1.涙唄
作詞:なかむら椿
作曲:幸耕平
淋(さび)しがり屋で 泣き虫だけど
涙こらえて 見送る背中
好きで別れる 恋なんて
馬鹿な女です…
いいのいいのよ 振り向かないで
愚かでしょうか 未練でしょうか
涙ぽろぽろ 涙唄
あなたさよなら 愛しい人よ
せめて笑顔で 手を振り返す
二人暮らした 想い出が
胸に溢れます…
いいのいいのよ 忘れていいの
心うらはら 未練でしょうか
涙ぽろぽろ 涙唄
今もあなたが 恋しくて
ひとり泣いてます…
いいのいいのよ 夢でもいいの
愚かでしょうか 未練でしょうか
涙ぽろぽろ 涙唄
2.京都洛北路
作詞:なかむら椿
作曲:なかむら椿
それは叶わぬ恋でした。
それでもあなたを恨まない…
涙みちづれ旅に出る
大原 山里 三千院
わらべ地蔵の苔の道 あぁ 秋の風
燃えて赤々 色付く紅葉 女心を染め抜いて
あなた忘れて出直す旅は… 京都洛北路
今は独りのこの身です。
今でもあなたを思い出す…
未練心が邪魔をする
涙で濡らした 旅の宿
清き流れの貴船川(きぶねがわ) あぁ 恋蛍
鞍馬つづらの木の根の道は 女心の迷い道
あなた忘れて出直す旅は… 京都洛北路
月は朧(おぼろ)な雲母坂(きららざか) あぁ 夢明かり
ならの小川や糺(ただす)の森は 女心に春を呼ぶ
あなた「さよなら」涙を拭いた… 京都洛北路
3.みちのく平泉
作詞:なかむら椿
作曲:なかむら椿
北国に咲いた 美(うるわ)し都
桜舞い散る 東(あずま)下(くだ)りのめぐり会い
何故に 別れは 来るのでしょうか
咲いて儚い この命
嘆く涙の 花が舞う
祈り捧げる…みちのく平泉
月見坂行けば 逢えるでしょうか
生きる悲しさ 癒やす旅路の光堂(ひかりどう)
燃える篝火 延年の舞
辿る思い出 恋しさに
心彷徨う 杉木立
月も潤んだ…みちのく平泉
涙雪積もる 山門くぐる
胸の根雪も 溶けて流れて北上川(きたかみ)へ
叶うものなら この世の次も
赤い運命(さだめ)を たぐり寄せ
めぐり逢いたい あの人と
愛は消えない…みちのく平泉
4.風の丘
作詞:なかむら椿
作曲:なかむら椿
雨に濡れてる 名も無き花が
何故か愛しい 風の丘
雲がちぎれて 陽が射せば
遠い昔が 甦る
父もいた 母もいた みんながいた頃を
風が想い出 連れて来る ハァーヤイー ハァーヤイー
鳥がさえずる 白樺林
白い風車の 風の丘
トンボ追いかけ 畦道を
裸足で駆けた 茜空
忘れない いつまでも みんながいた頃を
風が想い出 連れて来る ハァーヤイー ハァーヤイー
「体大事に達者でな」
見送る母の 目に涙
忘れない いつまでも みんながいた頃を
風が想い出 連れて来る ハァーヤイー ハァーヤイー
5.石割桜
作詞:なかむら椿
作曲:なかむら椿
笑顔笑顔を 忘れずに
浮世七坂 乗り越える
決めた人生(みち)なら 迷わずに
春の来る日を 堪えて待つ
石割桜の花のように
明日に根を張り 生きてゆく
寒い寒い 冬の空
心細さに 凍えます
明日の見えない この人生(みち)は
支え合うから 生きられる
石割桜の花のように
咲いて情けの 恩返し
涙涙の 川を越え
人は優しく 強くなる
回り人生(みち)でも いつの日か
夢も花咲く 春が来る
石割桜の花のように
明日を信じて 生きてゆく
6.女盛りは歳じゃない
作詞:未來里麻
作曲:なかむら椿
女の幸せ 歳じゃない
今さらなんて 言わないで 言わないで
寄り道しては つまずいて
ふられて泣いた 過去もある
まだまだ勝負は これからよ
女盛りは 歳じゃない 歳じゃない
女の幸せ 歳じゃない
まだまだ色気 あるじゃない あるじゃない
ひとりじゃ私 淋しくて
鏡を見ては 問いかける
ちょっぴり小じわも 増えたけど
女盛りは 歳じゃない 歳じゃない
私の幸せ これからよ
一息ついて 空を見る
あせらずゆっくり 歩きたい
女盛りは 歳じゃない 歳じゃない
女盛りは 歳じゃない 歳じゃない
7.二人咲き
作詞:未来里麻
作曲:なかむら椿
馬鹿がつくほど お人好し
片目閉じても 手にあまる
命削って 苦労坂
それでもね それでもね
私あんたに 惚れてるの
明日も笑顔で 明日も笑顔で 二人咲き
喧嘩ばやくて 酒好きで
片目閉じても 身は細る
今日も今日とて 朝帰り
それでもね それでもね
私あんたが 憎めない
背中支えて 背中支えて 二人咲き
いいのいいのよ なにもかも
両目閉じます 許します
惚れた女の 弱みなの
それでもね それでもね
私あんたと 幸せに
春を待ちわび 春を待ちわび 二人咲き
8.海上七夕
作詞:なかむら椿
作曲:なかむら椿
海を愛する 男の祭り
心揺さぶる 夢太鼓
波間に漂う 夏の陣
今年も港の 祭りが来たぞ
漁火船団 大船渡
夏を夏を彩る 海上七夕
海を愛する 男が唄う
苦労重ねて 夢が咲く
可愛いあの娘は 道中踊り
波の飛沫に カモメが騒ぐ
漁火船団 大船渡
海を海を彩る 海上七夕
海を愛する 男のこぶし
たぎる血潮よ 夢港
潮の匂いの しみ込んだ
意地と度胸の 晴れ舞台
漁火船団 大船渡
夜を夜を彩る 海上七夕
9.いのちの鼓動
10.日本全国ふるさと音頭
11.南部恋唄
作詞:なかむら椿
作曲:なかむら椿
南部 恋しや 北風吹けば
思い出させる 国訛り
さんさ踊りか 牛追い唄か
遠い夕日に 聞こえます
心 みちのく 奥州路
辿(たど)る 涙の 影ひとつ
南部 曲がり家 チャグチャグ馬っこ
赤いほっぺも めんこいな
おらが自慢の 南部の国は
西も東も 花盛り
心 みちのく 奥州路
思い出すのは 故郷(くに)の空
南部 しばれりゃ お山も凍る
北上河原(がわら)の 雪の夜
故郷を離れて 何年過ぎた
せめて達者で いて欲しい
心 みちのく 奥州路
呼べば 恋しい あの笑顔
12.暗門の滝
作詞:なかむら椿
作曲:なかむら椿
流す涙が 川になる
一人佇む ブナの森
津軽短い 夏が往く
胸に残り香 置いたまま
ここは 白神 暗門の滝
緑優しい 生命(いのち)が揺れる
風はシベリア 身を責める
息を吹きかけ 歩きだす
津軽平野に 雪が降る
胸にしんしん 音もなく
ここは 白神 暗門の滝
白い谷間に 生命が凍る
長く厳しい 冬は過ぎ
やがて雪解け 花が咲く
津軽峠を 越えてきた
胸に 面影 抱いたまま
ここは 白神 暗門の滝
紺碧(あお)い流れに 生命が萌える
13.また惚れた
作詞:未來里麻
作曲:なかむら椿
好きなあなたの 背中を見つめ
重荷にならず 寄り添い生きる
苦労二人で 分け合って
うれし涙は 倍にして
妻の一文字 くれた人
惚れた 惚れた また惚れた 惚れました
すべてあずけて 契った日から
あなたが命 いついつまでも
胸に咲かせた めおと花
二人一緒に あたためて
生きる幸せ くれた人
惚れた 惚れた また惚れた 惚れました
世間知らずで なんにも出来ず
私にとって あなたが頼り
この手離さず はぐれずに
歩幅あわせて ついて行く
愛のよろこび くれた人
惚れた 惚れた また惚れた 惚れました
14.母娘雲
15.演歌娘21
16.夢をくれたひと
作詞:なかむら椿
作曲:なかむら椿
駄目なら駄目だと 言ってよね
それならそれで いいじゃない
泣くも笑うも 人の世は
めぐり廻って 花が咲く
雨や嵐も 辛くない
幸せさがす 旅だから
お願い お願い 一人じゃ嫌よ
こんな私に 夢をくれたひと
駄目なら駄目だと 言ってよね
それならそれで いいじゃない
弱い女の 強がりと
知っていながら 意地を張る
無理をするなと 気遣うあなた
抱きしめられて 涙ぐむ
ごめんね ごめんね 不器用だから
こんな私に 夢をくれたひと
駄目なら駄目だと 言ってよね
それならそれで いいじゃない
一緒に歩いた 歳月は
悔やむことない 人生だから
逢えてよかった その笑顔
溢れる涙 ありがとう
お願い お願い 忘れちゃ嫌よ
こんな私に 夢をくれたひと
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