暫存

デューク・エイセス 暫存歌詞
1.女ひとり

作詞:永六輔
作曲:いずみたく

京都 大原 三千院
恋に疲れた女がひとり
結城に塩瀬の素描の帯が
池の水面にゆれていた
京都 大原 三千院
恋に疲れた女がひとり

京都 栂尾 高山寺
恋に疲れた女がひとり
大島つむぎにつづれ帯が
影を落した石だたみ
京都 栂尾 高山寺
恋に疲れた女がひとり

京都 嵐山 大覚寺
恋に疲れた女がひとり
塩沢がすりに名古屋帯
耳をすませば滝の音
京都 嵐山 大覚寺
恋に疲れた女がひとり


2.鉄人28号

作詞:三木鷄郎
作曲:三木鷄郎

ビルのまちに ガオー
夜のハイウエーに ガオー

ダダダダ ダーンと たまがくる
ババババ バーンと はれつする
ビューンと 飛んでく 鉄人28号

あるときは 正義の味方
あるときは 悪魔のてさき
いいも わるいいも リモコンしだい
鉄人! 鉄人! どこへゆく
ビューンと 飛んでく 鉄人28号

ビルのまちに ガオー
夜のハイウエーに ガオー

ダダダダ ダーンと たまがくる
ババババ バーンと はれつする
ビューンと 飛んでく 鉄人28号

手をにぎれ 正義の味方
たたきつぶせ 悪魔のてさき
敵にわたすな 大事なリモコン
鉄人! 鉄人! はやくゆけ
ビューンと 飛んでく 鉄人28号


3.かに道楽

作詞:伊野上のぼる
作曲:キダ・タロー

ぴんとハサミを打ちふり上げて
活きのいいのが気にいった
獲れ獲れぴちぴち かに料理
味で夢よぶ 味で人よぶ
かに道楽は
同じのれんの味つづき

かにはかにでも日本海の
海にもまれた本場の味だ
獲れ獲れぴちぴち かに料理
味で夢よぶ かにの網元
かに道楽は
同じのれんの味つづき

一度通えばうまさのとりこ
磯の香りや蝦夷の茶屋
獲れ獲れぴちぴち かに料理
味で夢よぶ 味で人よぶ
かに道楽は
同じのれんの味つづき
Uh Ah


4.遊星少年パピイ

作詞:三木鶏郎
作曲:三木鶏郎

たちまち変わる ピー パピイ
みるみる変わる ピー パピイ
地球の上を 掃除しろ
悪者たちを おっぱらえ
遊星少年パピィ 遊星少年パピィ

ピーイッ パピイ ピピピピ パピイ

どんな敵が出て来ても
ガンとあたればへいちゃらさ
ピー パピイと 高く跳べ
ピー パピイと おいつめろ
遊星少年パピイ 遊星少年パピイ


5.遊星仮面

作詞:三木鶏郎
作曲:三木鶏郎

「だれだ!?
ひと呼んで遊星仮面!」

戦争をやめろ 地球の危機がやってくる
その日その時現われた
マントとマスクの正義の子
その名は人呼んで遊星仮面
シュシュシュとうつ シュシュシュと飛ぶ
ウルトラシューター
ピュンと行く ピュンと来る
ロケットライダー
その名は人呼んで遊星仮面

戦争をやめろ 宇宙の敵がやってくる
その日その時現われた
マントとマスクの平和の子
その名は人呼んで遊星仮面
シュシュシュとうつ シュシュシュと飛ぶ
ウルトラシューター
ピュンと行く ピュンと来る
ロケットライダー
その名は人呼んで遊星仮面


6.吾も紅

作詞:笠木透
作曲:田口正和

葉げいとうがもえて 秋になった
秋がひかって 秋になった
私の心の 吾も紅
人知れずもえて 消えてゆくのか

日本海をこえて 渡ってきた
ツグミの群が 冬をよんでいる
そんなにさわぐな あわててなくな
秋よいそぐな せめて今だけは

くわの葉がくちて 秋になった
秋がにおって 秋になった
私の心の 吾も紅
人知れずもえて 消えてゆくのか

そこだけあい色に 染めたような
杉の林が 冬をよんでいる
そんなに暗く 静まりかえって
まだ秋なのに まだ秋なのに

私の心の 吾も紅
人知れずもえて 消えてゆくのか


7.星の旅人たち

作詞:石川優子
作曲:石川優子

時々 明日が見えなくなって
立ち止まり 振り向いて 灯りに惑う
それでも心は 傷つくたびに
優しさのひとかけら 掬いあげてる

この夜を飛び越えて 朝日の中へ
星の迷路を旅する人よ
胸の中 枯れない花が咲いてる
空に微笑みながら

過去から未来へ 時が流れて
出逢えたり 失くしたり 道は続く
どこかの街角 見知らぬ人と
触れ合って 行き過ぎて 思いは巡る

この夜を飛び越えて 朝日の中へ
星の迷路を旅する人よ
思いでの隣りで 夢が羽ばたく
涙の跡も消えて

この夜を飛び越えて 朝日の中へ
星の迷路を旅する人よ
今日よりきらめく 明日があるから
いつも心は歌う


8.野風増(お前が20才になったら)

作詞:伊奈二朗
作曲:山本寛之

お前が20才になったら 酒場で二人で飲みたいものだ
ぶっかき氷に焼酎入れて つまみはスルメかエイのひれ
お前が20才になったら 想い出話で飲みたいものだ
したたか飲んでダミ声上げて お前の20才を祝うのさ
いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい
いいか男は 大きな夢を持て
野風増 野風増 男は夢を持て……!!

お前が20才になったら 女の話で飲みたいものだ
惚れて振られた昔のことを 思い出してはにが笑い
お前が20才になったら 男同志飲みたいものだ
はしごはしごで明日を忘れ お前の20才を祝うのさ
いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい
いいか男は 大きな夢を持て
野風増 野風増 男は夢を持て……!!

お前が20才になったら 旅に出るのもいいじゃない
旅立つ朝は冷酒干して お前の門出を祝うのさ
いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい
いいか男は 大きな夢を持て
野風増 野風増 男は夢を持て……!!
野風増 野風増 男は夢を持て……!!


9.ハルピン1945年

作詞:なかにし礼
作曲:なかにし礼

あの日からハルピンは消えた
あの日から満州も消えた
幾年時はうつれど
忘れ得ぬ 幻のふるさとよ

私の死に場所はあの街だろう
私が眠るのもあの地だろう
青空に抱かれて キラキラと輝く
白い街ハルピン 幼い夢のあと
街にながれる ロシアの匂い
広場の花壇に咲く花びらよ
辻馬車が行くよ 蹄を鳴らして
キタイスカヤ街 モストワヤ街

プラチナスの葉 黄ばんできたら
それは厳しい 冬の訪れ
息もとぎえる 眉毛も凍る
指をちぎれる 涙も割れる
あの冬の寒さ あの愛の中を
シューバーを着込んで 歩いてみたい

私の出発はあの街だった
私の幕切れもあの地から
父母とくらしてペチカのある家よ
白い街ハルピン幼い夢のあと
凍りつく松花江 氷の上に
鈴の音のこして 消えてゆくよ
あの冬の寒さ あの雪をつかみ
涙を流して 歩いてみたい


10.美しい親友に

作詞:山川啓介
作曲:小田裕一郎

人生という重い荷物を
かわるがわる下げて
気がつけば ここまで来た
お前と二人で
子どもたちに 愛を食べさせ
若さも消えたけれど
おれだけは おぼえてるよ
まぶしいお前を
広いこの世界の 片隅の幸せ
相手役をありがとう 美しい親友よ

つらいことも 通りすぎれば
ただの昔話
笑ってる お前の目が
疲れをぬぐった
子供たちが 明日へ旅立ち
二人ぼっちになったら
若い日に語った夢
追おうよ もう一度
人生の真夏はいつしか過ぎたけど
ぬくもりは深くなる 美しい親友よ

人生の真夏はいつしか過ぎたけど
ぬくもりは深くなる 美しい親友よ


11.愛のエンターテイナー

作詞:山川啓介
作曲:小田裕一郎

悲しい時ゃ いつも
この店へ 来なよ
心うるおす 歌も
夢の味の 酒もある

重い靴を 脱ぎすて
裸足で はしゃげよ
辛い思いは みんな
汗に流せ しなやかに踊れ

When You're Lonely
Feeling Blue
ひとは 誰も 弱くて淋しい 羊なのさ
今夜は 美しい 獣に変われよ

幸せってやつは はにかみ屋だから
ちょいと目をはなせば
すぐに姿かくすのさ

若い陽は いつも
気まぐれに翳る
好きな人が いるなら
息の限り 追い続けなよ

When You're Tired
Feeling Small
疲れたなら
気軽に呼びなよ
口笛 吹き
そうとも 俺たちは
人生のエンターテイナー

When You're Tired
Feeling Small
疲れたなら
気軽に呼びなよ
口笛 吹き
そうとも 俺たちは
人生のエンターテイナー


12.あゝテンポイント

作詞:桂葉子
作曲:伊藤雪彦

走る運命(さだめ)に耐えぬいて
痛んだ 後肢(とも)で駆けあがる
淀の芝(ターフ)は雪模様
寒かろ 重かろ 辛かろう
あー悲運の名馬 テンポイント
勝つことだけに 生きてきた

忘れはしない 栄光の
有馬記念のゴール前
果たす雪辱 目がうるむ
かちどきどよめき ファンファーレ
あー悲運の名馬 テンポイント
王者の姿 いま一度

コントライトの血が騒ぐ
あのワカクモの血が走る
凱旋門に夢はせた
希望(のぞみ)が誇りが 散って行く
あー悲運の名馬 テンポイント
聞きたい せめて いななきを


13.寿限無の嘆き

作詞:池田豊和
作曲:和田昭治

子供が親を思えば 親孝行
親が子供を思えば 子ぼんのう
孝行に過ぎたるは ないけれど
横丁の親馬鹿ちゃんりんりん
生まれた子供に 可愛さあまり
つけて貰った この名前

寿限無寿限無 五こうのすりきれ
海砂利水魚の水行松 雲行松 風来松
食う寝る所に 住む所
油小路のぷち小路
パイポ〜〜のシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピー
ポンポコピーのポンポコピーの
長久命の長助

(八つぁん) たったっ大変〜たったっ大変だ
御隠居さん〜
「八つぁんどうしたい」
「もっともだ〜」
(熊さん) 罪つくりだよ 御隠居さん〜
御隠居 「八つぁん熊さん 何ですね
寿限無まで涙なんぞおながしで…」

ウェーン〜〜
可哀相だよ 御隠居さん
貴方のつけた あの名前
偉くて威勢も 良いけれど
幾ら何でも 長すぎらァ
ウェーン〜〜

御隠居 「いってえそれで 何うして
ふられたってんだい?」

(八つぁん) 此奴がそろそろ年頃でネ
(熊さん) 隣の街の子孫にネ
(寿限無) ホレちゃってネ 恋しちゃってネ
(八つぁん) ふらふらになっちゃってネ
(熊さん) それを打ち明けちゃってネ
(寿限無) ふられちゃったんだヨウ

ウェーン〜〜
可哀相だよ 御隠居さん
貴方のつけた あの名前
偉くて威勢も 良いけれど
幾ら何でも 長すぎらァ
ウェーン〜〜

御隠居 「いってえそれで 何うして
ふられたってんだい?」

お嬢さん 貴方は僕の太陽だ
太陽が無ければ この世は闇だ
闇のなかでは 貴方が見えぬ
貴方が見えなきゃ 心も闇だ
いつも明るい この世の為に
お嬢さん 貴方は僕と結婚するべきだ

女 「まあ素敵! ところで二人が結婚
したら貴方をいったい何て呼めば
良いの……」
(寿限無) 僕のこと
寿限無寿限無 五こうのすりきれ
海砂利水魚の水行松 雲行松 風来松
食う寝る所に 住む所
油小路のぷち小路
パイポ〜〜のシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピー
ポンポコピーのポンポコピーの
長久命の長助

御隠居 「いってえそれで 何うして
ふられたってんだい?」
ウェーン〜〜
可哀相だよ 御隠居さん
貴方のつけた あの名前
偉くて威勢も 良いけれど
幾ら何でも 長すぎらァ
ウェーン〜〜
(八つぁん) 非道え話だ 御隠居さん
(熊さん) 馬鹿げた話だ 御隠居さん
(寿限無) 焦れってえな ふたりとも
(八つぁん) 汗をふきふき 寿限無がね
(寿限無) 名前を云い終った 其の時にゃ
(熊さん) 娘は 娘は別の男と結ばれて
(寿限無) 子供がふたりも生まれてた

御隠居 「本当かね?」

子供が親を思えば 親孝行
親が子供を思えば 子ぼんのう
孝行に過ぎたるは ないけれど
横丁の親馬鹿ちゃんりんりん
生まれた子供に 可愛さあまり
つけて貰った この名前
寿限無寿限無 五こうのすりきれ
海砂利水魚の水行松 雲行松 風来松
食う寝る所に 住む所
油小路のぷち小路
パイポ〜〜のシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピー
ポンポコピーのポンポコピーの
長久命の長助


14.見上げてごらん夜の星を

作詞:永六輔
作曲:いずみたく

見上げてごらん夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せをうたってる
見上げてごらん夜の星を
ボクらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる

手をつなごうボクと
おいかけよう夢を
二人なら
苦しくなんかないさ

見上げてごらん夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せをうたってる
見上げてごらん夜の星を
ボクらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる


15.別れた人と

作詞:永六輔
作曲:いずみたく

別れた人と 神戸で逢った
みつめあって みつめあって
港まで だまって歩いた
ルルルル……
ポート・タワーに灯がともる

別れた人と 神戸で逢った
久し振りに 久し振りに
唇をかさねて 抱いた
ルルルル……
夜の六甲 街も寝ていた

別れた人と 神戸で逢った
何もきかず 何もきかず
あの時と 同じように
ルルルル……
涙ぐんで 別れて来たのさ


16.歌・仲間・愛-オープニング・バージョン-

作詞:和田誠
作曲:八木正生

闇の中に 光がさした
光の中で 地球が廻る
地球の上に 緑が茂り
地球の上に 鳥が生まれた
地球の上に そよ風吹いて
地球の上に 人が生まれた

人は狩りをし そして耕し
人は喜び そして悲しみ
人は愛して 歌が生まれた
歌こそ人 歌それは愛

一人で歌う 二人で歌う
三人で歌う 四人で歌う
みんなが歌う 世界が歌う
小鳥の歌を 大地の歌を
みんなが歌う 世界が歌う
光の歌を 宇宙の歌を

歌こそ仲間 歌こそ心
歌こそ人 歌それは愛
歌こそ仲間 歌こそ心
歌こそ人 歌それは愛


17.恋はトマト色

デューク・エイセス&中山千夏
作詞:永六輔
作曲:中村八大

あなたを
トマトが愛しています
あの娘は
それが言えないのです

トマトは淋しい片想い
一人で甘い夢をみます
夕焼けの中の二人
くちづけかわす二人
トマトの頬は真赤です

春は黄色い花びら
夏の緑に赤い実が
色づく頃二人は
愛しあえるでしょう
トマトの頬は真赤です

あなたを
トマトが愛しています
あの娘は
それが言えないのです

トマトは淋しい片想い
一人で甘い夢をみます
夕焼けの中の二人
くちづけかわす二人
トマトの頬は真赤です