仲井戸麗市 絵歌詞
1.ホームタウン

作詞:仲井戸麗市
作曲:仲井戸麗市

ジェファーソン・エアプレインに 飛び乗って
緑の広場に 着陸できたら
風と月のCafeで お茶でも飲もう

そこが俺の ホームタウン
そこが俺の ホームタウン

気の狂った馬に 跨がって騒いで
トレビの泉で 落ち逢えたら
ギターを手に入れ バンドで遊ぼう

そこが俺の ホームタウン
そこが俺の ホームタウン

ピンクのキャデラックで 夜明けをぶっ飛ばして
全ての支配者達 煙に巻いたら
偽物セントラルパークで 恋をしよう

そこが俺の ホームタウン 確か
そこが俺の ホームタウン

夜空の終列車に 乗り込んで
迷子の天使達 見つけ出したら
新しい家に 連れて帰ろう
そこが俺の ホームタウン 確か
そこが俺の ホームタウン 確か
そこが俺の ホームタウン だって
そこが俺の遠い ホームタウン

俺の ホームタウン
遠い ホームタウン
浮かぶ ホームタウン
沈む ホームタウン
俺の ホームタウン
遠い ホームタウン.....


2.夜のピクニック

作詞:仲井戸麗市
作曲:仲井戸麗市

魅惑の夜は お前を連れて
ベッドを抜け出して 遠い星まで歩いて行こう
知らない国への とても奇妙な
不思議なピクニック
夜のピクニック

光差し込む夜は お前を誘って
ベッドを抜け出して どこの星へ歩いて行こう
知らない国への とても奇妙な
不思議なピクニック
夜のピクニック

着の身気ままに 肩の荷を降ろして
あるはずのない 海で山で遊ぼう
Ah お前と この限りある
帰りの時間まで それまで

妖しい夜は お前を起こして
ベッドを抜け出して 違う星まで歩いて行こう
知らない国への とても奇妙な
不思議なピクニック
夜のピクニック

着の身気ままに 肩の荷を降ろして
あるはずのない 海で山で遊ぼう
Ah お前と この限りある
迎えの車が来るまで それまで

光を感じた夜は お前を連れて
ベッドを抜け出して 遠い星まで歩いて行こう
知らない国への とても奇妙な
不思議なピクニック
夜のピクニック


3.ジャングル

作詞:仲井戸麗市
作曲:仲井戸麗市

俺の秘かな遊び場さ yeah yeah yeah
確実に 獲物を撃つ
他とは違う 別の秩序とルールを 手にする
そこは無国籍
ジャングル ジャングル ジャングル

俺の秘かな遊び場さ yeah yeah yeah
確実に 鋭気を得る
他ではありえぬ 無限の力と知恵 手にする
そこは無国籍
ジャングル ジャングル ジャングル

滅びゆく大地を耕し
流れを変え 草木を植えよう
..........
古い意識のハーレムを出て
新たな意識を祝おう 俺のジャングルで

俺の秘かな遊び場さ yeah yeah yeah
確実に 敵を撒く
他では見られぬ 無類の静けさ 目にする
そこは無国籍
ジャングル ジャングル ジャングル

滅びゆく大地を耕し
流れを変え 草木を植えよう
..........
古い意識のハ-レムを出て
新たな意識を祝おう 俺のジャングルで

入れ 俺のジャングルに 深く入れ
ジャングル 俺のジャングル
入れ 俺のジャングルに 深く入れ
入れ 俺のジャングルに 深く入れ
入れ 入れ 入れ ジャングル
俺のジャングル 深くジャングル
入れジャングル 俺のジャングル
俺のジャングル


4.ムード21

作詞:仲井戸麗市
作曲:仲井戸麗市

世界中が躍起になって 騒いでるこの時期
明日のこと平和のことで 躍起になってる
経済 貿易 国交回復
宇宙開発 資源開発 その他 諸々
人々は積極的に 躍起になってる

そんな時 困ったことに 俺ときたら
そんな時代に 生きてるくせに 俺ときたら
引っ込み思案

無い物など 何もないほど 一見豊かで
そこそこの自由も そこそこ味わえる
仕事 趣味 恋愛 芸術
スポーツ レジャー その他 諸々
その気になれば そこそこの自由も味わえる

そんな時 困ったことに 俺ときたら
そんな時代に 生きてるくせに 俺ときたら
引っ込み思案

何も変じゃない 誰も変じゃない
俺も変じゃない 特別変じゃない
いい事も悪い事も 大差はない
それ程ない

この星のエネルギーが 底をついても
人類の進歩は 底知れぬ
科学の発達 技術の改革 頭脳の開発 意識の革命
人類の進歩は 底知れぬ

そんな時 困ったことに 俺ときたら
そんな時代に 生きてるくせに 俺ときたら
引っ込み思案

何も変じゃない 誰も変じゃない
俺も変じゃない 特別変じゃない
いい事も悪い事も 大差はない
それ程ない

今こそ世界中が 手を結び
この星の未来を 探すとき
害対策 政治の建て直し
宇宙開発 資源開発 環境保護 諸々
今こそ世界は 目を覚ませ

そんな時 困ったことに 俺ときたら
そんな時代に 生きてるくせに 俺ときたら
引っ込み思案

引っ込み思案 今時
引っ込み思案
引っ込み思案
引っ込み思案
引っ込み思案
引っ込み思案 Oh......


5.少女達へ

作詞:仲井戸麗市
作曲:仲井戸麗市

ボーレ むさぼーれ ボーレボーレ むさぼーれ
ボーレボーレ むさぼーれ ボーレボーレ むさぼーれ

優美 隠微に むさぼーれ
究極の快楽を ふしだらに
歪んで むさぼーれ とこしえの快楽を

ボーレ むさぼーれ ボーレボーレ むさぼーれ
ボーレボーレ むさぼーれ ボーレボーレ むさぼーれ

優美 隠微に むさぼーれ
究極の快楽を ふしだらに
歪んで むさぼーれ 行きつくまでの 快楽を

ごたくならべ 強がりすぎ行く
虚しき無意味な夜より
遥かな宇宙へ 突き刺さる
希望の思想を 胸に抱いた
無邪気な君の心 信じよう Oh yeah

ボーレ むさぼーれ ボーレボーレ むさぼーれ
ボーレボーレ むさぼーれ ボーレボーレ むさぼーれ

優美 隠微に むさぼーれ
究極の快楽を ふしだらに
歪んで むさぼーれ とこしえの快楽を

生き抜くスピードに 及びもつかぬ
力なき はかなき言葉より
遥か宇宙へ 突き刺さる
希望の思想を 胸に抱いた
無邪気な君の心 信じよう Oh yeah

ボーレ むさぼーれ ボーレボーレ むさぼーれ
ボーレボーレ むさぼーれ ボーレボーレ むさぼーれ
ボーレボーレ むさぼーれ むさぼーれ むさぼーれ
むさぼーれ むさぼーれ むさぼーれ


6.グロテスク

作詞:仲井戸麗市
作曲:仲井戸麗市

グロテスク グロテスク グロテスク
グロテスク グロテスク グロテスク

世界は 社会は グロテスク 画面は 場面は グロテスク
やり口 手口は グロテスク
レポーター キャスター グロテスク
日増しに 見出しは グロテスク
フィクション ノンフィクション グロテスク 見てる俺さえ グロテスク

グロテスク グロテスク グロテスク
グロテスク グロテスク グロテスク

紳士は 淑女は グロテスク 爽やか しとやか グロテスク
裕福 たらふく グロテスク
不和不和 平和は グロテスク
純愛 恋愛 グロテスク
ノーマル アブノーマル グロテスク ホザいてる俺こそ グロテスク

理由なき まして たわいなくも ありえる狂気の
無知の涙と微笑み それさえ やがて売りに 出されるだろう
俺もそれを買う 一人かも
誰もがそれを 楽しむかも
だからって どうって事でもない
そういうグロテスク

世界は 社会は グロテスク 画面は 場面は グロテスク
やり口 手口は グロテスク
レポーター キャスター グロテスク
日増しに 見出しは グロテスク
フィクション ノンフィクション グロテスク 見てる俺こそ グロテスク

理由なき まして たわいなくも ありえる狂気の
無知の涙と微笑み それさえ やがて売りに 出されるだろう
俺もそれを買う 一人かも
誰もがそれを 楽しむかも
だからって どうって事でもない
そういうグロテスク


7.慕情

作詞:仲井戸麗市
作曲:仲井戸麗市

ほら ねぇ 来てごらん
はやく ねえ こっちへ
今夜 空に 穴があいたよ
僕らが 通り抜けられそうな

ほら ねぇ 見てごらん
はやく ねえ 窓の外
今夜 空に 穴があいたよ
そっと向こう側 覗いてみようか

君の大切な人が 僕らを見て 微笑んでる
さあ 泣きやんで
君の大切な人が 僕らを見て 微笑んでる
さあ 泣きやんで みんなを連れて

ほら ねぇ 来てごらん
はやく ねえ 見てごらん
今夜 空に 穴があいたよ
僕らが 通り抜けられそうな.....


8.ねぇHISAKO~自由の風


9.エピローグ

作詞:仲井戸麗市
作曲:仲井戸麗市

たかが知れてる社会に たかが知れてる自由さ
けちな都をうつむき歩く 俺もたかが知れてる
去り行く君に エピローグを捧げよう

誰を責めても虚しい 昨日を悔やんでも意味がない
けちな都で浮いてる 痩せた空元気も虚しい
去り行く君に エピロ-グを捧げよう

まぶしい季節を歌おうか 燃えたぎる情熱を
蒼く輝く都を駆け抜ける 遠い夏がまぶしい
去り行く君に エピローグを捧げよう

思い出せない人達 忘れられないひととき
けちな記憶にさまよってる 古き新しさなぞってる
去り行く君に エピローグを捧げよう

今夜ダンスを踊ろう ここでダンスを踊ろう
今こそダンスを踊ろう もう一度ダンスを踊ろう 今こそ

とぼけてあそこにつっ立ってる奴は 新宿署の敏腕さ
たむろす都 浮かれ道行く 俺達が鼻につくらしい
去り行く君に エピローグを捧げよう

誰も数を競ってる どこも数で争ってる
けちな都を駆け抜けりゃ 俺も数に怯えてる
去り行く君に エピローグを捧げよう

今夜ダンスを踊ろう ここでダンスを踊ろう
今こそダンスを踊ろう もう一度ダンスを踊ろう 今こそ

たかが知れてる社会に たかが知れてる自由さ
人の為にと家を出といて 自分の為に生きてる
去り行く君に エピローグを捧げよう

たかが知れてる社会に たかが知れてる自由さ
けちな都をうつむき歩く 俺もたかが知れてる
去り行く君に エピローグを捧げよう

去り行く君に エピローグを贈ろう
去り行く時代へ エピローグを捧げよう
これが君へのプロローグになれ
去り行く君へ エピローグを捧げよう.....


10.ホーボーへ(アメリカン・フォークソングへのレクイエム)

作詞:仲井戸麗市
作曲:仲井戸麗市

他へ行こう 他へ行こう 他へ行こう
他へ行こう 他へ行こう 他へ行こう
どこへでも ホーボーへ ホーボーへ

この太った産業社会の 屋根の下
無数の夜の隠れ家で うごめく夜の兄弟
夢敗れし人の住む街
皿の上 何よりのご馳走 好物の自由を食べて

他へ行こう 他へ行こう 他へ行こう
他へ行こう 他へ行こう 他へ行こう
どこへでも ホーボーへ ホーボーへ

そのきらめく鉄と石 セルロイドの森の中
命の家族の待つ戸口で 眠りにつく夜の兄弟
夢壊れし人の帰る丘
皿の上 何よりのご馳走 好物の自由を食べて

他へ行こう 他へ行こう 他へ行こう
他へ行こう 他へ行こう 他へ行こう
どこへでも ホーボーへ ホーボーへ

月の砂漠でいっぷく 太陽の岸辺で水浴び
ダイヤモンドの墓石枕に キャンプする夜の兄弟
夢追いし人の幻の街
皿の上 何よりのご馳走 好物の自由をさあ食べて

他へ行こう 他へ行こう 他へ行こう
他へ行こう 他へ行こう 他へ行こう
どこへでも ホーボーへ ホーボーへ
ホーボーへ ホーボーへ 方々へ


11.スケッチ'89・夏


12.潮騒

作詞:仲井戸麗市
作曲:仲井戸麗市

誰もお前を からかったりしない
お待ちかねブラウス 夏の風にひる返して
今日一日 海にでも居ようよ ねぇ
遥か沖まで ボートを漕ぎだそうか
二人だけでさぁ

誰もお前を 傷つけたりしない
待ちわびた麦わら 夏の光にひる返して
今日一日 海にでも居ようよ ねぇ
遥か沖まで ボートを漕ぎだそうか
休みの国まで

過ぎ行く太陽の季節
過ぎ去る太陽の季節
過ぎ去った太陽の季節

誰もお前を 追いつめたりしない
はき忘れサンダル 夏の坂道駆け下りて
今日一日 海にでも居ようよ ねぇ
遥か沖まで ボートを漕ぎだそうか
休みの国まで

過ぎ行く太陽の季節
過ぎ去った太陽の季節
短い太陽の季節
過ぎゆく太陽の季節..........