全曲集

増位山太志郎 全曲集歌詞
1.そんな夕子にほれました

作詞:海老名香葉子
作曲:山路進一

やさしいことば 暗い過去
みんな鏡が 知っている
一人ぼっちの かわいい女
そんな夕子に……
そんな夕子に ほれました

小さな一間 アパートに
白い お鍋が 光ってた
ソット生きてる かわいい女
そんな夕子に……
そんな夕子に ほれました

グラスを持つ手 ふるわせて
愛が 欲しいと ないていた
ナイトクラブの かわいい女
そんな夕子に……
そんな夕子に ほれました

キャベツをきざむ 手を止めて
今日は このまま 側にいて
いつも 甘える かわいい女
そんな夕子に……
そんな夕子に ほれました


2.いつか逢う日を夢みて

増位山太志郎・長沢薫
作詞:中山大三郎
作曲:中山大三郎

涙にぬれた 目をあげて
あきらめますと 君は言う
ごめんね 何もかも おれがわるいのさ
君の肩先の ふるえが悲しい

私でよけりゃ 何もかも
ささげて生きる はずでした
あなたの行く道に もしもじゃまならば
どうぞ気にせずに 私と別れて

若すぎたのさ 二人とも
あまえてばかり いた私
涙をのりこえて 生きて行くんだよ
春を待ちますわ 一人で待ちます

愛していても 別れよう
愛されながら別れましょう
はなれてくらしても
こころそれぞれに
いつか逢う日を夢みてさよなら


3.そんなナイト・パブ

作詞:水木怜
作曲:徳久広司

あなたのマネして タバコをふかし
わざとわるさを してみせる
シャララ…トシオ
だからお前が 可愛いと
ホホを押えて くれた人
このごろ来ない
札幌 そんなナイト・パブ

濃い目のブルーの 背広ににあう
カルダン仕立ての ネクタイを
シャララ…ミツル
買ってあるのに それっきり
きっと浮気を してるのね
このごろこない
東京 そんなナイト・パブ

私のこころに にたよな唄が
あればカラオケ かけてみる
シャララ…イサオ
君は好きでは ないんだと
いつもやかせる にくい奴
このごろこない
大阪 そんなナイト・パブ

あなたのボトルが あくころそっと
車をとばして きてくれる
シャララ…タカシ
酔ったみたいで なんかへん
今日は甘えて みたいのに
このごろこない
博多もそんなナイト・パブ


4.新宿慕情

作詞:石坂まさを
作曲:紺野章

あなたの哀しいその目にひかれ
私の全てを許してしまったの
赤いグラスで飲む酒は 別れ涙を忘れさす
東京 新宿 歌舞伎町 恋に女は負けたのよ

今夜は一緒に過ごそうなんて
あなたは全くその気のない人よ
噂じゃいけない人だけど私に とっても優しいの
東京 新宿 歌舞伎町 恋に女は負けたのよ

誰かを愛して疲れた時は
も一度この手に 帰って来て欲しい夜の寒さに
面影を抱いて 私は待ってます
東京 新宿 歌舞伎町 恋に女は負けたのよ


5.そんな女のひとりごと

作詞:木未野奈
作曲:徳久広司

お店のつとめは はじめてだけど
真樹さんの 紹介で
あなたの隣りに 坐ったの
あそびなれてる 人みたい
ボトルの名前で わかるのよ
そんな女の ひとりごと

身体(からだ)に毒だわ つづけて飲んじゃ
ユミさんは こないけど
十時に電話が 入るわよ
あなた歌でも 唄ったら
少しは気持ちも はれるでしょ
そんな女の ひとりごと

車でおくると いわれたけれど
奈美さんに 叱られる
あなたの浮気は 有名よ
ジンのにおいで 私まで
酔わせるつもりね 今夜また
そんな女の ひとりごと

グレーの背広に ラークのタバコ
ママさんの いい人ね
身の上ばなしを したいけど
渋い笑顔に どことなく
かなしい昔が あるみたい
そんな女の ひとりごと


6.だから女は泣くのです


7.男の背中

作詞:中山大三郎
作曲:中山大三郎

男の肩と 背中には
むかしの影が ゆれている
恋も 涙も 悲しみも
だれにも言えない 傷あとも
ゆらゆらゆら とまり木ゆれて
グラスの底に 明日(あす)をみる
おまえはそんな 男の姿
気付かないけど

男の胸の おくのおく
そのときどきの 夢がある
過去も 未来も ぼんやりと
忘れてしまう ときがある
ゆらゆらゆら タバコのけむり
見つめて愛に ゆれながら
おまえのあまい かおりの中で
休む日もある

ゆらゆらゆら とまり木ゆれて
グラスの底に 明日(あす)をみる
おまえはそんな 男の姿
気付かないけど


8.今夜は離さない

増位山太志郎・日野美歌
作詞:藤波研介
作曲:幸耕平

抱いてほしいなんて 女の口から
いえる訳などないわ いじめないでね
すねた君の顔が たまらなく好きさ
このまま二人きり 踊りつづけよう
恋は魔法さ お酒のようね
知らず 知らずに 二人を酔わす
今夜は離さない 離れられない

好きといえば好きと 答えてほしいの
女ごころはいつも 欲ばりなのね
そんなことはないさ 男のこころは
勝手さでも今は 君しか見えない
恋は魔法さ 夢見るようね
交わす 吐息も 一つになれる
今夜は離さない 離れられない

よそ見してはいやよ いたずら夜風が
そっと素肌にふれて 通りすぎるわ
頬をよせていれば 言葉はいらない
小指の先までも 愛しているから
恋は魔法さ ゆれる灯りを
甘い 香りの 花に変えるよ
今夜は離さない 離れられない


9.ふたりのラブソング

増位山太志郎・川中美幸
作詞:吉岡治
作曲:五木ひろし

憶えていますか この歌を
あの日もふたり 踊ったわ
涙をいっぱい 眸にためて
今夜もおまえは 綺麗だよ
愛していても すれ違い
ボタンひとつの かけ違い
おとな同士 にがい夜を
忘れて踊って いいじゃない

あなたのやさしさ ぬくもりを
死ぬまでわたし 忘れない
ふたりですごした 歳月に
乾杯しようか もう一度
思い出ひとつ 分けあって
心の振子 ゆらゆらと
おとな同士 見つめあって
別れのお酒も いいじゃない

そろそろ夜明けね 霧の街
さよならいわず 出てゆくわ
途中で不幸に 出会ったら
帰っておいでよ いつだって
しあわせでした ありがとう
道はそれぞれ 違うけど
おとな同士 背中あわせ
歩いてゆくのも いいじゃない


10.今度逢えたら

作詞:木未野奈
作曲:大野弘也

これきり二度とは 逢えぬかもしれぬ
大人同士の 別れの夜だ
泣くだけ泣けよ・・・ 俺のこの胸で
夕子夕子 今度こそ今度こそ
ほんとの倖せ みつけなよ

お前は北国へ 連絡船で
俺は南へ さいごの旅だ
わがままだけが・・・ のこった二人・・・
夕子夕子 つらいけどつらいけど
この指はなそう このへんで

傷つけあいながら くらしていても
無理がなおさら お前を泣かす
素直なこころ 酒でよごすなよ
夕子夕子 わかれてもわかれても
愛しているんだ 愛してる


11.雪虫


12.とにかく,あした


13.港夜景


14.あじさいの別れ

作詞:横山聖仁郎
作曲:横山聖仁郎

うれいをこめて 秘かに咲いた
あじさい匂う 別れ道
添えぬ運命に 身を引く人の
うしろ姿を 小雨がかくす
音もなく 恋に散る あじさいの花よ

うなじに そっと 唇よせて
おまえが好きだと 言った人
肩に甘えた 相々傘で
あなた心に まかせたわたし
恥じらいに 頬そめて 愛を知った夜

季節の中で いつかは褪せる
あじさいの色の いじらしさ
呼んで届かぬ 面影だけど
胸にこころに 離さず抱いて
幸せを 振りかえる あじさいの夢よ


15.だから今夜は…

増位山太志郎・沢田嘉津枝
作詞:初信之介
作曲:徳久広司

お前のような 優しい女
探していたんだ この俺は
あなたの知らない この私
もっと見せて あげたいわ
その髪のその長さ とっても似合う
だから今夜は 帰さない

あなたのために 生まれて来たと
思っていいのね いつまでも
お前の笑顔に ふれる時
俺の気持は やすらぐよ
その言葉その心 涙がでるわ
だから今夜は 帰さない

はじめて何が 生きがいなのか
お前と出逢って 気がついた
あなたを愛して 良かったわ
生きる夢を 知ったから
その指にこの恋を 飾ってみたい
だから今夜は 帰さない


16.おもいで話し