まごころの花

北川ゆきえ まごころの花歌詞
1.まごころの花

作詞:水木れいじ
作曲:朝月廣臣

あなたひとりの 身体じゃないと
傘をさしかけ 濡れる女(やつ)
惚れたのさ…惚れたのさ…
そんなおまえに 惚れたのさ…
俺の命に すがって咲いた
なさけ一輪 まごころの花

酔ってつぶれた あの日の俺を
そっと支えた 細い肩
惚れたのさ…惚れたのさ…
返しきれない 借りがある…
雨に嵐に 散らせるものか
守りぬきたい まごころの花

梅の小枝に おみくじ結び
はしゃぐ姿の いじらしさ
惚れたのさ…惚れたのさ…
明日(あす)もおまえと ふたりづれ…
せめて人並 幸せひとつ
春を呼ぶよな まごころの花


2.門出酒

作詞:水木れいじ
作曲:朝月廣臣

おとこ花道 駈(か)け出すからにゃ
踏まれ蹴られは 覚悟だぜ
勝つか負けるか 人生勝負…
むかう嵐に 眉あげて
グッと呑みほす 門出酒

惚れたあの娘(こ)は 花なら蕾(つぼみ)
俺に咲いたら 刺をもつ
別れ涙か 遣(や)らずの雨か…
わざとつれなく 背を向けて
未練たちきる 門出酒

人の値打ちが 生きてく道が
浴びたうぶ湯で 決まるのか
何も言うまい 憂き世のことは…
誠ひとすじ この命
賭けて明日(あした)へ 門出酒