好きです日本

坂本冬美 好きです日本歌詞
1.オホーツク恋唄


2.冬美のソーラン節

作詞:やしろよう
作曲:花笠薫

網を引け引け 網を引け
まだまだ引け引け どんと引け
波は体を 削り取る
この手に皺を 刻み込む

※ヤーレンソーランソーラン ソーランソーランソーラン
泣いて笑ってヨー 荒波越えてヨー
生きて来たんだヨー この海で※

ヤサエーエンヤーアサーノ ドッコイショ

汗を拭け拭け 汗を拭け
拳で拭け拭け ぐいと拭け
酒をあおって 夜が明ける
朝陽を浴びて 船を出せ

ヤーレンソーランソーラン ソーランソーランソーラン
飲んで唄ってヨー 命を賭けてヨー
生きて行くんだヨー この海と

(※くり返し)


3.ふたりの大漁節

作詞:やしろよう
作曲:花笠薫

沖じゃ名うての 暴れん坊が
背中丸めて 飲んでるお酒
船を出せない 嵐の晩は
そばに私が いるじゃない
アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ
晴天(なぎ)待つふたりの 大漁節

陸(おか)じゃ取り柄も 甲斐性もないと
笑うあんたが 私の宝
徳利並べて ゆらりと酔って
膝を枕に 眠りゃいい
アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ
寄り添うふたりの 大漁節

海よ荒れるな 夜風よ哭くな
どんな苦労も 笑顔で耐える
ここはあんたと 私の港
出船 入り船 夢見船
アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ
春呼ぶふたりの 大漁節


4.雪椿


5.矢切の渡し


6.安曇野


7.能登はいらんかいね

作詞:岸元克己
作曲:猪俣公章

欠けた徳利に 鱈子(たらこ)のつまみ
酒の注ぎ手は 見染めたあの娘(こ)
能登はいらんかいねー
ふるさと 能登はヨー
寝酒三合に 口説きを混ぜて
今夜は輪島の 夢をみる

風は潮風 シベリア返し
汽車は昔の 各駅停車
能登はいらんかいねー
ふるさと 能登はヨー
いさざ土産に 嫁さんつれりゃ
おひろめ椿の 花が舞う

冷やで五合 ぬくめて五合
しめて一升 酒ありゃ楽し
能登はいらんかいねー
ふるさと 能登はヨー
氷鳴らして 想いを馳(は)せりゃ
御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)の 音がする


8.京都から博多まで


9.大阪ラプソディー


10.播磨の渡り鳥

作詞:松井由利夫
作曲:水森英夫

播磨灘から 瀬戸内づたい
噂追いかけ 紅緒笠
逢える 逢えない 逢えない 逢える
旅の気休め 花占いに チョイト
なぜか しんみり 淡路島
女 ひといろ 渡り鳥だよ

赤い蹴出しに ほろりとからむ
野菊 いとしや いじらしや
通す 通さぬ 通さぬ 通す
意地の白帆も 潮風夜風 チョイト
たたみたくなる 伊予の月
涙 ひといろ 渡り鳥だよ

恋の螢は 飛ぶにも飛べぬ
秋のはずれの 鶴見崎
行こか 戻ろか 戻ろか 行こか
思案したとて 一天地六 チョイト
ままよ出たとこ この勝負
心 ひといろ 渡り鳥だよ


11.波止場しぐれ


12.あばれ太鼓

作詞:たかたかし
作曲:猪俣公章

どうせ死ぬときゃ 裸じゃないか
あれも夢なら これも夢
愚痴はいうまい 玄界そだち
男命を 情にかけて
たたく太鼓の 暴れ打ち

酒と喧嘩は あとへはひかぬ
意地と度胸の 勇み駒
惚れちゃならない 義理あるひとに
知って照らすか 片割れ月に
男泣きする 松五郎

櫓太鼓(やぐらだいこ)の 灯(あかし)がゆれて
揃い浴衣の 夏がゆく
ばちのさばきは 人には負けぬ
なんでさばけぬ 男のこゝろ
小倉名代は 無法松


13.豊後水道


14.火の国の女

作詞:たかたかし
作曲:猪俣公章

肥後は火の国よ 恋の国
燃える中岳(なかだけ)よ 胸こがす
一つしかないこの命
くれというならくれてやる
熱か 熱か こころもからだも 熱か
惚れた女(おなご)を抱きたけりゃ
火傷(やけど)かくごで
抱かんとね 抱かんとね

肥後は湯の里よ 滾(たぎ)る国
菊地 地獄谷 血がさわぐ
たとえ地の底 針の山
来いというならついてゆく
熱か 熱か
情念(おもい)も涙も 熱か
恋は一生 ただひとり
それでよかなら
抱かんとね 抱かんとね

熱か 熱か
枕も吐息も 熱か
うちはひとりじゃ よう寝れん
月にかくれて
逢いに来い 逢いに来い

熱か 熱か
こころもからだも 熱か
闇を流れる火の河で
うちはあんたの
夢をみる 夢をみる


15.うりずんの頃

作詞:永井龍雲
作曲:永井龍雲

恋破れ 夢破れ
今宵もまた涙
目を閉じて 思い出す
赤花(あかばな) 青い空
島の 無垢鳥(むくどり)に
大和(やまと)の水苦く
帰りたい 故郷(ふるさと)は今
うりずんの頃

母恋し 筆便(ふでだよ)り
潮(しお)の香 仄薫(ほのかお)る
小包(つつみ)開け 懐かしい
手作り 油菓子
南風(はよ)よ 涼やかに
小さき老人(おい)の背に
帰りたい 故郷(ふるさと)は今
うりずんの頃

若夏の 初初し
緑葉 胸を打つ
辛くても 生きて行く
宝のこの命
響け 美海(ちゅらうみ)に
三線(さんしん) 大らかに
帰りたい 故郷(ふるさと)は今
うりずんの頃

帰りたい 故郷(ふるさと)は今
うりずんの頃


16.好きです日本-四季の絵本-