1.夜が明けて
作詞:なかにし礼
作曲:筒美京平
夜が明けて手さぐりをしてみた
ぬけがらのとなりには
だれもいない
目をあけて部屋のなか見てみた
陽がもれる窓のそば
だれもいない
夢を追いかけて
ひとりふかすたばこのけむり
白い白い
夜が明けて夢をみたまくらに
あの人のかみの毛が
ひとつのこる
テーブルの灰皿の中には
あのひとのすいがらが
ひとつのこる
あせたくちびるをかんで
ひいたルージュの赤が
つらいつらい
われた手鏡に語りかける
おんなの朝は
ひとりひとり
2.浮雲
3.女と言う名の汽車
4.郷愁
5.待ちわびて
6.ふたりは若かった
7.ごめんなさいあなた
8.京都木屋町情話
9.サンゴ礁の娘
10.忘れてください
11.今日からひとり
12.愛があれば
13.花びらは恋する女
14.白い夜霧
15.幼い子供のように
16.あなたの影
17.あなたがいない日
作詞:なかにし礼
作曲:都倉俊一
あなたがいない日は 小さなこの部屋も
大きく見えて 私には淋しすぎる
ランプをともしましょう
お花をかざりましょう
あなたの好きな服を着て
夜をすごす
ひとりで眠るのは 慣れてるつもりでも
時計の針をおくらせて
起きているの
あなたの靴音が
近づく気がしたの
扉をあけてみたけれど
誰もいない
あなたを待ちながら 夜明けが来てもいい
今夜は何故か 恐い夢
見そうだから
ひとりで眠るのは 慣れてるつもりでも
時計の針をおくらせて
起きているの
18.離婚 第一章
19.離婚 第二章
20.あなたと並んで幸せな私
21.目を閉じて
22.時計
23.コンドルは飛んで行く
24.たそがれの御堂筋
作詞:古川益雄
作曲:加藤ヒロシ
御堂筋の たそがれは
若い二人の 夢の道
お茶を飲もうか 心斎橋で
踊り明かそう 宗右衛門町
送りましょうか 送られましょか
せめて難波の 駅までも
今日の僕等の 思い出を
テールランプが 見つめてる
銀杏並木の 御堂筋を
肩を並べて 二人きり
もっと歩こう 中之島
川の向こうに ネオンの灯り
遠い夜空に 流れる星を
じっと二人で 見つめつつ
今夜もここで 別れましょう
ビルの谷間の 淀屋橋
25.さよならさよなら
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