1.レモネード
作詞:岡野宏典
作曲:岡野宏典
人ごみの改札抜けて 今日も乗り込む朝の電車
見送る君の笑顔を思い出せば
ウンザリしそうな景色も少し違って見えてくる
これこそ苦を楽にする 僕の裏ワザ
恋する気持ちが 僕を変えていくよ
君がそばに居てくれるから 僕はきっと
どんなことも乗りこえてゆける
君と同じ気持ちで 歩き続けたい
家に帰るとはしゃぎながら 今日の出来事しゃべりだす君
見慣れたはずのその顔 安らぎくれる
落ちこんで帰るときには そっと満たす甘いレモネード
さりげないその優しさ 救われてる
恋する気持ちは 君をかえていくよ
見え透いた嘘ついては 困らせるけど
そんな君のかわいい強がりも
僕だけに見せてくれる特別だから
何度もすれ違い傷つけ合って 見失うこともあったけれど
だからこそ僕は 君の笑顔であり続けたい
愛しい気持ちも 淋しい気持ちも
君が教えてくれるから 僕はずっと
そばで君を守り続けたい
声にならぬ想いは 膨らんでく
恋する気持ちが 僕をかえていくよ
声にならぬ想いばかり もどかしいから
言葉にかえずに ぎゅっと抱きしめる
僕ら同じ鼓動で いき続けたい
2.右手
作詞:岡野宏典
作曲:岡野宏典
気が付くといつもそうだ 猫背になってくたびれて
車窓に映る 奴が見てる
力のない瞳になって 人ごみの中 同化している
君も僕も消えかけてる
おっとこりゃまずい… 空気にのまれていた
君が差し出す右手をそっとつかんだら
ふいに目の前の世界が息を吹き返す ありきたりだけど
野暮な言葉より 確かに見つけた温もり
いつかみた夢の続きがこの先にあるはず
もう一度 その手を握り返して
沈んでた さっきまでの僕にバイバイ
やわらかい日差しの中で 君の背中を眺めてる
この景色が 続きますように…
形のないこの想いは 君だけに向け飛ばしてる
届いてるか分からないけど
君の目に映る僕はでかくもない
だけどこの想いはきっと…
向かい風の日にも どしゃ降りの雨の日にも 隣にいて
信じていく事 強さを今この手に入れて
いつかみた夢の続きがこの先にあるはず
もう一度 その手を握り返して
霞んでた さっきまでの世界にバイバイ
向かい風の日にも どしゃ降りの雨の日にも 隣にいて
信じていく事 強さを今この手に入れて
いつかみた夢の続きがこの先にあるはず
もう一度 その手を握り返して
霞んでたさっきまでの…
沈んでたさっきまでの
僕にバイバイ
3.ハナウタ
作詞:岡野宏典
作曲:岡野宏典
この街の片隅で 微かに息をしている
僕の背中はあの頃から 変わったのかな?
少しずつ変わってく 夕暮れの風の中で
今日までの事思い出して 鼻歌にかえて
「どこまで続けば終わりは見えるの?」
答えを求めて彷徨ったあの頃
この道遠回りかもしれないけど
選んだなら無駄じゃない
名も知らない君が 残した言葉を
胸に力に変えて僕は行く
いびつなメロディでもいい 鼻歌になるなら
そこで涙が出ても前を向け
形ばかり求めて 焦る自分を殺した
だけど上手く生きる事は 簡単じゃない
周りは口を揃えて 同じ事の繰り返し
分かりきった事とはいえ 少し萎える日々
一つ一つ大切なものを
この手で守って行けたらいいけど
あれこれ 自分も最後は消えゆく
なら今を全うすべきなのかな
声にならぬ想い 君と出会い知った
時の過ぎゆくままに僕は行く
いびつなメロディだからいい 鼻歌にかえよう
そして出会えたわけが 涙
名も知らない君が 残した言葉を
胸に力に変えて僕は行く
いびつなメロディだからいい 鼻歌になるから
そこで涙が出ても前を向け
4.光
作詞:岡野宏典
作曲:岡野宏典
君に逢えたことが 僕の泪拭った
優しい光を ただそっと灯してくれた
君がいてこその僕であると不意に思った
胸の暗闇の中 微かな明かりが今
少しずつ 少しずつ 膨らんでいくよ
あらゆるものを照らし 認める光を知る
無くしてたこの希望を手に 迷いはしないさ
まぶたを閉じてみれば 君の笑顔浮かんで
心の中に一つ 安らぎ与えてくれる
二人重ねる日々に永久など知らないけど…
遠く離れてこそ 見えてくるものがある
僕らは似ていても 同じじゃないから
互いに照らし合えば ここにいる意味を知る
溢れ出るこの想いを手に 無くしてしまわぬように
近づくたび 離れるたびに
想いは募り 言葉にならない
世界が闇で覆われても 二人ならば
光放てる
僕の名を呼ぶ声 君のすべてが今
大きく 大きく 輝きを増すよ
どんな言葉よりも 伝わるその手を知る
そばにいても離れていても 心をつなごう
僕が名を呼ぶよ
僕の名を呼んで…
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