も変わらずに ただ寄せては返す波
引き潮に流され遠くなる ガラスの瓶は追いかけず
失くすことを恐れず自分の今
繰り返せばそれでいいよと
教えてくれてる気がするよ


12.エンハンスド CD-EXTRA仕様