1.River
作詞:北清水雄太
作曲:北清水雄太
恋をして傷ついた分の 涙たちが集まって河になる
それでも漕ぎ出さなきゃいけない
誰もが人生という航路を
夢を見て夢破れた分の 涙たちが集まって河になる
折れかけたオール握り締めて
果てしない水平線の向こうへ
どうしてぼくらは幸せの中で
永遠を生きれないの?
どうして愛する人たちといつか
サヨナラしなくちゃだめなの?
River 今はただ流れてこう がむしゃらに
どうしてぼくらは幸せの中で
永遠を生きれないの?
どうして愛する人たちといつか
サヨナラしなくちゃだめなの?
River その河に今はただこの身をまかせていこう
出逢いと別れ 繰り返す日々の
涙たちが集まって河になる
それでも漕ぎ出さなきゃいけない
誰もが人生という航路を
2.カイト
作詞:北清水雄太
作曲:北清水雄太
どうして そんなに窮屈な生き方ばかり選ぶの?
夢を飛ぶことが怖くて ほこりまみれのカイト
不安も寂しさも 流れてゆく雲は答えを知っている
同じ時代 同じ空を見てる 僕らは“独りじゃない”と
笑いながら 泣きながら
誰もが素敵な明日を待ってる
向かい風に oh 舞い上がれ
幸せの糸を たぐるような日々の中で
大人になる度 忘れるズル賢さばかり覚えた
下り電車 窓の外に あの日追いかけたカイト
黄昏の向こう 名前もない雲が街を輝かせる
小さな奇跡は降るんだ そこでうつむく誰かの為に
笑いながら 泣きながら
やっぱり素敵な今日が過ぎてく
追い風を ずっと探すより
幸せの糸をたぐるような 必死さが良い
出会えた人たち
繋がる夢のカケラ
これまでの日々
きっと間違いじゃない!
笑いながら 泣きながら
誰もが素敵な明日を待ってる
向かい風に oh 舞い上がれ
幸せの糸を たぐるように…
いつも
笑いながら 泣きながら
誰もが素敵な今を生きてる
輝く風を 両手に掴んで
幸せの糸をたぐりながら…
進めカイト
3.流星群
作詞:北清水雄太
作曲:北清水雄太
湿った土の匂いがしてた 僕らは朝を拒んでた
夏草がくすぐるグラウンドで 探してた流星群
震える言葉のカケラを 夜風が何度か邪魔して
見惚れてた白い肩先で 悪戯そうに笑う
思い出の中の君
そして僕等は大人になれずに
あの夜に胸さらわれたままで
輝いてたのは まだ見ぬ明日じゃなくて
イマだと知らずにいたね
校舎に掛かる時計の針は 静かに そう残酷に
未来を過去に変えながら 見つからない流星群
ざわめく気持ち隠しながら 並んで歩く帰り道で
最初に泣き出したのは 弱虫な二人じゃなく
思い出の中の空
そして僕等は大人になってく
痛みとかいつしか忘れながら
ありふれた今日に二度とは戻れないこと
本当は知っていたんだ
そして僕等は大人になれずに
あの夜に胸さわられたままで
輝いてたのは まだ見ぬ明日じゃなくて
イマだと知らずにいたね
探してる あの日の光を…
4.あいしてる
作詞:北清水雄太
作曲:北清水雄太
なぜ君想うだけでこんなにこんなに苦しいの
ああ息もつけないくらい恋しくて 切なくて
路地裏の小さなカフェ 他愛ない話積もる夜
幸せが泣けるから 冗談ばかり言うのさ
ねえ だらしないでしょ ねえ 可笑しいでしょ
巡り会えた瞬間から覚えた痛みが叫んでる
「あいしてる」って言葉じゃ足りないから
抱きしめるよ 何度でも
君がいないなら明日なんていらない
電話ひとつで困るほど そばにいてあげるよ
この広い惑星の中で 結びついた二つのタマシイ
傷つけてくれていい 君の痕が消えないよに
ねえ 大げさでしょ ねえ 調子いいでしょ
肩並べて見上げた空 身勝手に二人の未来図を重ね
「あいしてる」って言葉じゃ足りないなら
確かめてよ 何度でも
君がいるから明日も生きてゆける
甘え下手な指先を そっと迎えに行くよ
「あいしてる」って言葉じゃ足りないから
抱きしめるよ 何度でも
君がいないなら明日なんていらない
電話ひとつで困るほど そばにいてあげるよ
「あいしてる」って思い切り伝えるんだ
握った手に思い込めて
君と二人で 明日から生きてゆこう
甘え下手な指先が 今強く答えてくれる
5.タオルケットの唄
作詞:北清水雄太
作曲:北清水雄太
ああ 宅急便で届いた小さなダンボール 日溜まりの手紙
“ちゃんと部屋を片付けなさい”
読み返す小言にあなたの顔が浮かぶ
ベッドにもぐり込む子供達に
聞かせてくれた子守唄
今でも…今でも…優しく響いてる
叱る声さえ たまらなく愛しく
懐かしく思えます
出てきた薄手のタオルケット
なんだか暖かいな
ああ ケータイの中で呼吸をしている 不慣れに列んだ文字たち
“いつでも帰っておいで”
呟く「ただいま」 茜の空に溶けてく
怖い夢から目が覚めた朝
あの日覗いたキッチンで
こっそり見つけた 強い女性の涙
時に暮らしの中にある辛さも
微笑みに変えてくれてたね
苦手だったメール 間違いだらけで
おかしくて ただ会いたくて
叱る声さえ たまらなく愛しく
懐かしく思い出しています
出てきた薄手のタオルケット
やっぱり片付かない部屋で
6.夜の公園
作詞:北清水雄太
作曲:北清水雄太
秋の気配が包む並木道 誰かの声に目をやれば
昔の恋が街路樹でかくれんぼ
いつかの別れ思い出す 寂れたストアの前で
フェンスにもたれ通り行く人波を
見送るよ 今日は
ああ北風に 凍えそうなブランコ
思い出の揺りかごみたいに
何故だろう
今更この胸弾ませてく…
夜の公園 君と二人きり
声ひそめ話してた 現在と少し違う未来
月に照らされ潤んだ唇
形のない筈の愛に 確かに触れられた気がした
最終電車も行き 明かりの消えた駅を抜ける
季節外れの打ち上げ花火が何処かで鳴って消えた
ああ偶然に 街で君に出会ったら
変わらぬ眩しい笑顔に
「幸せ?」と聞かれて
この胸張れるだろうか…
夜の公園 きっと忘れない
好きだって思えるよ 夢と少し違う現実も
月に照らされ一人帰る道
形のない筈の愛を 今なら伝えられたのかな
君との日々をずっと忘れない
くすぶった痛みなら 時がやがて輝かせるよ
月は優しく今日も浮かんでる
いつの日か尋ねてくれないか
迷わず「幸せ」と言うから
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