1.たのしそう かなしそう
作詞:原田郁子
作曲:原田郁子・オオヤユウスケ
たのしそうに君が笑うたび
つられて私もたのしくなる
目と目がぱちっとあうその感じが
他の人とぜんぜんちがうから
街路樹に 光の輪っか
鮮やかに 揺れ動く
まぶしそうに目をふせて
ふたりは名前呼びあった
はずかしそうに笑う
君が わたしの未来よ
かなしそうな君ははじめてで
思いがけずかなしみをしる
目と目がぱちっとあうそれだけで
こころの奥にまっすぐ届くの
水たまリ 光の粒
ささやかに 揺れ動く
はずかしそうにうつむいて
ふたりの距離はちぢまった
ちいさくそっとうなずく
君が わたしの未来よ
♪ラララ〜
ばずかしそうにふりむいて
ふたりは過去になげキッス
たのしそうに笑う
君が わたしの未来よ
2.緑道
作詞:原田郁子
作曲:オオヤユウスケ
いつか きみが 言ってくれたこと
いまも むねの なかに のこってる
りんりん らんらん なんか うれしいな
家と家の ちょうど すきまから
それは それは 美しい 夕陽をみた
りんりん らんらん なんか うれしいな
りんりん らんらん だれかに いいたいな
くらい緑道 ひとりあるいてる
でも やさしいうたがヘッドフォンから 流れてる
りんりん らんらん こわくないように
りんりん らんらん ボリュームちょっとあげて
りんりん らんらん うたいながら あるく
なんか うれしいな
あーあ うれしいな
3.かじき釣り
作詞:いしいしんじ
作曲:原田郁子・オオヤユウスケ
よく晴れた空 潮のかおり
わたし道具そろえ 電車にとびのる
湾曲した埠頭 かがやくマスト
まるめた投網に あがって見渡す
桟橋で会った ひげの船長
ピューと口笛 乗れよと笑った
俺こそ海の王者 さかなどものあるじ
どんな化け物も この話は逃がさねえ
釣れるかな 釣れるかな
こわくて たのしい かじき釣リ
真白ぎ船体 その名もにゅうどう雲
大波の山 50ノットで飛びこえ
おやいけねえ とひげの船長
弁当を忘れてきた 港へは取リにもどれない
大海原に はためくボーダー
おひとついかがです? 特製サンドイッチ
ツナサンドをパクリ 海の王者は
こんなうまいもの この世にあったとは
釣れるかな 釣れるかな
こわくて たのしい かじき釣り
三時間四時間 竿をにぎって
日焼けどめは 汗とながれる
遠めがねかまえた ひげの王者は
面舵いっぱい 真剣な顔
日暮れの前に 竿がしなった
リールの悲鳴 ふんばるデッキシューズ
分厚いてのひら あたしを支えて
真っ赤な海に 跳ねるはソードフィッシュ
(間奏〜かじきとのファイトをさまざまな音であらわす)
そんなこんなで 港へかえリ
三日後船長と 結婚式をあげた
釣ったのかな 釣られたのかな
いまも わたしには わからない
船長のひげ じつはつけひげ
王者のくせに ほんとはカナヅチ
あたしがもし 海原でおぼれたら
あの人も一度 とびこんでくれるかな
釣れるかな 釣れるかな
こわくて たのしい かじき釣リ
カナヅチの漁師は けっこう多い
4.教会
作詞:原田郁子
作曲:原田郁子
まっすぐで やわらかい
めずらしくて なつかしい
ちいさくて たくましい
かけら ひとつ
だきしめて いるから
これからも みまもって いて
5.なみだとほほえむ
作詞:原田郁子
作曲:オオヤユウスケ
なみだ あふれてた
ふいに あふれでた
なにに ないたのか
わからず あふれでた
そとへ こぼれでた
つるるるるるる こぼれでた
どんな きもちかは
いえずに こぼれでた
あぁ きみが ほほえむ
あぁ ぼくも ほほえむ
こえは ひびく
こころに ひびく
みみを かたむけて
ただ みみを かたむけて
あぁ きみが ほほえむ
あぁ ぼくも ほほえむ
ひびは ながれてゆく
どこに ながれてゆく
ながれ ながされて
ふたりは しっかりと
手を にぎりあっている
あぁ きみが ほほえむ
あぁ ぼくも ほほえむ
6.流れ星
作詞:原田郁子
作曲:原田郁子
となりのひとを あぁ 近くに感じたの
まるで 流れ星を あぁ 見てるみたい
寒くなってきたね 日が暮れるのが
早くてついていけないや
出かけない どこにも出かけないよ?
今日はゴロゴロゴロネーズ
この空の先には にくみあって
殺しあう人がいるんだって
ほんとに? ほんとにほんとに?
ニュ-スは見すぎちゃいけないね
ふいに となりのひとを あぁ 近くに感じたの
まるで 流れ星を あぁ 見てるみたい
お互い黙ったまんま そっぽむいて
本のつづきを読む
邪魔しない どっちも邪魔されたくない
こんな日がたまにあるといい
この空の下には わたしたちみたいな
ふたりづれ いるのかな
会いたいね いつか会いにゆきたいね
田舎料理を食べながら 笑い話をしあうんだ
ふいに となりのひとを あぁ 近くに感じたの
まるで 流れ星を あぁ 見てるみたい
それは 流れ星の あぁ ような かがやき
7.ワルツ
8.海からの風
作詞:いしいしんじ
作曲:オオヤユウスケ
家をゆらす 海からの風は
皿も 煙も わたしをも揺らす
どこかへ飛んでいっちゃいたいな
窓をあける 空を犬飛んでく
しっぽ逆立で 赤い布をくわえて
どこかへ飛んでいっちゃいたいな
どこへも飛んでいきたくはないな
家をゆらす 海からの風は
皿も 煙も わたしをも揺らす
どこかへ飛んでいっちゃいたいな
どこへも飛んでいきたくはないな
どこへも飛んでいきたくはないな
外国の旗
新聞紙
小魚のむれ
空き缶
派手なシーツ
三輪車
バーの看板
おばあさん
9.鳥の羽 鳥の影
作詞:原田郁子
作曲:伊藤ゴロー
できるだけ むずかしくしないで 伝えたい
大げさなのは くたびれちゃうよ
ぼくにできるかな? できるかな?
きみにできるかな? か-な?
あの人の髪の毛が ゆれているから
あっちの方がら ほら風がふいてる
ぼくをさそう風 さそう風
きみをつつむ風
すこしも むずかしいことなんてない
自分に正直で さえ いれば
ぼくにできるかな? できるかな?
きみにできるかな? か-な?
自分に正直で さえ いれば
10.トゥインクル
作詞:原田郁子
作曲:永積タカシ
いつだって ぼくらは
きゅうくつが 苦手みたいで
広い空が
見える場所へ出たくなるの
いつからか ぼくらは
複雑なもの 見すぎて
黒いお目眼が
日に日に悪くなっちゃうの
※しあわせを呼ぶメロディー
君と僕ににあうメロディ-
うたいながら※
しあわせを呼ぶメロディー
君と僕をつつむメロディー
うたいながら ゆこうね
スマイル スマイル ひびくハーモニー
(※くり返し)
じーーーん 胸が
よろこぶ メロディー
うたいながら ゆこうね
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