1.冷えたビールが ないなんて
作詞:ムーンライダーズ文芸部
作曲:ムーンライダーズ軽音楽部
仕事が終わって一息ついて
ビールがないとダメよ
いろんなお酒数々ある
でも ビールじゃないとダメよ
冷えたビールがないなんて
誰か5分で買ってこいよ
なけりゃとても恋しくて
昼に飲めば めでたくて
一気は古いぞメートルあがって
ビールがないとダメよ
鉄管ビールじゃすぐぬるくなる
ビールじゃないとダメよ
恋愛と同じでコップは小で
何度も飲むのが通よ
大きなコップじゃすぐぬるくなる
つぎ足さないのが通よ
冷えたビールがないなんて
誰か1分で買ってこいよ
なけりゃとても恋しくて
夜に飲めば 切なくて
可愛いあの娘と 一息ついて
ビールがないとダメよ
大勢きまった野球を見てて
ビールじゃないとダメよ
なけりゃとても恋しくて
可愛いあの娘と 一息ついて
ビールがないとダメよ
可愛いあの娘が 帰ったあとも
ビールがないとダメよ
可愛いあの娘と さよならした日にゃ
ビールがないとダメよ
可愛いあの娘と 出会った日にゃそりゃ
ビールじゃないとダメよ
2.海の家
作詞:Moonriders
作曲:Moonriders
夏休みから
9月はもうすぐ
永遠の恋愛
そんなものあるわきゃない
この広い砂浜の
どこに書いてあるんだろう
恋に終わりがないのなら (本当にそうならね)
海にピタリの二人だね
青い空の下 かけぬけて
ころぼうよ まぶしいとこで
子供が忘れていったような
この海の家の前で (海の家の前で)
ここで二人が
けんかをしても
永遠の中の
ちょっとした汽笛でしかない
この澄んだ大空が
どこに陰作るんだろう
恋の終わりが見えるなら (本当にそうならね)
ここがピタリの二人だね
青い空の下 かけるより
休もうよ すずしいとこで
子供が忘れていったような
この海の家で (この海の家で)
恋に二人がもどるなら (本当にそうならね)
今がピタリの時なんだな
青い西の空 染まる前
帰ろうよ 車のほうへ
子供が こわしていったような
この海に続く道を (海に続く道を)
恋に終わりがないなんて (本当にないならね)
海にピタリの二人だね
青い空の下 果てるまで
暮らそうよ 名もないとこで
子供が捨てていったような
この海の家で (この海の家で)
3.HAPPY/BLUE'95(シングル・ヴァージョン)
作詞:鈴木慶一・白井良明
作曲:白井良明
楽しくやろう 今日ぐらいは
いつも悲しい 事ばかり
耳に穴をあけたなら 軽いかな
ザラザラな ぼくの心
ザラザラな 君の素顔
クサビ型した バラ色のタトゥー
それHAPPYといれよう 重いかな
いつでもブルーじゃ いけないって
誰かが言ってたのは 正しいな これからは
くちぐせにするよ 目が覚めたら
仕事さがす前に
かがやく若さが じゃまでしかたない
落ちこみがちだよ ぼくら
今がすべてだと 言いきれない でも
明日もわからない ぼくら
ぼくの考える 億万時間は 君の感じてる 一瞬
ちがいがあるよ ぼくら 気にする事はないよ
これが 愛
ガラガラの電車に乗って
コナゴナの街を走る
誰かをキズつけようと
かまわない 愛 ぼくらは 愛…
分母がブルーで 分子がハッピー
誰かが言ってたのは 正しいな 夕暮れに
誰かが言ってたのは 素晴らしいな 暗がりで
誰かが言ってたのは あたってるな 二つ目の
くちぐせにするよ 朝おきたら
ふえる ひとり言が
4.幸せの洪水の前で
作詞:鈴木慶一
作曲:白井良明
君のすべて 手に入れたあとに
愛の倫理 確かめたら
昨日よりも 少しだけ今日は
愛してる そうつぶやいた
幸せの洪水 目の前にして
君とぼくの未来はもう 水の中 沈んでく
愛してるって 言っても 間にあわない
君の右手を 離さない
産まれた時 手にいれたものは
百万の 幸せのかけら
昨日よりも 強い高波を
求めて 走ってきた
幸せの洪水 目の前にして
ただ立ちすくむだけで もう
子供達 大人達
運ぶ舟も 間にあわない
朝のニュースも 間にあわない
紙の言葉に すがれない
君の 右手を 離さない
昨日よりは 長く生きれない
溢れる 幸せ 持っても
海が粉々に 砕けてく
サーフボード 降りる時がもう
すぐそこで 渦巻いて
舟は何を乗せてゆく
舟は何を捨ててゆく
波の先に辿りつけない
幸せ 掴む 手が沈む
愛してるって言っても 間にあわない
君の右手を 離さない
5.僕は走って灰になる
作詞:鈴木博文
作曲:武川雅寛
とある冬の街角で
貨物列車に飛び乗った
きみの妹 今はもう
野原の中をかけている
とある冬の街角で
きみが選んだ自由は
アフリカ象に化けること
見事に失敗したけれど
とある冬の街角で
ぼくはきみに電話した
逃げ道なんかないことを
ぼくはきみから教わった
とある冬の街角で
朝がコートに凍りつく
きみはかけても豚だけど
ぼくは走って灰になる
6.さよならは夜明けの夢に
作詞:HIROBUMI SUZUKI
作曲:TOHRU OKUDA
おやすみのKissは未だ
夜明けまでに荷物まとめて
ドアをそっと開ければ
いつものように
星空に月は笑う
窓には指で書いた
透き通る書き置き残し
ドアをそっと閉じれば
思い出だけが
流れる夜露となって
見捨てられたパパとママ
なにもかも好きにさせたのに
あの娘は遠い処
見捨てられたパパとママ
なにもかも好きにさせたのに
あの娘は遠い処
レモネードにパイの朝
髪を撫る大きな手の
パパのginの匂いを
忘れたのかい
さよならは夜明けの夢に
7.BEATITUDE
作詞:鈴木慶一
作曲:鈴木慶一
かがやくなら 地の果ての陽をあびて
ささやくなら 耳もとで二人して
※夢の数だけなら 負けはしない
キズの数をかぞえたら十万億
とどけよ Beatitude
カルマにまみれて※
忘れるなら ヒューマノイドであることを
愛するなら 女たちの体がいい
(※くり返し)
戦うなら 快楽のじゃまする奴と
いのるなら 胸の中の自由さに
(※くり返し)
8.Kのトランク
作詞:佐藤奈々子
作曲:岡田徹
遠いパノラマ 光の速さで
もうお別れさ さようなら さようなら
住み慣れた 二十世紀の街
花火のように 過去が消える
誰よりも先に 旅の支度 終えた今
Kのトランク あの唄を 連れてゆこう
I can't live without a rose
バラがなくちゃ 生きてゆけない
遠いパノラマ 光の速さで
もう帰れない さようなら さようなら
住み慣れた 二十世紀の街
暗い未来に いつしか漂よう
誰よりも先に 旅の孤独感じてる
Kのトランク あけてみよう あの唄を
I can't live without a rose
バラがなくちゃ 生きてゆけない
I can't live without a rose
バラがなくちゃ 生きてゆけない
9.ニットキャップマン
作詞:糸井重里
作曲:岡田徹
山田川のほとりの
テトラポットのとぎれる所
三畳くらいの空地があって
そこにフジオさんが住んでいた
うすら寒い三月
テトラポットのすきまの穴に
パチンコ帰りの散歩をしてた
ぼくが落ちて足をくじいた
ずぶぬれのぼくを背負い家まで
連れていってくれた オー フジオさん
川岸を息をあらげ家まで
急ぎ足で歩く オー フジオさん
ダシの効いた感じの
ニットキャップのお似合いな人
常田富士男にそっくりなので
ぼくはフジオさんと呼んでいた
やがて夏が来たけど
ニットキャップはかぶったままで
煮しめたみたいなTシャツ着てた(mmm)
フジオさんは生きていた
知り合って何カ月か ンー ぼくらは
女のことだとか バクチのこと
くだらない話したり ビールを
飲んで川を見てた オー フジオさん
知り合って 6ヶ月で オー 別れた
女たちはいたが オー フジオさん
死んじまった男なんて ンー いないよ
誰に知らせようか オー フジオさん
オー フジオさん
いつもつながれてた雑種ドックが
声をからして
たぶん助けを呼んでたのだろう
ぼくはフジオさんを見つけた
山田川のほとりの
テトラポットのとぎれる所
三畳くらいの空地のそばで
そばでフジオさんは死んでいた
誰に会いたかったのか?
オー フジオさん
墓はどこにしようか?
オー フジオさん
犬はどうしようか?
オー フジオさん
誰に知らせようか?
オー フジオさん
オー フジオさん
オー フジオさん
10.Beep Beep Be オーライ
作詞:橿渕哲郎
作曲:橿渕哲郎
もう恋はいらない
ひどい奴さ 君は
過ぎ行く夏よ 海に残れ
熱い砂に置き去りか
バスが出る Beep Beep Be オーライ
バスが出る Beep Beep Be オーライ
甘い罠を君に
かけたつもりだった
去り行く恋よ 海に残れ
熱い夜に もう一度
バスが出る Beep Beep Be オーライ
バスが出る Beep Beep Be オーライ
もう恋はいらない
夏の嵐 待ち
せめて今夜 涙のパーティ
熱い眼差し 熱い恋
バスが出る Beep Beep Be オーライ
バスが出る Beep Beep Be オーライ
せめて今夜 涙のパーティ
熱い眼差し 熱い恋
バスが出る Beep Beep Be オーライ
バスが出る Beep Beep Beep Beep
Beep Beep Be オーライ
11.マスカット・ココナッツ・バナナ・メロン
作詞:鈴木慶一
作曲:岡田徹
恋の女神 僕に教えておくれ
よく熟れた果実 その食べ方を
皮むきゃのぞく秘密 紅玉のふちどり
熟れすぎちゃ 罪の味がしないのさ
君のこと チョットだけつまむなら
僕のハートはドキドキ
君のこと チョットだけしゃぶるなら
僕のポケットは もうハレツしそう
おいしいバナナ 僕と二人で食べよう
いつまでも子供じゃ いたくないでしょう
冷たいメロン甘い 一切分けよう
とりたてのやつが 最高なのさ
君のこと チョットだけつまむなら
僕のハートはドキドキ
君のこと チョットだけしゃぶるなら
僕のポケットは もうハレツしそう
恋の女神 僕に教えておくれ
よく熟れた果実 その食べ方を
皮むきゃのぞく秘密 紅玉のふちどり
熟れすぎちゃ 罪の味がしないのさ
君のこと チョットだけつまむなら
僕のハートはドキドキ
君のこと チョットだけしゃぶるなら
僕のポケットは もうハレツしそう
12.夏の日のオーガズム
作詞:鈴木慶一・鈴木博文
作曲:ムーンライダーズ
I Love You
こんな娘とは 2度と会えない
I Want You
こんな言葉 2度と言えない
きみといたらぼくは
誰よりも男らしく
きみといたらぼくは
空みたいに黙って
強く抱きしめてやる
I'm In Love
ハトを飼ってるんだぼく
I'm In Love
ツメをのばしてるんだね キミ
ぼくらのオーガズム
長く感じていたい
きょうのオーガズム
明日も感じていたい
きみといたら夏は
何よりも素敵なもの
きみといたら夏は
愛みたいに輝やき
ぼくはとてもうれしい
I'm In Love
夢を見てたいんだ ぼく
I'm In Love
今を生きているんだね キミ
ぼくらのオーガズム
長く感じていたい
真夏のオーガズム
秋も感じていたい
I Love You
こんな娘とは 2度と会えない
I Want You
こんな言葉 2度と言えない
I'm In Love
夢を見てたいんだ ぼく
I'm In Love
今を生きているんだね キミ
ぼくらのオーガズム
長く感じていたい
きょうのオーガズム
明日も感じていたい
ぼくらのオーガズム
長く感じていたい
真夏のオーガズム
秋も感じていたい
13.6つの来し方行く末
作詞:鈴木慶一
作曲:岡田徹
八月に生まれ 影を落とし
探してる間に 月日は経ち
夏が来ると 思うのは 日差し眩しくて
失った物が 浮かび上がればと
十一月には コートはおって
悲しみの住処(すみか)暖めるよ
白い崖の 上に立ち 風を吸い込んで
これまでの道を 吹き飛ばせればと
師走に生まれて 語ることは
あんまり無いけど 一言 言おう
次の年が 来るたびに すべてを忘れて
赤子の姿で 朝寝出来ればと
二月の終わりは いつなんだろう
考え過ぎても 仕方無いこと
春も夏も 秋冬も いつも僕たちは
仕事をしてきた それでいいんだろうと
四月が毎日 続くのなら
花あげられるよ 彼も君も
お誕生日 じゃなくても 気にすることはない
昨日今日明日 生き続ければと
五月の半ばに 一つ増える
歳を数えたら ここにいるのが
解ることも たくさんある 解らないことも
消えて増えてくよ 夏が来ようとも
14.みんなくたばるサァサァサァ
ムーンライダーズ feat. yoko
作詞:米たにヨシトモ
作曲:鈴木慶一
いつかは みぃんな くたばるサ〜
くたばる くたばる くたばるサ〜
仕事で 家庭で 学校で
現代人は 板挟み
ジレンマ妖怪 もういいかい?
責任 ずっしり ぺっちゃんこ
どうせ 死んだら 地獄行き
それなら うたた寝 天国サ〜
いつかは みぃんな くたばるサ〜
くたばる くたばる くたばるサ〜
く〜か む〜にゃむにゃ ぐ〜す〜ぴ〜
ひとまず 夢見て 忘れときゃ 天国サ〜♪
ストレス いっぱい 抱えてる
人間界は 忙しい
メンヘラ妖怪 もういいかい?
心も 体も ぼ〜ろぼろ
死んで 花見も 咲きゃしない
それなら お風呂サ 極楽サ〜
いつかは みぃんな くたばるサ〜
くたばる くたばる くたばるサ〜
ざぶ〜ん ちゃ〜ぷちゃぷ ゆ〜ら〜ゆら
のんびり 湯舟に 浸かっときゃ 極楽サ〜♪
名誉も 地位も 金もない
何をするのも めんどくさい
ノンポリ妖怪 もういいかい?
グータラ おさぼり エスケープ
死ぬ気 ないけど 予算ゼロ
それなら お散歩 最高サ〜
いつかは みぃんな くたばるサ〜
くたばる くたばる くたばるサ〜
ぴょ〜ん ぶ〜らぶら とっとこと
とにかく 呑気に うろつけば 最高サ〜♪
生きてりゃ みぃんな くたばるサ〜
くたばる 日までは 死ねないサ〜
「生きちょるサ〜 」
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