南こうせつベスト

南こうせつとかぐや姫 南こうせつベスト歌詞
1.夢一夜

作詞:阿木燿子
作曲:南こうせつ

素肌に片袖 通しただけで
色とりどりに 脱ぎ散らかした
床に広がる 絹の海

着ていく服が まだ決まらない
苛立たしさに 口唇かんで
私ほんのり 涙ぐむ

あなたに逢う日のときめきは
あこがれよりも 苦しみめいて

ああ 夢一夜 一夜限りに
咲く花のよう 匂い立つ

恋するなんて 無駄なことだと
例えば人に 言ってはみても
あなたの誘い 拒めない

最後の仕上げに 手鏡みれば
灯の下で 笑ったはずが
影を集める 泣きぼくろ

あなたに逢う日のときめきは
歓びよりも せつなさばかり

ああ 夢一夜 一夜限りと
言いきかせては 紅をひく

あなたを愛した はかなさで
私はひとつ大人になった

ああ 夢一夜 一夜限りで
醒めてく夢に 身をまかす


2.夏の少女

作詞:南こうせつ
作曲:南こうせつ

目を覚ましてみると 白い砂は焼けて
まぶしい日ざしと いたずらな瞳が
僕をまどわす ほほえむ君の顔が
夏の空に溶けてゆく おまえは僕のために
生まれてきた様な なぜかそんな感じ

ラララ 夏の少女よ 強く抱きしめて
二人のすべてを ここにしるしておこう

暮れゆく浜辺には 君と二人だけ
心のゆくままに 波間に漂よえば
夏も終り 泣いてる君の顔が
季節を変えてゆき 冷たい潮風が
熱い胸をぬけて 思い出は涙にゆれる

ラララ 夏の少女よ 強く抱きしめて
二人のすべてを ここにしるしておこう


3.愛する人へ

作詞:岡本おさみ
作曲:南こうせつ

きみのきれいな胸
とてもあったかい
暮れ残った日だまりみたいさ
窓の外は冬
雪さえ降ってきた

過去をふりかえると
恥ずかしいことでいっぱいさ
長い眠りからさめると
生まれ変わってた
なんて言うのがいいね

※愛する人よ 眠ろう
ことばは愛想なしさ
愛する人よ 眠ろう
だまってねむりなさい※

正義はまたからぶりさ
こんなところにも
にやなニュースがきこえてくる
街は病気だね
毒が空をめぐってる

なんにもできないから
愛の唄をうたっていくよ
ことばのまゝに生きてゆけたら
そいつはむずかしいな
そいつは苦しすぎるよ

(※くり返し×2)


4.花一文目


5.幼い日に

作詞:南こうせつ
作曲:南こうせつ

石ころだらけの この道を
まっすぐ歩いて行くと
親せきの おばさんの家
僕の足音と 蝉の声が
遠く夏の空に こだまする

去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど
一人でここまで 来たのは はじめて

風に揺れてる 稲の影から
かすかに 見えて来た
やさしい おばさんの家
今年も 大きな スイカを食べられる
赤色かな黄色かな さあ 急ごう

去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど
一人でここまで 来たのは はじめて

大きな木の下で 汗をふけば
母ちゃんにもらって来た
ハンカチが まぶしい
向こうから手を振る 向こうから声がする
昔と同じ元気な おばさんの声

去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど
一人でここまで 来たのは はじめて
一人でここまで 来たのは はじめて
一人でここまで 来たのは はじめて


6.今日は雨

作詞:喜多條忠
作曲:南こうせつ

国道沿いの 二階の部屋では
目覚めるときに 天気がわかる
今日は雨 アスファルトに流れる雨を
大きな車が 轢いて走る
一人のベットで 眠り目覚めた
僕のさびしさも 轢いて走る 今日は雨
昨日ほどお前のことを 憎んだ夜はない

昨日のコーヒー 乾いた部屋では
消えゆく星の つらさがわかる
今日は雨 窓ガラスを流れる雨が
心の中まで つたって落ちる
一人のベットで 眠り目覚めた
寒い胸の中 つたって落ちる 今日は雨
こんな日は眠ろう 眠りたいだけ
こんな日は眠ろう 眠りたいだけ


7.粉雪


8.僕のグラフィティー


9.海になりたい


10.思い出にしてしまえるさ

作詞:岡本おさみ
作曲:南こうせつ

ぼくは旅を抱いて ねむるようになった
きみは淋しさと 話すようになった
いつも見送ってばかりいたって言って
手をふるんだね
旅立ちを 淋しくさせるんだね

また冬だよ もう一年たつね
思い出にしてしまえるさ

早く結婚してくれると 気が楽さって言うと
それっきり君は 話さないようになった
いつか ぼくでない他の男と
暮らしはじめるんだね
寝床を 温めあうんだね

また冬だよ もう一年たつね
思い出にしてしまえるさ

ぼくは風をつれて 歩くようになった
きみは夜と なじむようになった
まだひとりでいるなんて言って
ワインを 飲むんだね
都市(まち)に 住むんだね

また冬だよ もう一年たつね
思い出にしてしまえるさ


11.オハイオの月


12.にぎやかな夕暮れ


13.来年も来るよ


14.ねがい