1.また明日
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
サヨナラなんて 言葉はもう 消えてなくなれ
誰でもきっと 出来ればずっと 泣きたくないもんな
仕方がないか そういうもんか 生きてる限り
別れはいつも 出会った時 始まってんだろう
言えるかよ 言えるかよ 今さら青臭い言葉
笑うんだよ 笑うんだよ いつものように今日も
悲しい事 寂しい事 増えてゆくのに
人はどうして 必死になって 生き延びようとする?
言えるかよ 言えるかよ 今さら青臭い言葉
笑うんだよ 笑うんだよ いつものように今日も
認めないさ 受け入れないさ もうこれ以上
どんな顔で 見送りゃいいんだ? 分からないだろう
言えるかよ 言えるかよ 今さら青臭い言葉
歌うんだよ 歌うんだよ いつものように今日も
何にも変わってないのによ 皺だけどんどん増えてゆく
涙はちっとも枯れないし 子供の時と同じだ
生き続けるって事は 取り残されるって事か?
お別れはもううんざりだ サヨナラはもう勘弁だ
どこへも行くな
2.ロックンロール
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
ロックンロールはずっと流れてる 10代の頃から流れてる
泣きベソかいてた時にも 眠たい授業の時にも
ロックンロールはずっと流れてる 20を越えても流れてる
彼女と過ごした夜にも 上京したての朝にも
いつだってバカみたいに10年後も20年後も
ロックンロールは続いてく どこにもたどり着かず続いてく
ロックンロールはずっと流れてる 30を越えても流れてる
子供が生まれた時にも 薬でつぶれた時にも
ロックンロールはずっと流れてる 40を越えても流れてる
胃カメラ飲み込んだ朝にも 病院の部屋で過ごした夜にも
いつだってバカみたいに10年後も20年後も
ロックンロールは続いてく どこにもたどり着かないで
進歩も成長もしないままで そのままで
何にも変わらず続いてく 迷いのない声で続いてく
ロックンロールがある時止まった 無言でどっかへ行ってしまった
あったかい春を待たないで 心臓の音だけを残して
何ヶ月がたったある朝 ロックンロールはまたやってきた
何にも変わってないのに 心の奥まで届いてた
いつだってバカみたいに10年後も20年後も
ロックンロールは続いてく どこにもたどり着かないで
進歩も成長もしないままで そのままで
何にも変わらず続いてく 迷いのない声で続いてく
ロックンロールはずっと続いてる
ロックンロールはずっと続いてる
ロックンロールはずっと続いてる
ロックンロールはずっと続いてく
ヘイ ロックンロール
3.エンドロール
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介・常田真太郎
パンクした自転車を引きずって 帰り道を歩いてた
走れなくなった乗り物は 鉄クズと同じだ
荷物は重たい 駅前は暗い 家までいったいあと何分?
途方に暮れて 見上げた夜空に 何万光年前の星の声
吠えても吠えても風に滑るだけ 誰にも届いてないのかも
知らないうちに裸にされて 知らないうちに負けていく
正しい事って何だろう? 悪い奴ってどんな顔してるんだろう?
夢って昔は何色だった? 疑問符ばっかり増えるよな
あの時失くした笑顔の行方?
今ではタンスの何段目?
あの時こぼした涙の行方?
たましいの隅っこを濡らして消えた
エンドロール エンドロール ただ呆然と待ってるだけで
エンドロール エンドロール 何もしない波風立てず
日々の暮らしに埋もれてにじんでく 忘れちゃいけない事ほど
はがしたかさぶたをなめながら こっそり自分に失望する
睡眠剤6錠頼むから俺を 早くどっかへ連れていってくれ
何もなかったような顔をして 死にそびれている真夜中に
あの時出会った絶望の行方?
雨だれと一緒に軒の下
あの時忘れた欲望の行方?
少しの小銭と一緒にポケットの中
エンドロール エンドロール まだ安全と逃げ込むだけで
エンドロール エンドロール 何にもできない役にも立たず
春の匂いが雑踏の中で 今か今かと待ちわびてる頃
全てを根こそぎさらってく映像をテレビは映す
酒の力で消そうとする
30分後に一度目吐いて その1時間後に二度目を吐いた
吐きだしたものは浅ましさか?
胃液じゃ溶けない後ろめたさか?
あの時生まれた空しさの行方?
今でもずっと同じところ
あの時ついた溜め息の行方?
今でもやっぱり同じところ
エンドロール エンドロール ただ人間と名乗ってるだけで
エンドロール エンドロール 何にもできない肉のクズ
エンドロール エンドロール 誰か俺を罵ってくれ
エンドロール エンドロール 立てなくなるまでなじってくれ
ハッピーエンドじゃなかったのか?
ハッピーエンドにはならないのか?
ハッピーエンドに変えられないのか?
おい!そろそろ誰か俺に教えてくれよ!
ああ ロックンロールを鳴らしてくれ
ああ ロックンロールを鳴らしてくれ
ああ でっかい音で鳴らしてくれ
ああ ロックンロールを鳴らしておくれ
君に 今すぐ会いに行く
君に 今すぐ会いに行く
君に 今すぐ会いに行く
40年後 公園のベンチで 誰かが耳をすました時
遠い夜空の彼方から 俺の声が聞こえたらいいのにな
4.旅待ち
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
旅に出よう 今だけぼんやり寝ぼけたふりをして
忘れてみよう いい事も悪い事もそうさ
真面目過ぎたんだきっと 寝苦しい夜なのに
頭を抱えてみたり 言い過ぎたり黙ったり
ためらう気持ちを ちょっと飛ばして
飲めないお酒を飲むのもいいだろう
全部捨てるんじゃないぜ 忘れてあげるだけ
いつでも思い出せるように
全部捨てたらダメなんだ 見えない場所に隠すんだ
いつでも取り出せるところに
旅に出よう 今だけぼんやり寝ぼけたふりをして
忘れてみよう いい事も悪い事もそうさ
真夜中にじっと見つめてる 夜道の影の向こう側
自由になんかなれなくて 自分になんかなれないで
何だか無精に会いたくなってる
君と出会った頃の笑顔に
全部捨てるんじゃないぜ 忘れてあげるだけ
いつでも思い出せるように
全部捨てたらダメなんだ 見えない場所に隠すんだ
いつでも取り出せるところに
旅に出よう 今だけぼんやり寝ぼけたふりをして
忘れてみよう いい事も悪い事もそうさ
5.人生 GOES ON
6.SO LIFE
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
恥ずかしい話ですが でたらめに生きてます
恥ずかしい話ですが 頼りなく見えてます
恥ずかしい話ですが 未来に干されてます
恥ずかしい話ですが いつになく揺れてます
恥ずかしい話ですが ピントはずれてます
恥ずかしい話ですが いつまでも逃げてます
恥ずかしい話ですが きっとニセモノです
恥ずかしい話ですが 本当は愛してます
BABY IT'S SO RIGHT SO RIGHT SO RIGHT
BABY IT'S SO RIGHT SO RIGHT そうLIFE
恥ずかしい話ですが 挨拶は苦手です
恥ずかしい話ですが お腹を壊してます
恥ずかしい話ですが 夜更かしをしています
恥ずかしい話ですが おそらく幸せです
恥ずかしい話ですが 少しだけ病んでます
恥ずかしい話ですが 本音を隠してます
恥ずかしい話ですが 終点を越えてます
恥ずかしい話ですが でもまだ行けそうです
BABY IT'S SO RIGHT SO RIGHT SO RIGHT
BABY IT'S SO RIGHT SO RIGHT そうLIFE
恥ずかしい話ですが 朝日に目が眩みます
恥ずかしい話ですが 夕陽にたそがれます
恥ずかしい話ですが 何かにすがってます
恥ずかしい話ですが 涙がこぼれてます
BABY IT'S SO RIGHT SO RIGHT SO RIGHT
BABY IT'S SO RIGHT SO RIGHT SO RIGHT
BABY IT'S SO RIGHT SO RIGHT そうLIFE
BABY IT'S SO RIGHT
7.夏のにおい
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
草笛吹いて靴のかかとを 引きずって帰った
あの夏が笑っている
東京のぜまい空が好きだ
刻まれてくすんだ色の空を
時々見上げて 小さくうなずく
ため息が夢をまた潰して
舌打ちが風の中に消える
そんな時決まって そっと振り返れば
まるで一人 子供の頃に 見ていたような夕焼けの色と
草笛吹いて靴のかかとを 引きずって帰った
あの夏が笑っている
そんな時決まって そっと振り返れば
まるで一人 子供の頃に 見ていたような夕焼けの色と
道草しながらお腹すかせて 空き地で吸い込んだ夏草の匂い
草笛吹いて靴のかかとを 引きずって帰った
あの夏が笑っている
8.なれのはて
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
旅の果て 夢の果て 成れの果て
走るだけ 枯れるだけ でもやるしかないんだぜ
今の話をしよう 過去や未来じゃなく
今出来る事しよう とりあえず飯を食えよ
やぁ誰でも本気さ それなりに必死さ
空回りしてても じたばた生きて行けよ
旅の果て 夢の果て 成れの果て
走るだけ 枯れるだけ でもやるしかないんだぜ
肩書きは捨てよう 今夜限りでいい
昔のようにやろう 終電はまだ先だ
やぁ頑張ってるのさ みんなそれぞれさ
腰が抜けるぐらい たまには笑ってみろ
旅の果て 夢の果て 成れの果て
走るだけ 枯れるだけ でもやるしかないんだぜ
旅の果て 夢の果て 成れの果て
走るだけ 枯れるだけ でもやるしかないんだぜ
闇の果て 鬱の果て 成れの果てまで
走るだけ バテるだけ でもやるしかないんだぜ
やるしかないんだぜ
9.246
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
手の平をひろげて 何となく見ている
入り組んだしわが 行き先なんだろうか?
ノートをひろげて 未来って字を書いた
びっくりするぐらいに 頼りなく見えた
寝息をたててる 君の横っ腹が
膨らんで縮んで 繰り返している
にじむ にじむ ぼんやり にじむ
にじむ にじむ 明日が にじむ
僕らが立っている この場所はもろくて
あっけなく壊れる あっけなく消える
僕らが暮らしている この星はもろくて
あふれる涙が 今日も支えている
悲しい出来事や 憎しみは消えない
笑いじわの奥に 刻まれていく
にじむ にじむ じんわり にじむ
にじむ にじむ 心が にじむ
夜明け前の2人へ 枯れるまで歌えよ
幕は下ろさない 舞台は続く
スポットライトを照らせ それぞれの道へ
にじむ にじむ じんわり にじむ
にじむ にじむ 世界が にじむ
にじんで にじんで たくさん にじんで
にじんで にじんで 虹の橋になれ
10.ひとつだけ
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
どんづまりの時代 ふんづまりの時代 分刻みの時代
見離して消えたい
壊れてゆく世界 崩れてゆく世界 離れてゆく世界
見届けていきたい 見届けていきたい
愛している 愛している 何回でも わめきながら ああ
愛されてる 愛されてる しびれるほど うめきながら ああ
何となく言いたい 少しだけ言いたい ひとつだけ言いたい
少しだけ抱きしめて下さい
寂しさの正体 空しさの正体 優しさの正体
いつか見てやりたい
愛している 愛している 何回でも わめきながら ああ
愛されてる 愛されてる しびれるほど うめきながら ああ
風が響く未来 花が開く未来 歌が響く未来
君に残したい 君に残したい
11.煮込んでロック
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
夕べ食べたカレーライス 味が薄くて水っぽい
今夜食べる頃には きっとおいしくなってる
夕べずっとうなされた 夢の中の殺し屋
今夜眠る頃には きっと愛しくなってる
じっくり寝かしていこうぜ 答えを急ぐな すぐ
たっぷり煮込んでいこうぜ コクと旨味がにじみ出る日まで
火を絶やすなよ 気を緩めるな 目を離すなよ
もっと煮込んでロック
さっきまで抱えてた 何もしたくない気分
明日目覚める頃には きっと忘れちゃってる
じっくり寝かしていこうぜ 時間に浸してやれ
たっぷり煮込んでいこうぜ コクと旨味がにじみ出る日まで
火を絶やすなよ 気を緩めるな 目を離すなよ
もっと煮込んでロック
ずっと煮込んでロック
12.宛てのない歌
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
宛てのない歌を歌おう
全てを帳消しにしてしまうために
宛てのない歌を歌おう
全てを両手で抱きしめるために
宛てのない歌を歌おう
全ての出来事を忘れるために
宛てのない歌を歌おう
全ての出来事を思い出すために
短い夕焼けが 街を通りすぎ
子供達の声が 路地の向こうへ 消えてゆく
歌は 歌は どこへたどり着くんだろう? 響くんだろう?
誰か 誰か 想い焦がれてる人の胸のそばに 寄り添うだろうか?
寂しい朝焼けが 街を色づけて
子供達の声が どこからか 聞こえてくる
歌は 歌は どこへたどり着くんだろう? 響くんだろう?
誰か 誰か 夢に潰されてしまいそうな人の 胸の奥へ
歌は 歌は どこへたどり着けばいいんだろう? 響けばいい?
届け 届け 迷わないで君の胸の奥へまっすぐ 届いてくれ
13.天使
作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介
三日月が浮かんだ夜 君と少し歩いた
2つの夢を振り返って
声に出さないで 笑いあった
穏やかに流れてゆく 時間は柔らかくて
このままずっと続くような
もう2人は2度と会えないのに
天使が逃げてった 2人の影を残したまま
天使が僕ら2人を 遠い所へ 連れてってくれる
そんな気がした
悲しいくらい心地いい風 女の人 犬を連れて
同じ歩幅同じ速度で
「いいしつけだね」って 彼女は言った
何気ない日々何気ない顔 想い出して歩いていた
胸の中を流れる
2人の歌はもう同じじゃない
天使が逃げてった 2人の影を残したまま
天使が僕ら2人を 遠い所へ 連れてってくれれば
ずっと一緒だった
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