中村雅俊 涙歌詞
1.涙

作詞:都志見隆
作曲:都志見隆

悲しみの海原 何度乗り越えたか
その舟に誰かを乗せて走れるのか
立ち直れないほどに
心揺さぶられ
生まれて来た意味を
探しにこの世の旅に出る

男はどうする
涙をどうする
背負った荷物の
重さに泣き崩れ
そんな時代もあったよと
死ぬとき笑えりゃそれでいい

抱きしめたあの日のちいさな愛ひとつ
守れない男に誰が夢を託す
酒なら浴びればいい
眠れば朝は来る
傷つく弱さなら
まとめて自分に唾を吐け

男はどうする
明日をどうする
生きてくつらさを
いくつ笑えるだろう
空に向かって旗をあげ
涙をこらえて舟を漕げ

男はどうする
それからどうする
ひと間の部屋から
見た夢は果てなく
たどりつけずに行き先を
途中で変えても同じなら
そのまま行くのが男だろ


2.すみれ色の空に

作詞:マシコタツロウ
作曲:マシコタツロウ

たった一度のお前の旅路に 贈る花束は派手ではないけど
すみれ色したひとやすみの空 小さな幸せ汗して守れよ

正直が馬鹿なもんか 真実の拳だから
嘘の剣など粉々に 信じたなら負けるな

泣き濡れた夜の向こうに まぶしすぎる朝が来る
笑われてもそうさ 傷つけるよりましだろう
心に一輪の愛が 咲いていればそれでいい
風がほら花びらを揺らせば さあ歩き出せ

いいとこばかり見せていたいけど 駄目な所こそ受け入れてもらえ
当り散らしてそれでも誰かの胸で眠りたい それが男だろう

謝り台詞探して 言葉選ぶくらいなら
静かに背中で言ってやれ「俺からもう離れるな」

泣き濡れた夜の向こうに まぶしすぎる朝が来る
解りあえぬ悲しみ 届かない願いもある
迷うときこそが人生さ 右も左も明日
答えならそこにある 過去など もう振り向くな

泣き濡れた夜の向こうに まぶしすぎる朝が来る
笑われてもそうさ 傷つけるよりましだろう
心に一輪の愛が 咲いていればそれでいい
風がほら花びらを揺らせば
すみれ色したひとやすみの空 小さな幸せ汗して守れよ