1.はじまりの歌
作詞:大橋卓弥
作曲:大橋卓弥
どこへ続くの この先はなんだ
見慣れない道の上 ギターを抱えて立っている
行こうかな 帰ろうかな 悩んで考えて
時間が過ぎていく程 不安は肥大していくだけ
いつでも誰かに頼ってきたんだろう
見る前に飛んでみよう 自分ひとりで
新しい五線譜を眺めて 探し始めたメロディー
向き合うのは成果ではなく 胸に住み着いた弱虫
うまくいかなくって苦しくて 涙が溢れ出したら
ほら一つ前に進めたっていう証 oh yeah!
いつも通る道を少し胸を張って
歩くだけ それだけで 景色が違って見えたんだ
ほんの単純な事 気持ちの持ちようさ
日常に埋もれてた 本当の自分を見つけた
不安とは想像が生み出した罠(トラップ)だ
足をとられぬように 自分を信じて
新しい五線譜に並べた 想いを託したメロディー
向き合うのは評価ではなく 言い訳ばかりの弱虫
うまくいかなくって悔しくて 涙がこぼれ落ちたら
また一つ前に進めたっていう証 oh yeah!
感情のリズム喜怒哀楽を繰り返し刻んでいる
一つ一つが自分だけの旋律を紡いでいく
怖がってないでまずは始めのコードを鳴らしてみよう
世界はまるで嘘のように輝き始める
新しい五線譜を眺めて 探し始めたメロディー
向き合うのは成果ではなく 胸に住み着いた弱虫
うまくいかなくって苦しくて 涙が溢れ出したら
ほら一つ前に進めたっていう証 oh yeah!
新しい五線譜に並べた 想いを託したメロディー
向き合うのは評価ではなく 言い訳ばかりの弱虫
うまくいかなくって悔しくて 涙がこぼれ落ちたら
また一つ前に進めたっていう証 oh yeah!
2.少年と空
作詞:大橋卓弥
作曲:大橋卓弥
放課後、駆け足で家に帰ると 玄関先にランドセルを投げ捨てて
二つ角を曲がった先の いつもの集合場所にまた走る
公園のジャングルジムの前 集まるのはいつもの顔ぶれ
今日は何が起こるのかなぁ 胸弾ませる毎日
ああ 空は青くて ああ 空は高かった
誰かが必ずゴムボールを持っていて
それ一つでまっ暗になるまで遊べてた
手打ち野球がいつもの流れ そこには僕達だけのルールがあった
学校でこっそりくすねてきた チョークで道路に歪なコートを書いて
チームわけのジャンケンをして ただひたすらボールを追いかけてた
ああ あの頃の僕は ああ たいした悩みもなかったんだろう
大人になっていくたびに 何かをきっと手に入れて
大人になっていくたびに 何かを失っていく
また明日一つ 大人に近づくのならば
また何かがなくなっていくのかなぁ‥
また何かを失ってしまうのかなぁ‥
家の裏の細長い下り坂 その脇にむき出しの崖があって
そこに僕らは宝物を みんなで持ち寄って埋める事にした
クッキーの空き缶に詰め込んだ 超合金と100枚の牛乳キャップ
そして僕らは僕たちだけの 宝の地図を作った
ああ 今ではあの坂道も ああ 大きなバイパスが走っている
大人になっていくたびに 何かをきっと奪い取り
大人になっていくたびに 何かを奪われていく
また明日一つ 大人に近づくのならば
また何かがなくなっていくのかなぁ‥
また何かを奪われてしまうのかなぁ‥
僕はいつから大人になったんだろう? その境界線は何処だったんだろう?
そんなことを今歌ってる 僕はきっともう大人なんだろうな
一つ一つ何かがなくなっていったとしても
決して消えないものだってあるんだ
幼き日々のあの夢だけは まだこの胸で輝いてる
ああ 空は青くて ああ 空は高いまま‥
3.Loopy! Loopy!
作詞:大橋卓弥
作曲:大橋卓弥
まだまだ飲み足りないって今日は荒れ模様
どうやらまた彼女とケンカしたみたいなんだ
始めは冗談交じり おどけていたのに
いつの間にか急展開 勃発したらしい
簡単に話してしまえば よくあるトラブルさ
彼女の元カレに嫉妬したってだけの事さ
恋愛ってコツがいる いうなればドミノみたいだ
触れないように慎重に並べていくもの
夕方から始めてすでに日も変わった
愚痴も散々聞いたし 半分のろけ話じゃんか…
結局彼女のことどれ程好きかって
そんな話もういいよ そろそろ帰ろうよ
僕も暇なわけじゃないんだ 締め切り近いし
お前からあやまってしまえよ それで済むだろう
もしも愛情の数値を測れたならいいよなって
酔う程にロマンチスト バカな生き物
恋愛ってコツがいる いうなればドミノみたいだ
触れないように慎重に並べておくれよ
僕も助かるから…
4.永遠の果てに
作詞:山田ひろし
作曲:徳永英明
答を聞かせて
僕等は 何処へゆくのか
小さな流れが 海へ着く様に
答を聞かせて
心は 何処へゆくのか
この指でさえも 土に還るのに
燃えながら
降りそそぐ星達よ
その旅の終りに
あんなにも 眩しく輝くのは
哀しみのせいじやない
誰もが 生まれる 涙 溢れるままに
力の限りに 泣き声をあげて
すべての 命が ひとつの物語なら
僕等の名前も そこにあるだろう
果てしない
道に倒れ続けて
降る雨に 負けても
この胸に 灯した炎だけは
永遠に 消せはしない
時が訪れて
すべて終わる日に
なにを想うだろう
何を悔やむだろうか
いつか、また
僕等はめぐり逢える
この星の 何処かで
泣きながら 僕らが生まれるのは
哀しみのせいじゃない
5.全部、君だった。
作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
いつのまにか降りだした雨の音
急ぎ足で行く季節の終わりを告げている
ふいに窓を閉じかけた手が止まる
しばらくは君のこと思い出さずにいたのに
些細なことからの諍いは
いつも二人の明日を曇らせた
今ならあの夜を越えられるかな
君の涙に答えられるかな
胸も苦しくて張り裂けるほど
全部、君だった
互いのぬぐいきれない淋しさを
冷めた朝の光の中でうやむやにしてきた
心にもないうらはらな言葉で
わざと二人は傷付け合ったね
今なら上手に伝えられるかな
いつも微笑みに応えたかった
胸も切なくてかきむしるほど
すべて、君だった
時は静かにかけがえのないものを
遠ざかっていくほどあざやかに映し出す
どんなにやるせない気持ちでも
どんなに明日が見えなくても
温もりだけをたよりにしていた
やがて雨音は途切れはじめて
街がにわかに動きはじめる
雲はゆっくり滑りはじめて
部屋は明るさを取り戻してく
風がやさしく頬をなでてゆく
全部、君だった
雨も雲も街も風も窓も光も
全部、君だった
冷めた朝も夜も微笑みも涙も
全部、君だった
6.そろそろいかなくちゃ
大橋卓弥・秦基博
作詞:スガシカオ
作曲:スガシカオ
なんだかどうでもよくなって 午前中サボってしまった
みえすいた言い訳をしたら よけい滅入ってきた
昨日の夜彼女が食べてた ポテトチップスの袋
テレビを見ながら飲んでたビールも そのままテーブルに...
さえない日々だとは思う
いろんなこと考えちゃいるけど
“電話くらいよこせ”と家族はいう
話せることは 別に何もないけど
“つまらない”とよく彼女はいう
もうすぐ正午 そろそろいかなくちゃ
ドアを開けると 冷たい空気がギュッと耳をつかんだ
ノブに手をかけたまま ぼくは息をすいこんでみる
すれちがった痩せこけた犬が ぼくの方を見てニヤッと笑った
白い息がわざとらしいくらい いちいち絡みつく
週末になればもうすこし
いろんなことマシになるかな
“あいしているの?”と彼女はいう
いつもうまく 返事はできない
“シケた顔をするな”と友達はいう
タメ息はもういい そろそろいかなくちゃ
“大人になれよ”と誰もがいう
ぼくにしか見えない ユメはもういい
“ゴメン”と口ぐせのようにぼくはいう
言い訳はいい そろそろいかなくちゃ
7.64
大橋卓弥(from スキマスイッチ)+秦基博
作詞:岡本定義
作曲:岡本定義
何にも欲しい物など無いのさ
とりあえず今はね 過不足のない日々だ
午後から何処かへ出かけようか
洗濯物はもうそのままでいいからさ
部屋の鍵を閉めて 階段を降りて
お気に入りの靴をはいて行こうよ ねえ
いつの日か歳をとって
やがて老いぼれになったとしても
こんな小春日和の穏やかな日なら
うれしいんだけどな
「もうすぐ二年目になるね」と
君は小さなスキップ踏みなから前を行く
君が小さなステップ踏みなから前を行く
うれしいな たのしいな…
8.ピアノとギターと愛の詩(うた)
大橋卓弥(スキマスイッチ)+さかいゆう
作詞:大橋卓弥・さかいゆう
作曲:大橋卓弥・さかいゆう
コンビニに忘れられた傘
いつまでも持ち主を待っているかのよう
きっと雨がやんでいらなくなったんだろう
公園の真ん中にそびえたった木
そこにある意味なんて考えもしないけれど
誰かが残した日陰は優しく風で揺れている
可燃物の中、紛れ込んだ空き缶
仲間はみんな隣の箱の中
ほんの少しの気まぐれで分かれていく道
隣の部屋のへたっぴなピアノ
心地よい日差しの中、君と昼寝
どんな歪な音階もスケールアウトしたラブソング
何気ない日常に
かくれんぼしたメッセージ
ワンフレーズでもいいから
心に留める 愛の詩(うた)
空っぽのギターケース
実はギターなんて弾けない僕
中に入っているのはカッコばっか気にしてる自分だけ
手と足と鼻と口と酸素、太陽
大事なものはみんなタダさ
でも当たり前のこと見失ってく
何気ない日常に
かくれんぼしたメッセージ
ワンフレーズでもいいから
歌ってみようよ 愛の詩(うた)
昨日までの自分を
ほんの少しだけ変えてみよう
何気ない日常に
かくれんぼしたメッセージ
ワンフレーズでもいいから
心に留める 愛の詩(うた)
何気ない日常に
かくれんぼしたメッセージ
ワンフレーズでもいいから
歌ってみようよ 愛の詩(うた)
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