1.こまくさ帰行
作詞:さくらちさと
作曲:田尾将実
あなた宛ての手紙 駅で書いています
さようならのあとは 何を書けばいい
好きでした ただ一途に 好きでした
ありがとう あなた すべてだったひと
泣いてはだめ 迷っちゃだめ
もう二度と ふり向かない
ふるさと行き 八時の「こまくさ」で
なつかしい あの町へ 帰ります
きっと咲いています 秋田駒の峰に
紅も淡い花が 雪にたえて 今
私には 生きる場所が あるのだと
ひとりであなた 待って知りました
泣いてはだめ 迷っちゃだめ
この駅で 乗り換えたら
ふるさと行き 八時の「こまくさ」で
新しい 明日へと 向かいます
泣いてはだめ 迷っちゃだめ
もう二度と ふり向かない
ふるさと行き 八時の「こまくさ」で
新しい 明日へと 向かいます
2.姫鏡台
作詞:さくらちさと
作曲:田尾将実
しあわせでしたか お母さん
さび朱色した 姫鏡台
化粧もしない 明け暮れにも
ほつれ髪見せずに 笑ってた
面影が やさしく揺れてる
元気だしてと 云うように
雪国生まれと 思うほど
雪になじんだ ひとでした
故郷(ふるさと)とおく 嫁いできた
若い日のあなたが 愛おしい
父さんに 言えない苦労も
私 今ならわかるのに
時にはため息 かけながら
母の磨いた 姫鏡台
ささやかでいい 日々の暮らし
大切に生きます お母さん
ありがとう 言わせてください
今も あなたの娘です
|