1.恋は紅いバラ
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
I love you, yes I do
愛しているよと 君に云いたくて
そのくせ 怖いのさ
君に今度 逢うまでに
みつけておこうね その勇気を
I love you, yes I do
夜空に歌えば 僕の心に
恋の炎は 燃える
(セリフ)「僕は君が好きなんだ
だけど だけど そいつが云えないんだな
でもね 僕は君を幸せにする自信はあるんだ」
僕と今度 逢う時は
黙ってお受けよ この愛を
I love you, yes I do
恋とは 男の 胸に息づく
紅いバラの 花
2.君といつまでも
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
ふたりを夕やみが つつむ この窓辺に
あしたも すばらしい しあわせがくるだろう
君のひとみは 星とかがやき
恋する この胸は 炎と燃えている
大空そめてゆく 夕陽いろあせても
ふたりの心は 変らない いつまでも
(セリフ)「幸せだなァ 僕は君といる時が一番幸せなんだ
僕は死ぬまで君を離さないぞ、いいだろ」
君はそよかぜに 髪を梳かせて
やさしく この僕の しとねにしておくれ
今宵も日がくれて 時は去りゆくとも
ふたりの想いは 変らない いつまでも
3.夜空の星
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
僕のゆくところへ ついておいでよ
夜空にはあんなに 星がひかる
どこまでも ふたりで歩いてゆこう
恋人よ その手をひいてあげよう
約束しよう つなぎあった指は はなさないと
泣かないで 君には僕がいるぜ
涙なんてふいて 笑ってごらん
僕のゆくところへ ついておいでよ
夜空にはあんなに 星がともる
どこまでも ふたりで愛してゆこう
恋人よ 幸せ僕があげよう
約束しよう 君とだいた夢は わすれないと
僕のゆくところへ ついておいでよ
夜空にはあんなに 星がうたう
4.お嫁においで
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
もしもこの舟で 君の幸せ見つけたら
すぐに帰るから 僕のお嫁においで
月もなく淋しい 闇い夜も
僕にうたう 君の微笑み
舟が見えたなら ぬれた身体で 駈けてこい
珊瑚でこさえた 紅い指輪あげよう
もしもこの海で 君の幸せ見つけたら
すぐに帰るから 僕のお嫁においで
波も夢を見てる 星の夜は
僕にゆれる 君のささやき
舟が見えたなら ぬれた身体でとんでこい
空へ抱きあげて もえるくちづけしよう
5.夕陽は赤く
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
夕陽赤く 地平の果て
今日も沈み 時は逝く
はるかとおき 君住む町
ひとりしのぶ 旅の日よ
心に秘めた恋 その名を呼べば
むなしく返るは谺(こだま)よ 君よ眠れ
また逢う日を 夢見るような 星あかり
心に秘めた恋 その名を呼べば
むなしく返るは谺よ 君よ眠れ
また逢う日を 夢見るような 星あかり
6.ある日渚に
作詞:弾厚作
作曲:弾厚作
渚によせる 光る波は
やさし君とぼくの 愛をよぶしらべ
忘れはしない 可愛いあのえくぼ
なつかしいほほえみ 胸に抱きしめて
ひとりでゆうべ見た 君の夢
めざめれば淋しく 鴎がとんでいた
君待つ船に 今は人もなく
せつなくぼくは 君の名を呼ぶさ
(セリフ)
「涙が出そうだ、なぜ君はここにいないんだい
ぼくは君を待ってるよ、どんな事があってもね」
ひとりでゆうべ見た 君の夢
めざめれば淋しく 鴎がとんでいた
君待つ船に 今は人もなく
せつなくぼくは 君の名を呼ぶさ
7.蒼い星くず
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
たった一人の日暮れに
見上げる空の星くず
僕と君の ふたつの愛が
風にふるえて 光っているぜ
君と別れた あの夜
思い出させる 星空
君の星は あんなに蒼く
どうして今宵は うるんでいるの
風よ伝えてよ あの娘に
遠く離れていようと
僕の想いは 変らない
どうぞ泣かないで
たった一人の日暮れに
見上げる空の星くず
僕と君の ふたつの愛が
風にふるえて 光っているぜ
風よ伝えてよ あの娘に
遠く離れていようと
僕の想いは 変らない
どうぞ泣かないで
たった一人の日暮れに
見上げる空の星くず
僕と君の ふたつの愛が
風にふるえて 光っているぜ
光ってる
8.旅人よ
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
風にふるえる 緑の草原
たどる瞳かがやく 若き旅人よ
おききはるかな 空に鐘がなる
遠いふるさとにいる 母の歌に似て
やがて冬がつめたい 雪をはこぶだろう
君の若い足あと
胸に燃える恋も 埋めて
草は 枯れても
いのち 果てるまで
君よ 夢をこころに
若き旅人よ
赤い雲ゆく 夕陽の草原
たどる心やさしい 若き旅人よ
ごらんはるかな 空を鳥がゆく
遠いふるさとにきく 雲の歌に似て
やがて深いしじまが 星をかざるだろう
君のあつい想い出
胸にうるむ夢を 埋めて
時は ゆくとも
いのち 果てるまで
君よ 夢をこころに
若き旅人よ
9.夜空を仰いで
作詞:弾厚作
作曲:弾厚作
夜空を仰いで 数える 星も
君のいない砂浜は 淋しいぜ
かがやくつぶらな君の瞳を
見せておくれ 夢にでも 側にきて
僕はいつでも 君の面影 しのんで歌ってる
君は何故で僕のことを 思っていてくれるの
歌おう 明日の 虹を ふたりで
消えぬ 愛の幸せよ とこしえに
(セリフ)
「さみしいなあ 君がいないとつまんねえや
僕は君とはなれていられないんだ 愛してる」
遠い空に なつかしい 思い出 うかべて歌う僕
君はいつでも 僕のこと 愛していてくれるね
昏れゆく 波間に 君を呼んでいる
僕の声が きこえるかい 逢いたいな
10.心の海
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
鴎(とり)のつばさ 濡らしながら
歌え僕の 心の海
今日も独り 膝を抱いて
きこう海の やさしい声を
よせて又かえす 若き日の夢よ
広くはてもない 希望の旅路よ
波の底に 誰も知らない
愛をひめた 僕の海よ
虹のしぶき 映しながら
歌え僕の 心の海
今日も独り 砂の上に
きこう海の 言葉だけを
ちかく又とおい 愛のふるさとよ
はるか幸せを ささやく水面よ
もえる想い しずめながら
いつも青き 僕の海よ
11.君のために
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
蒼き海に向い 君のために誓う
とおいとおい日まで 変らぬ心
はるか沖をすべる 汐風に追われた
大きな帆の船に 君をのせよう
渚に手をつなぐ 二人の胸に
ただひとすじ 燃えるような
恋の歓び
白き耳に透ける やさしい陽の光り
君のために僕は 暮らして来たのさ
(セリフ)
「夢みたいだなァ 君みたいなすてきな人に
逢えるなんて いつまでも僕の側にいてくれよ ネ」
渚に手をつなぐ ふたりの胸に
ただひとすじ 燃えるような
恋の歓び
灼けた頬にうかぶ いとしい微笑みよ
君のために僕は 歌って行くのさ
12.美しいヴィーナス
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
あゝ美しいヴィーナス 鳶いろの恋人
若い俺たちのヴィーナス 海にいた恋人
俺のものでも 誰のものでもない
波の泡のひとつから 生れた娘さ
あゝ黒い瞳のヴィーナス 海ばかり見ないで
たとえ恋人がいても 俺たちと遊ぼう
俺は一人で 夕やみにかくれて
ほんとのことを云うなら くちづけしたいよ
あゝ黒い瞳のヴィーナス 海ばかり見ないで
たとえ恋人がいても 俺たちと遊ぼう
13.二人だけの海
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
君のために渚で
ひとりかなでる 心の歌
つぶらな瞳を 青空のなかに
うかべては つまびく愛の歌
君と別れた日から
また逢うときを 待ちつづけて
波間にただよう 夕月のような
ほほえみが 歌えばなつかしい
君のために渚で
ひとりかなでる 心の歌
君がいないから 夏も色あせて
秋もただ 君が恋しいだけ
きっと逢えるねきっと
雪がやさしく とける明日
渚を走ろう 君をこの胸に
抱きしめよう 二人だけの海で
抱きしめよう
14.光進丸
作詞:松本隆
作曲:弾厚作
桟橋に立つ 君の肩から
海鳥たちが 飛び立ってゆく
ラットを握る 俺を見つめて
涙で何か話しかける
出航前のあわただしさに
そこだけ時が止まったようだ
心ひとつの海の仲間が
綱といて船に乗る
江ノ島、三崎、大島越えて
新島、式根、三宅島まで
Sail On! 光進丸よ 俺を銀色の海へ誘え!
Sail On! 光進丸よ 俺の夢乗せて海へ羽撃け!
別れはいつも苦手なものさ
海図をたどる指も止まるよ
昨日の夢は陸に捨てよう
水平線の向うが未来
港へ残る白い水の尾
手を振る君がもう点になる
岬の風に振り向く俺は
海の男の顔だろう
御子元、石邸、遠州越えて
的矢、紀伊で黒潮にのる
Sail On! 光進丸よ 俺を銀色の海へ誘え!
Sail On! 光進丸よ 俺の夢乗せて海へ羽撃け!
15.湘南ひき潮
作詞:松本隆
作曲:弾厚作
湘南ひき潮 砂の中のサンダル
賑わった海の家を秋風が消して行く
君は水着をバスケットにしまって
灼けた肌袖にかくし街へ行くバスに乗る
8月の熱い砂が
冷えて行く秋に
色の褪せた愛を抱いて
君が振り向く
手紙を書くわと頬をかたく凍らせ
一夏の想い出手に都会の少女になる
淋しさを走る風と
翳り行く陽射し
砂に残る靴の跡に
君が浮かぶよ
16.ぼくの妹に
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
ぼくの妹なら 愛ひとすじに
生きぬいておくれ
一人の人に
小さい頃 ぼくを慕って
駆けてきた君よ
それがこの頃 ぼくも眩しい
美しい娘さ
涙うかべながら 打明けた恋
ぼくがついているよ 幸せになろう
(セリフ)
「よかったな! うれしいよ!
どんな事があっても くじけるなよ、
ぼくの妹だろ」
愛するとは 信じることさ
君ならば できる
どんなときにも 優しいまごころ
なくては いけない
そばにいなくなれば
淋しいけれど
ぼくはただ君が 幸せならいい
17.海 その愛
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
海に抱かれて 男ならば
たとえ破れても もえる夢を持とう
海に抱かれて 男ならば
たとえ独りでも 星をよみながら
波の上を 行こう
海よ俺の海よ 大きなその愛よ
男の想いを その胸に抱きとめて
あしたの希望(のぞみ)を
俺たちにくれるのだ
海に抱かれて 男ならば
たとえ一つでも いのちあずけよう
海に抱かれて 男ならば
たとえ一度でも 嵐のりこえて
遠い国へ行こう
海よ俺の母よ 大きなその愛よ
男のむなしさ ふところに抱き寄せて
忘れさせるのさ
やすらぎをくれるのだ
海よ俺の海よ 大きなその愛よ
男の想いを その胸に抱きとめて
あしたの希望(のぞみ)を
俺たちにくれるのだ
18.フェアウェル(今は別れの時)
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
別れのときが来たようだ
思い出をくれてありがとう
さよならめぐりあう日を
僕らは信じよう
太陽は一度消えても
あしたは海からまた昇る
笑いながら空高く
手を振りあおう
この宇宙の中で
今心かよわせ
明日へ続くものを
育てあおう
僕らは旅人どうしで
いつか君にまたあうだろう
その日まで君と夢
暖めあおう
魂を照らす灯
愛こそ君と僕のきずな
見つめながら空高く
手を振りあおう
19.さらばオーシャン
作詞:阿久悠
作曲:加藤邦彦
飛び立つ鳥は 心を残さない
波をかすめて 翼を濡らすだけ
あいつが去って ここからひとりきり
風に唇あわせて歌うだけ
鳥よ So long
いつかまた逢おう
お前に同じ一途さを見たよ
鳥よ So long
赤い帆に戻れ
傷つきながら行くことはないよ
さらば さらば
さらば オーシャン
夢はまだ遠い
星降る夜の想いは果てしなく
光る銀河に手紙を流すよう
あいつはどこか小島にたどりつき
翼たたんで 夢見ているだろうか
鳥よ Good luck
きっとまた逢おう
お前もきっとそう思う筈さ
鳥よ Good luck
ふり向いておくれ
海原こえる旅人じゃないか
さらば さらば
さらば オーシャン
夢はまだ遠い
さらば さらば
さらば オーシャン
夢はまだ遠い
さらば さらば
さらば オーシャン
夢はまだ遠い
20.ちょっとだけストレンジャー
作詞:安井かずみ
作曲:加藤邦彦
何んにももたず
ちょっとだけ ストレンジャー
旅に出よう どこかへ
多分 君に
電話もしない
ちょっとだけ ストレンジャー
グッドバイナウ
ひとりで行けば
ちょっとだけ ストレンジャー
二・三日だけ 気ままに
君に黙って
愛している
心はストレンジャー
グッドバイナウ
山あいの風に
吹かれながら
たまには 都会の人生から
離れて ストレンジャー
ちょっとだけ ストレンジャー
緑の草原を
さまよいながら
ふと 自分自身に
気がつくだろう
淋しいけれど
ちょっとだけ ストレンジャー
心の底の涙は
君に見せない
夕陽が赤い
ちょっとだけ ストレンジャー
グッドバイナウ
|